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水と花びら 《詩》
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「水と花びら」
その構文の
精度を確認する様に反復する
太陽の周りを
地球が回る様に規則正しく
其処では
全てを強制しまた同時に強制される
そんなシステマチックな
領域が存在し
全てを
自己完結させた月が浮かんでいる
目的遂行の為の最短距離を進む水が
唯一の突破口を的確に見極める
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136546405/picture_pc_686fc52bcd30fad4be039989961592d0.png?width=1200)
愛し合い方すら忘れてしまった
薄紅色の花びらが風に舞う
周りの風景に
見慣れない色合いが混ざる
整合性の無い物語が
リンクして行く様に
流れる水
導きに似た水面
堕ちた花びら
死に方くらいは選べるさ…
そう最後に君は其処に追記した
静けさの中にある暴力性と
無音の沈黙を守り続ける夜に
僕は君を強く抱きしめている
離さない
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136546424/picture_pc_0d60906e49e306db3d38217fde40f4f1.png)
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