清葉|生き辛さの中に見つけること

ADHD、アスペルガー、HSP傾向あり。 不器用の極み 生き辛い中で何か学ぶことを見つ…

清葉|生き辛さの中に見つけること

ADHD、アスペルガー、HSP傾向あり。 不器用の極み 生き辛い中で何か学ぶことを見つけようと奮闘中。 河合隼雄さんが心の師。

最近の記事

祖父の死

一年以上投稿していなかった間に、第二子が産まれたり、祖父が亡くなったりと忙しい一年でした。 祖父が亡くなったのは約3ヶ月前で、ついこの前の出来事です。 もう2、3年経ったようにも感じられるし、まだ生きていて私の日常の中にいるようにも感じられる。 自分の頭がまだ現実に追いつかなくて、整理できていないので、整理のつもりでここに書き記そうと思います。 * 以前の記事でかいたパーキンソン病を患っていた真面目に仕事一筋で生きてきた祖父の話です。 よかったら、下記のリンクを読ん

    • 母からの贈り物

      今日の午後に某赤ちゃん用品店にいると、後ろから叫び声が聞こえてきました。 「そこ乗るなボケ!ほんでしゃべんなうるさいな!!」 私と同じ年くらいの母親でしょうか。 生後6ヶ月前後の男の子と3歳くらいの女の子を怒鳴りつけていました。 気を受けやすい私は、その声によって溝落ちに重さを感じながら、商品をえらんでる間、しばらくその家族と同じ場所にいました。 最初正直に感じた事は、子どもたちがかわいそうだということ。 ふざけてカートに乗ろうとしたり、母親に話しかけてるだけの子

      • 昔は変な人だなぁ、はははと笑いながら社会に共存できたはずが、発達障害と称さなければ受け入れてもらえない社会になってしまった側面もあるのでは。悲しいかな。

        • フォロワーが減っても気にしないのは無理?

          夕食の後、お風呂にお湯を張るまでの間、noteのスキの通知が来ていたので、アプリを開いてみた。 あまり目に止めていたなかったフォロワーの数が明らかに減っていた。 どの記事でフォローを外されたかは見当もつかない。 noteを始めた頃には、自分の頭の中を書いてスッキリすることが一番の目的で、それで人が読んでくれたらラッキー、共感とまではいかないが、私の文章を好きになってくれる人がいれば奇跡!!という意気込みでいた。 しかし、この事を目の当たりにして、私はまだ周りの目をスル

          私の生きづらさ

          生きづらさを感じ始めたのは、物心がついた時からずっと。 幼いころには言語化できなかった苦しみが、少しずつ言語化できるようになったので、ここにまとめようと思う。 *ADHD的、HSP的などの区別は脇において、症状そのままを書こうと思う。 •興味のないことをこなすのが、とても苦痛に感じる私が興味の持てることは非常に限られていて、もちろん学校でも職場でもこなさなければいけない作業はあるのだが、それをするのが苦痛で仕方ない。 そんなことみんな嫌いだ。という声が聞こえてきそうだが

          指一本で人間関係を切ることができるか?

          タイトルをみると、絶対に筆者が10代ではないなということが分かるのだろう笑 それはともかく、今日それを考えるきっかけになることが起こった。 10年以上前に付き合っていた元恋人に、インスタグラム上でブロックされた。(ということが発覚した) SNSにさほど敏感ではないので、知らぬ間に他の人にもブロックされているのかもしれない。 しかしここ2、3日、連夜で彼の夢をみていたので、彼のページを覗こうとしたのがきっかけでそのことが判明するに至る。 インスタで繋がったのは半年前ほど

          指一本で人間関係を切ることができるか?

          子育ての到達点をどこにセットするか

          先日友人と食事に行った時に聞かれた事。 「息子くんにどんな風になってほしい?」 質問に対しての答えが見つからなかった。 正しくは、心の中に答えはなんとなくあるのだけれど、言語化する事ができなかった。 そんな訳で、今日までの数日間、その事についてじっくり考えてみた。 答えを先に出してみると、 「この子がこの世での人生を終える時、清々しい気持ちでいれる心を持ってほしい。」 それがある意味一番の幸せではないかと思うからだ。 しかし、こんなこと友人にいうと、間違いなく変

          子育ての到達点をどこにセットするか

          子は授かりもの?預かりもの?

          最初にお断りしておきたい事は、今日のnoteは決して世間様に自分の子育て論を披露して、こんな素晴らしい考えで育児をしているのだ!という自慢をするためのものではない。 私の息子はまだ10ヶ月と、この世に出てきて1年にも満たない。 子育ても先が長い。 その中できっと息子を、自分の感情に任せて叱ってしまうこともあるだろう。 当たり前の平和な日常に感謝できない日もあるはずだ。 そんな未来の自分に向けて、ここに自分の心持ちを書き留めて置きたい。 私の妊娠が発覚したのは、ちょうど

          子は授かりもの?預かりもの?

          絶対人に頼らなければならない時

          病名を付けられれば、非定期型うつとでも言われるかもしれないが、一年に10日以上(これでもかなり減ったほう)はどうしようもなく気分が落ちる日がある。 朝になるとわかる。 ああ、今日はこの日か。 感情のコントロールを全て奪われ、行き場のない気持ちに、もがき苦しむ日だ。 一般的には病院に行って薬を処方してもらった方がいいと助言する人が多いだろうが、私は西洋医学なケミカルなものを体内に入れることをどうも好まないので、それは選択しない。 前に一度、どうしようもない落ち込みとハ

          絶対人に頼らなければならない時

          子育ては犠牲になること?

          2年前の結婚式は、夫家族がクリスチャンという家族ということもあり、キリスト教の教会で行った。(教会が綺麗だということが一番の理由だったが。) 他の結婚式場には中々ない「売り」があり、珍しく教会専属の牧師がいるとのことだった。 式準備の段階で、牧師とのカウンセリングがあった。 2人の意思や考えを聞き、オリジナルな誓いの言葉を作ってくれる。 その牧師、私たち夫婦3人の作業中にとても違和感を覚えたことがある。 (実際の会話は英語だったが、ここでは日本語に翻訳する) それは牧

          子育ては犠牲になること?

          運命と呼ばれるもの ー八日目の蝉を観賞して-

          昨夜、何年かぶりに映画、「八日目の蝉」を観た。 以前に何度か観たことがあったが、子どもを産んでからの観賞は初めてだった。 案の定、自分の子育てと映画を照らし合わせてしまい、嗚咽が漏れるほどの大号泣だった。 それはさておき、この映画を通して再認識させられたことがある。 それは、 「運命には逆らえないことがある。」 ということだ。 決して人生の選択を思うようにできなかったことの言い訳や、物事がうまく行かなかったことに対しての気休めでもない。 数十年生きてきて感じ取

          運命と呼ばれるもの ー八日目の蝉を観賞して-

          発達障害グレーが禁煙に成功した話

          毎日ノートに書くネタを考えて気がついたことは、どうも自分は日々重い事ばかり考えているという事。 物事を楽観的に見ることが、欠けている性格だと感じる。 なので、今日はライトな記事を書こうと思う。 私はADHD傾向があるせいか、(ADHDの診断を受けたわけではないので傾向としている)〇〇依存にハマりやすい性格で、その一つがタバコ依存だった。 タバコ歴は10年ほどで、1日に一箱以上は吸っていたと記憶している。 中学生時代に小説「蛇にピアス」に夢中だったことがタバコを吸う大

          発達障害グレーが禁煙に成功した話

          悪友はカウンセラー

          夕飯を終えたあと、吉報が舞い込んだ。 知り合って約25年の友人が入籍したとのことだった。 この友人は、私の幼なじみであり心からの悪友である。悪友と言っても、もちろん共に犯罪を犯したり、人を陥れたりするわけではない。 盗んだバイクでも走り出さない。 この友人とその様な行動をしたことも、25年の関係の中で一度もない。 ただ、お互いに悪話をするだけだ。しかし、この「悪話(わるばなし)」が生活の中において、メンタルヘルスをメンテナンスする大きな力添えになっていることは、否定で

          不幸が足りない

          不幸が足りない 10年以上前に、故蜷川幸雄監督と小栗旬が対談していた番組で「小栗がそう言ったんだよ」と、蜷川監督が回想していた小栗氏の言葉だ。 結果的に私の解釈と、小栗氏の意図は真逆と言っていいほど異なるものだったが、この言葉にハッとさせられた。 小栗氏の意図としては、彼は裕福な家に生まれなに不自由なく育ったため、役者として自分には深く理解しきれない事がたくさんある。それには不幸が必要だ。と言ったものらしかった。 しかしその言葉を聞いた時、私が昔から抱えていた苦しみの

          都合いいなぁ、自分。

          人生は勉強の繰り返し。と、普段から意識してても、雑念に囚われているとそれを見逃すことが常です。 noteで既に2回も登場している祖父が、またもや気付きを得るきっかけをくれました。 祖父のことについてのノートはこちら 祖父の経緯をざくっとまとめると、 祖父は住み込みで働いていたお店のオーナーのバツイチの娘(私の祖母)と結婚。 後に店主となる。血の滲むような努力で、店を繁盛させ、義理の娘(私の母)と息子(私の叔父)を血の滲む様な努力で育て上げた。無口で職人気質の祖父は、祖

          やった事は必ず自分に返ってくるで。

          やった事は必ず自分に返ってくるで。 幼い頃から、耳にタコができるくらい祖母に言われた言葉です。 祖母語録があって、(きっとそのようなおばあちゃんは多いのかもしれない)「なんでも時間薬やで」や、「口は災いのもとって覚えときや」などのことわざを、合いの手がわりにするのです。 その「やった事は自分に必ず返ってくる、で。」は、因果応報、自業自得などの言葉で表現されますが、似たような意味の言葉は沢山あります。 それだけ昔から人々の周りでは、そのことを意識せざるを得ないことが起き

          やった事は必ず自分に返ってくるで。