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選手をサポートする男子ラクロス部マネージャーのホンネをご紹介!ーGo! Go! 課外活動~番外編~(前編)

『sful-成城だより』では、成城大学の課外活動の現在を伝える「Go! Go! 課外活動」という企画を連載しています。Vol.17では、選手をサポートする運動部マネージャーをフィーチャーし、男子ラクロス部とアメリカンフットボール部のマネージャーの皆さんの日々の活躍をお伝えしました。
その取材に際して、マネージャーの皆さんに事前アンケートを実施し、“運動部マネージャーあるある”として掲載しました。スペースの都合上載せられなかった回答の中にも興味深いものがたくさんあったため、取材のこぼれ話も含めた番外編として、運動部マネージャーのリアルとホンネを前・後編でご紹介します(アンケート・取材は2022年10月に実施)。
前編は男子ラクロス部マネージャーから!

「ファミリー」の中で選手を支える男子ラクロス部マネージャー

男子ラクロス部の部員は49人で、そのうち23人がマネージャーです。マネージャーの仕事は、タイマー計測、データ集計、ボール出し、ビデオ撮影、練習試合の審判などさまざま。それらを全員が持ち回りで担当しているそうです。平日は朝練、休日は他大学との合同練習や試合などを行っています。そんな男子ラクロス部のマネージャーに、いろいろと聞いてみました!

Q. マネージャーをしていて良かったと感じることは?

●選手の活躍を間近で見られること
●選手から感謝された時や、試合に勝てた時
●まわりを見て行動する力、発言をする力が身についたこと

選手が輝けるように、選手に寄り添い、近くで支えるマネージャーにとっては、何よりも選手の活躍やチームの勝利が喜びだという回答が多数ありました。また、スムーズかつ効率的に練習ができるように立ちまわったり、ミーティングで意見を述べたりする機会も多いため、周囲への気配りや発言力が身につくようです。このスキルがバイト先でも役立っているという声もありました。

Q.日々の活動で大変だと思うことは?

●とにかく朝が早いこと
●部活外の時間もたくさんの仕事がある

男子ラクロス部の練習は、基本的に平日の朝。午前7時台から始まることもあり、始発で練習に向かう人もいるので、部員たちは早朝から活動しています。また、ラクロス部のある高校が極端に少ないため、選手も含めてほぼ全員がラクロス初心者。ゆえに、練習以外の時間でラクロスのルールやテーピングのやり方を学ぶ必要があるそうです。ほかにも練習試合の調整やSNSでの情報発信などさまざまな仕事をこなすため、とにかくマネージャーは忙しい!

Q. 男子ラクロス部ならではの風習やルールはありますか?

●ファミリー制度
●飛んできたボールを体で受け止める&素手で直接キャッチしたら拍手!

男子ラクロス部には、選手とマネージャーの数人で構成する縦割りの「ファミリー制度」があるそうです。これは、朝練に遅れないように連絡を取り合う(起こし合う)ために設けられているとのこと。毎朝コミュニケーションをとるので、部員同士が学年を越えて仲良くなることにつながっています。練習中に飛び交うボールの扱いでも、体で受け止めたり見事にキャッチしたりするとみんなで称賛する独自の文化が。実際、練習を見学した時に思ったのですが、マネージャーの皆さんも選手に負けず劣らず、ボールさばきがとても上手でした!

Q. 男子ラクロス部の「マネージャーあるある」を教えてください。

●同じユニフォーム、ヘルメットでも選手のフォルムで誰か判断できる
●すっぴん&ジャージでどこにでも行ける
●メンタル強い人が多い。というか自ずとメンタルが強くなる

ユニフォームやヘルメットをつけていると、遠目では選手の特定が難しそうなものですが、毎日一緒に過ごしているマネージャーの皆さんは、筋肉の付き方や走り方で誰か特定できるそうです。また、朝練なのですっぴんのまま練習に行くこともしばしば。練習後はそのままジャージ姿で成城の街にあるおしゃれなかき氷屋さんにも行ってしまうそうです。そういう意味でも、メンタルは強いのかも!?

後編はアメリカンフットボール部のマネージャーが登場します。

文=sful取材チーム 写真=佐藤克秋、三浦伸一、成城学園
本記事の無断転載・複写を禁じます

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