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発達障害グレーが禁煙に成功した話

毎日ノートに書くネタを考えて気がついたことは、どうも自分は日々重い事ばかり考えているという事。

物事を楽観的に見ることが、欠けている性格だと感じる。

なので、今日はライトな記事を書こうと思う。


私はADHD傾向があるせいか、(ADHDの診断を受けたわけではないので傾向としている)〇〇依存にハマりやすい性格で、その一つがタバコ依存だった。

タバコ歴は10年ほどで、1日に一箱以上は吸っていたと記憶している。

中学生時代に小説「蛇にピアス」に夢中だったことがタバコを吸う大きなきっかけだったと思う。(その影響で舌ピアスまで開けた)

朝起きたらタバコ、寝る前もタバコ。

タバコが美味しくなるために食べる、タバコの味わいが増すからコーヒーを飲む。

大学では、一限を終えるごとにタバコ。

授業中でも、トイレのついでにタバコ。

タバコの優先順位は高く、タバコを吸えない店にはそもそも入らないし、タバコが吸えないバイトも選ばない。

飲食店で、タバコを吸ってない友達をみると、手持ち無沙汰にならないのかな。と疑問に思った。
バイトや学校でも、タバコのお陰で人との会話も進んだりと、メリットしかないと思っていた。

それに、毎日時間が過ぎるのが遅く感じた苦痛も、タバコを吸う事で少し和らぐことができた。


何よりもタバコの味を愛して止まなかったし、禁煙しようと思った事は一度もない。

周りにも、「食事がないのはいいけど、タバコがないのは無理」と、中二病のように聞こえるような事を触れ回っていたくらいだ。

こんなタバコタバコと書いていても、今は全くタバコを吸いたくならない。

というよりも、禁煙すると決めた6年前の5月3日から、吸いたいという気持ちが限りなくないに等しい。

禁煙を決めた一番の理由は、「タバコを吸う自分に飽きた。」これだと思っている。

人間は常に自分自身に変化を求める生き物だと思う。

それは内面、外見に限らずだ。

資格を取ったり、転職したりして自分のアップデートを好む人も多い。

女性であれば、心機一転ショートカットにしたいから美容院行く、ファッションや化粧を変えてみる。

タトゥーや美容整形をする人もいる。

それらと似た気持ちで、ある日たばこを吸いながら、ふと禁煙しようと決めた。

もうタバコを吸う自分は飽きたから、

タバコを吸う自分から、タバコを吸わない自分にアップデートする。

もちろんメリット、デメリットはたくさんあるだろう。しかしその時は一切考えず、手持ちで半箱程残っていたタバコを躊躇なく捨てた。

私はもうタバコを吸わない人。

と、自己暗示をかけたのが意外にも効果的で、友達が横で吸っていようが、飲みの席で勧められようが、一切吸いたい気持ちにならなかった。

と、まぁあまり参考にならない体験談で申し訳ないが、せめてタバコを吸わなくなってからの心身の変化を紹介しようと思う。

心身の変化

•肌のくすみが大幅に減少。

•年齢より若くみられるようになった。

•全身の血色が改善。

•顔色がいいね。と友人に言われるようになった。

•タバコを吸えない場所、シチュエーションでタバコが吸えないストレスが無くなった。

•もちろんタバコ臭消滅。

•味覚が格段に上がった。
(え?米ってこんなに美味しかったっけ?と感動。)

•朝起きると満身創痍だったのが、気がつけばすっきり起きられる。

•朝の方が好きになった。(生活リズムが整った。)

•傷の治るスピードが10倍くらいに。

•ご飯が美味しく感じるから太った。(+8kg)
(慣れたらまた痩せる。)

•男受け100倍(大抵の男の人はタバコを吸う女性が苦手。)

•知らぬ間に貯金額が見たことのない金額に。

タバコを吸っていた頃の、手持ち無沙汰になるのでは?という心配は皆無だった。

(そもそもタバコを吸う前は平気だったではないか)

タバコからの卒業6年。

正直禁煙は、メリットしかないのでお勧めするが、タバコは風情があっていい、とも思うので、そのような気持ちが勝っているなら、私なら辞めない。

最後に余談だが、タバコをやめて2週間経った頃、断食をしたのだが、胸付近と背中(丁度肺があるところ)に無数の出来物ができた。

これは西洋医学では証明されなさそうだが、明らかに肺から毒が出たのだろうと思い震え上がった。

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