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朝日を浴びると痩せるかもしれない話

 おはようございます。
 早朝いかがお過ごしでしょうか。

 2022年5月29日(日)札幌は雨時々曇り、釧路は晴れ時々曇り。東北地方から関東、中部、関西、中国・四国地方まで広く晴れ渡り、九州も北部は晴れるようです。鹿児島や沖縄は曇りから雨のようですが、全国的に晴れ間の多く暑い日になりそうです。

 もし貴方が吸血鬼ノスフェラトゥでなければ、朝日を浴びるのに最適な日かもしれません。

 朝に太陽光を浴びることの効能は色々いわれています。セロトニンの分泌が促されて気分が安定するとか、メラトニンの分泌に影響して夜の自然な睡眠に繋がるとか、体内時計がリセットされて心地よく生活できるとか。

 この体内時計に関連する遺伝子(および遺伝子にコードされて生成されるタンパク質)も複数ありますが、本日のオススメは「Bmal1ビーマルワンです。時計遺伝子Bmal1は増えすぎても減りすぎても支障をきたすと言われる重要な機構ですが、これにコードされるBmal1タンパクは夜間に増加(22時〜2時頃がピーク)し朝日を浴びると減少していきます。さらにマウスの研究では、Bmal1タンパクが多いほど細胞に脂肪を溜め込みやすいことが報告されいています。

 そう、夜食べると太るという神話に関係しているかもしれない。

 マウス研究ですから参考程度の話ではありますが、脂肪を減らしたい方々は試してみる価値がありそうです。朝日を浴びてBmal1タンパクを減らし、日が暮れるまで好き放題に食べる。そして日没後は時短断食ショートファスティング


 さぁ、朝日を浴びて。

 楽しい一日を始めましょう。


 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方が軽やかな気持ちで美味しい人生を謳歌できますように。


#Bmal1 #とは #体内時計を司る遺伝子のひとつです
#脂肪がつく原因はそれだけではありませんが #朝日は浴びたくなりますね
#そうはいっても総カロリーが多いとどうしようもありません
#肥満といえば腸内細菌叢も大いに関係するようですね
#根性論に走らないダイエット理論
#医学知識フル活用で頑張らない体調管理を目指す
#痩せている方が気にして朝日を浴びないのはナンセンスです
#痩せすぎも体質改善の余地があります #脾虚とか
#健康番組みたいな記事を #つくってみた
#エッセイ #医師 #医学 #人生
#時計の記事を書きながら思い出した時計遺伝子のこと

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