今日のデータ#1(世界各国の二酸化炭素排出量)
今日は環境省が公表している主要国の二酸化炭素排出量の統計をシェアします。
地球環境化問題は世界的に最も重要な課題のひとつですね。
こういった問題についてのいろいろな情報が耳に入ってきますが、少しでも正しい知識を持って正しいレンズで世界を見ることがとても大事だと思います。
では早速、国全体の数字と各国の一人あたりの排出量を見ていきましょう。
*今回シェアするデータは2014年までしかありませんが十分参考にはなると思います。
ちっちゃくてすみません...。
お時間ある方はリンクを貼っておくのでぜひ直接統計を見てみてください。
2014年の数字を見てみましょう。
北米の一人あたりの平均排出量が16.2t(アメリカ:16.2t、カナダ:15.6t)
欧州が6.46t(イギリス:6.31t、ドイツ:8.93t、フランス:4.32t、etc)
アジアが3.72t(中国:6.66t、日本:9.35t、韓国:11.3t、シンガポール:8.29t、etc)
アフリカが0.96t(南アフリカ:8.10t)
などなど。
北米や欧州の国々が他と比べて一人あたりのCO2排出量が多いそうです。
こういうとアメリカやヨーロッパの国々が地球温暖化の戦犯みたいに見えちゃいますね。
でも実は、多少の増減はあるにしろ、これらの国の一人あたりの排出量は年々減ってきているようです。(2000年のアメリカのの一人あたり平均排出量は20t。ドイツは10.0t)
僕は地球温暖化が進んでいるという事実しか知らなかったので、この情報には驚きました。
少し調べてみたんですが、EU圏では石炭を燃料とした電力と熱エネルギーを削減する取り組みをだいぶ前からやっていて、その取り組みがこの数字に大きく貢献しているようです。
逆に日本は一人あたりの排出量は増えてきています。(日本の2000年の一人あたりの平均排出量は9t)
前年と比べて減少した年もいくつかあるのですが、あまり大きな違いを生んでいるようには見えません。
2007年から減少傾向にあったんですが、2011年にまた数字が上がっています。
これはおそらく東日本大震災時の原発問題が原因ですよね。
原子力の代わりに火力発電などで代わりにエネルギーを得たりした結果でしょうか。
とにかく、多くの主要国の一人あたりのCO2排出量が減っているのは素晴らしいことです。
ただ、それでも地球温暖化はまだまだ死活問題。
事実、一人あたりではなく、国全体の数字を見てみると、排出量が年々増えているのが分かります。
さまざまな要因があるのでしょうが、人口増加は間違いなくひとつの理由ですよね。
また別の機会で共有したいと思っていますが、現在増え続けている人口もいずれはストップするようです。
ただそれはまだ数十年後の話。
今この瞬間に一致団結して改善させていかなければ、人口の増加がストップする前に、地球が終わってしまいます。
ずっと前から言われていることだし、地球温暖化に限った話でもないんですが、一人ひとりが当事者意識を持って問題に取り組んでいかないといけないですね。
今まで、環境問題にあまり関心を向けてこなかったSeiji、大反省です。
めちゃくちゃ余談なんですが、僕たちの祖先であるホモ・サピエンスはもともと東アフリカを拠点に生活していたそうなんです。
それで、ヨーロッパ・アジア西部やアジア東部、インドネシアなど他の地域に進出していくなかで、その地域にいたネアンデルタール人やホモ・エレクトスなど他の人類種をことごとく絶滅させてきたらしいですよ。
はっきりとした理由はわかっていないみたいですが...。
現在、自身が住んでいる惑星をも破滅に近づけてしまっている僕たちはなんとも罪深い存在だなぁ...
なんてことを少し考えてました。笑
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
これからも正しく世の中を見るために知っておくべき情報をシェアしていきます。
一緒に学びましょう!
Seiji
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