成城学園

学校法人成城学園企画広報部が運営しています。教員コラム、成城の街と映画、成城の街と自然…

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学校法人成城学園企画広報部が運営しています。教員コラム、成城の街と映画、成城の街と自然、など7つのマガジンを掲載中。詳しくは「成城学園noteのご案内」記事をご覧ください。 成城学園website https://www.seijogakuen.ed.jp/

マガジン

  • 本を読む時間-中高生のための「読書のすすめ」-

    成城学園中学校高等学校の教員・生徒が、おすすめの本について紹介するコラムです。校内で配布している「読書のすすめ」を再編集してお届けします。 中高生に読んでもらいたい本を自然科学、社会、文学などいろいろな分野から取り上げています。

  • sful 取材ノートより

    成城学園在校生の保護者や卒業生、教職員に配布している広報誌『sful(エスフル)~成城だより』。その編集チームの取材ノートから、再編集した記事や誌面には収まりきらなかったエピソード、取材時の裏話的なコンテンツを掲載していきます。

  • 地獄谷ダイアリー

    様々な分野で活躍している成城学園初等学校の卒業生(現役生・社会人問わず)にインタビューをして、初等学校時代を振り返るコラムです。 「地獄谷」は初等学校生(成城っ子)に大人気の遊びのスポット。虫がいる、走り回れる、つくることができる…ときには一人にだってなれる「地獄谷」。 そんな「地獄谷」で過ごした成城っ子からのメッセージをお楽しみください。

  • 成城幼稚園たいこばしくん通信

    成城幼稚園の教員が、子どもたちと触れ合う中で感じたことを綴るコラムです。成城幼稚園公式ウェブサイトより転載しています。 たいこばしくんとは、子どもたちが大好きだった「たいこばし」という遊具の一部がモチーフとなっています。老朽化のため撤去されてしまった「たいこばし」の部品を利用して誕生した成城幼稚園のオリジナルキャラクターです。

  • SEIJO natureー成城の街と自然と学校の話ー

    2025年は成城学園移転100周年にあたります。成城学園の移転をきっかけとして発展した住宅街である世田谷区成城。100年前から自然との共存に配慮した居心地の良い環境を守り続けています。このマガジンでは、そんな成城の街と自然と成城学園の関わりについてご紹介していきます。

最近の記事

  • 固定された記事

成城学園noteのご案内

成城学園noteをご覧いただきありがとうございます。 このnoteでは成城大学や成城学園にまつわるコラムをお届けしております。 現在9本のマガジンを掲載していますので、興味を持っていただいた記事からお読みください。 また、不定期で学園内の取り組みや恐竜・化石ギャラリーについてもお伝えしています。 2024年9月追記 2024年9月よりアカウント名を「成城大学」から「成城学園」に変更いたしました。大学のみならず成城学園各校の取り組みや日常をお届けしてまいります。 ※アカウント

    • 嫌われる勇気

       この本はアドラー心理学を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。特にこの本には人間の永遠の問いである「人との関わり方」について多くの解決策やヒントが書かれています。SNSの発達で人とのコミュニケーションや関わり方が複雑になってしまったこの時代に、この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を

      • 将来についてじっくり考えられる場所 成城大学キャリアセンター

        2022年秋に大幅なリニューアルを行った成城大学キャリアセンター。学生や職員の意見をもとに作られたこの空間は、1人で、仲間と、またはキャリアカウンセラーと将来のキャリアについてじっくり考えられる場所となっています。今回は、2023年発行のVol.18で紹介した「ワザあり! 成城大学キャリアセンター」の記事を再編集してお届けします。 “学生目線”で細部までこだわり 誰もが立ち寄りたくなる場所に大学1号館にある成城大学キャリアセンターのリニューアルには学生団体「キャリアサポータ

        • 「助けて」といえる権利

           人生には、「こんなことがなぜ、私にふりかかってくるの?」と思うことに見舞われることがある。今、幸せで何不自由なく暮らしている人でも、長い人生のうちに起こりうる。その時、自力で、または家族や友人に助けてもらい、ピンチを無事に乗り越えられたらそれは幸運である。ただ時には、自分ではどうすることも出来ず、家族や友人にも頼れない、という八方塞がりの状況に陥ることもありうる。そんな時、心に砂が詰め込まれたような絶望的な気持ちになり、悲嘆にくれるかもしれない。打ちひしがれて、立ち直れず、

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        成城学園noteのご案内

        マガジン

        • 本を読む時間-中高生のための「読書のすすめ」-
          3本
        • sful 取材ノートより
          37本
        • 地獄谷ダイアリー
          1本
        • 成城幼稚園たいこばしくん通信
          5本
        • SEIJO natureー成城の街と自然と学校の話ー
          4本
        • 成城映画だより
          34本

        記事

          【恐竜日記10】秋も恐竜!写生会をはじめて開催します

          夏休み特別公開も終わり、落ち着いたかに見えた成城学園恐竜・化石ギャラリー。 実は新しい企画が進行していました。 10月19日、「きょうりゅう写生会」を初開催します。 そもそもなぜ写生会を開催することになったのかなぜいきなり写生会?と思いますよね。 実は来年、2025年は成城学園が現在の場所に移転して100周年にあたります。学校がこの地に移転したことを契機に、まわりに住宅街ができ発展してきた成城の街。100周年を記念して、地域の方々にもっと成城学園に親しんでもらおう!学校を訪

          【恐竜日記10】秋も恐竜!写生会をはじめて開催します

          成城学園オープン学園報ー2024年7月・8月、こんなことがありましたー

          成城学園の第3次中期計画「成城学園第2世紀プラン2030」では、「しなやかな知性・挑戦する意欲・共感する心」をいっそう大切にする教育へと進化・深化することを掲げています。 このnoteでは、成城学園の幼稚園から大学・大学院までの、日々のニュースを「しなやかな知性」「挑戦する意欲」「共感する心」に分類してお届けしていきます。成城学園の「最新ニュースまとめ」としてもご覧ください。 ※「しなやかな知性・挑戦する意欲・共感する心」の複数に該当する事例もありますが、最も特徴的と思われ

          成城学園オープン学園報ー2024年7月・8月、こんなことがありましたー

          ほねなしのはなし

           スポンジの話から始めたい。  知っている人も多いと思うが、高級なスポンジは生き物の死骸だ。もちろん台所で使っているお皿を洗うスポンジは化学製品(ウレタンフォーム)だけど、そもそも、スポンジを日本語にするとカイメン(海綿)で、海の生物なのである。とくに、浴室で使う高級品は、地中海などで生きていたものを、一旦、乾燥させて利用しているそうで、化学製品はこれに似せて作ったもの。種類は違うが、日本の海でも、岩場に行くと簡単に見つけることができる。  カイメンのからだはスカスカ。神経も

          ほねなしのはなし

          自分のペースで考えて表現する楽しさを知った初等学校

          今回の成城学園初等学校卒業生は・・・ 幼稚園から高等学校まで成城学園で過ごした石井千智(いしいちさと) さんは、高等学校を卒業後、2023年に多摩美術大学に入学しました。 石井さんにとって進路選択の土台となった、初等学校での学びや経験について、3年生からの担任である保坂弘之先生(通称ほっちゃん)と一緒に、当時を振り返りながらお話をお聞きしました。 初等学校時代に好きだった授業は何ですか?石井さん: 『遊び』の時間が好きでした。男の子と一緒にドッジボールやキックベースで活発

          自分のペースで考えて表現する楽しさを知った初等学校

          【先生のコラム】子どもの表現について考えよう

          sful成城だよりでは毎号、教員たちの研究・教育に関するコラムを掲載しています。今回はsful成城だよりVol.16(2021年12月10日発行)から成城学園初等学校の美術科・粟津謙吾教諭のコラムを転載しています。  -------------------------------------------------------------------------------------  「なんでこんなへんな色にしたの?」「この色入れたほうがよくない?」  学校に限らず、ふ

          【先生のコラム】子どもの表現について考えよう

          尾﨑選手、銅メダルおめでとうございます! 昨年noteにも登場いただいていました。 https://note.com/seijo_university/n/ne54d868c5c3d?sub_rt=share_pw

          尾﨑選手、銅メダルおめでとうございます! 昨年noteにも登場いただいていました。 https://note.com/seijo_university/n/ne54d868c5c3d?sub_rt=share_pw

          宇宙人襲来

          始まりはSKIPだった。SKIPというのは、保護者の委員が作ってくださる冊子の名前だ。年に数回発行する。年度の第1号だから、自己紹介号だった。  ありきたりのことを書いてもつまんないなぁ、と思い、「いしーせんせは、ほんとは、うちゅうじんです。ちきゅうのことをしらべに、せいじょうようちえんにきました」と書いた。顔写真には「ほんとのすがた」としてネットで見つけた宇宙人ぽい絵と「かりのすがた」という私の写真を掲載した。  翌日すぐに年長さんの反応があった。年長さんになると平仮名を読

          宇宙人襲来

          年少組のエピソード〜「喧嘩の日」と「もう夏?」

          幼稚園が夏休みに入って2週間が経ちました。今回は年少組のエピソードを2つ、ご紹介したいと思います。  1つ目は、年少組が入園してから2ヶ月程経った6月のある日の出来事です。 A「もうやめて!」 B「やめてってば!」 強い口調で2人の子が言い合っていました。この2人は入園後の早い段階で気が合って一緒に遊んだり、集まりでも隣同士で座ることが多い2人でした。そんな2人が言い合っていたので、近くに行って聞いてみました。 教師「どうしたの?」 A「だってー、もう嫌なの!」 B「もう

          年少組のエピソード〜「喧嘩の日」と「もう夏?」

          萬葉歌プレートを巡って、五感で文学を深めてみよう

          成城学園はこの地に移転してきた当時から今に残る樹木や、色彩豊かな花が数多く植えられています。 学園生活で何気なく目にしている植物のなかに、萬葉歌が書かれたプレートが設置されています。 このプレートは2018年、文芸学部の小林真由美教授(以下小林先生)が中心となり制作され、成城大学構内に15カ所取り付けられました。 今回は、萬葉歌プレートを発案した経緯や、小林ゼミで実践した「データサイエンス×萬葉歌」の授業について、お話を聞きました。 --なぜ萬葉歌プレートを設置することにな

          萬葉歌プレートを巡って、五感で文学を深めてみよう

          【恐竜日記⑨】夏休み特別公開が終了しました

          7月20日~24日までの5日間開催していた成城学園 杉の森館恐竜・化石ギャラリーの夏休み特別公開が無事終了いたしました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 常設の化石展示をじっくり鑑賞していただいただけでなく、特別公開限定のイベントにも多数ご参加いただきました。 原画の迫力を感じて大島英太郎氏の新刊絵本「恐竜のあたまの中をのぞいたら」の原画を展示しました。原画の鑑賞は少し大人向けだったのか、親子で絵本の掲載ページと原画を見比べながら鑑賞されたり、大人の方がゆったり

          【恐竜日記⑨】夏休み特別公開が終了しました

          大丈夫だよ

           梅雨が明け、園庭には強い日差しが差し込み、夏本番の暑さを感じます。成城幼稚園の1学期も先週、無事終了しました。 先週までは、下の庭での水遊びや、色水・寒天遊びなど、暑いこの時期ならではの、ひんやり感を味わえる感触遊びが盛り上がり、はしゃぐ子どもたちの笑い声が響き渡っていましたが、子どもたちがいなくなった園庭は少し寂しそうです。 今回は、年中組の子どもたちの成長を感じた心温まるエピソードを1つご紹介させていただきます。  先日、お弁当の時間にAちゃんが、自分の水筒のお茶をこ

          大丈夫だよ

          Rくんの「お控えなすって」

           玄関を入る。年長さんは一人で入らなければいけない。保護者は玄関のところまで。それが朝の約束だ。年中さんも5月からは同じになった。 不安そうな顔でパパを振り返る子。平気だよ。と微笑む子。寂しくて泣いちゃう子。ママに何度もキッスを投げている子。毎朝くり返される登園風景だ。  年少さんは保育室まで保護者が連れていく。それでも離れ難くて5月の半ばまでは泣く子も多かった。「ママが良い、ママが良い」が定番のセリフ。上履きをなかなか履かなくて、痺れを切らしたパパが履かせてやっている。そん

          Rくんの「お控えなすって」