![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125878720/rectangle_large_type_2_8da492f597c1c7fdedbcc79f3565c5d3.png?width=800)
Photo by
ko_ta_ro_note
考える幼稚園児
今年は私の転勤や息子の転園もあって、環境が大きく変化しました。送迎の関係で会話する時間が長くなって、息子の気持ちや考えに触れる機会が飛躍的に増えました。
その日、息子は言いました。
あのね、ぼく考えたんだけど、
毎日が特別だったらそれは特別じゃないから、
ときどき特別にすることにしたんだ。
頭で考えたんじゃないよ。心で考えたんだ。
心と頭はどう違うの?
頭で考える時は、脳が動く。
心で考える時は、心臓が動く。
ドキドキってなったら、心で考えてるってこと。
例えば、僕はお休みが終わったら、幼稚園で何を研究しようかなーって頭で考えてるよ。
そうだ。
魚がどうやって動くのか研究しようかな。
息子にとって幼稚園は研究する場所のようです。幼稚園で研究してきたんだ、といって色々な「発見」を教えてくれます。
学びの原点を考えたとき、科学的に証明された事実よりも大切なのは思考のプロセスです。彼の芽を摘まないように気をつけながら、ゆっくり傾聴して思考の深化を促します。
これが私の等身大。父親の正解なんて分からないけれど、私は自分を肯定し、息子と娘も肯定していこうと思います。
そんなことを心で考える、夜。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の思考が自由に伸びやかに育ちますように。
#子どもの成長記録
#年末の過ごし方 #家族の話を聴く時間
#エッセイ #息子4歳 #娘2歳 #会話 #研究
#心で考える #頭で考える
ご支援いただいたものは全て人の幸せに還元いたします。