MISIA 《詩》
「MISIA」
夜に咲く白い花
濡れた星明かり
月夜を渡る風の音
正確に時を刻まない
狂った時計と
時の概念を必要としない
蒼くて細い三日月
非現実的で不思議な光を放つ星達が
花びらを照らす夜
その花には輪郭が無く
影を持たない事を
僕は知っていた
本当は怖いんだと君は小さく囁いた
逢えなかった夜を悔やんではいない
通り過ぎて行った赤いアウディ
夢に花 花に風 君には愛を…
MISIAの歌を君はよく聴いていた
時に羽根 空に青 僕に勇気を…
そして孤独を明日を包み込む様に
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