うつ病教官

警察学校には、たくさんの教官がいますが、一様に言えるのが皆教育免許はない、と言う事です。
警察学校に赴任する理由は主に2つ
◯警察署で成績を残し学校を希望しているエリート
◯警察署で使えないやつ
の2つです。

エリートはなんとなくわかります
使えないやつなんて学校に来ても、そいつに教えられたらまた使えないやつが誕生してしまいます。

その他は理由が様々です。
警察署は時間が不規則な部署があり刑事は完全に時間感覚がないですし、交番は3交代制で当直非番労休です。

当直は朝830から翌830まで
非番は残務処理で無線など引き継ぎしたら昨日発生した逮捕事案にならずかつ交番で処理予定のなんの評価にもならない事案の書類作成です。
新人はこれを終わらせて家に帰ります。
だから人にもよりますが非番は夕方まで警察署にいる場合もあります。
ですから長時間労働ありきです。
よって親の介護など理由がある人は学校で定時帰りを希望したりします。
時間は定時でプライベート優先の給料ゲロ安

不規則長時間労働でプライベート皆無の給料少しまし

の選択になります。

話はそれますが全国警察はみな給料水準が同じです
同僚の金を盗んだり万引きしたり犯罪する馬鹿たれが後を立ちませんが、気持ちは分からないでもないです。
だって激務にしては金が安い
犯罪の理由にはなりませんが

話を戻します。
学校といえども公務員、転勤はあります。
転勤で多いのが昇任試験に合格するのがだいたいですね。
学校は警部補が一番下にいるので次は警部になるパターンです。

警察署では刑事なら刑事一課の課長、つまり一課の頭です。

警察署の構図は
警察署長、副署長
これは警視が一般的ですが、札幌中央や苫小牧警察署あたりは警視長が署長をやります。
理由は規模がでかいから

下に刑事生活安全官通称ケイセイカン
地域交通官通称チコウカン
が居ます、これも警視の階級

下に各課長、これは警部かやります。
課長は

地域(交番など)交通(パトカーで交通取締
警備(なにしてるか不明)警務(経理とかそんな)
生活安全(ストーカーとか未成年犯罪とか)
刑事(殺人、泥棒、詐欺、汚職、鑑識、薬物、拳銃、暴力団など)
これらの船頭が課長

あとはこれら係の係長、主任、平社員で構成されています。係長は警部補、主任は巡査部長、平は巡査

学校は良くも悪くもプライベート時間はたくさんあります。
エリートは自身の階級あげのために学校にくるパターンもあります。
あまった時間は勉強しまくり。
私の副担任もエリートの口で学校に来て、ちゃんと警部になり出ていきました。
しかし、若くエリートだったが故にイジメられ
ウツ病を発症し現場を降ろされました。
またイジメですよ、警察署は叩き上げが一番すごいし偉いみたいな風潮があります。

若くて頭のよい幹部に劣等感があるんでしょう
しかし、若くエリートも試験さえ通過したらポンポン階級が上がるのも事実
現場では頭は良いが使えないのが多いですね。
例えば机上の空論はうまいが実際現場はイレギュラーの連続、机上の空論ではなくイカにうまく回すか機転をきかせるかがポイントになる場面も多い。

まあどちらもだめな奴が多かったですが

私が学校を卒業して数年後ウツ病になった元副担任に会いました。
また、その警察署にいました。
転勤時期は過ぎているのに、ウツ病になると放置されるのは基本です。
彼はおじいちゃんみたいな見た目と話し方に変わっていました。
昔はハキハキしていたのに
彼もまた組織に◯ろされた一人でした。
階級も上がることなく現場にはです。
窓際に押し込まれて仕事も雑用しか与えられず
昔は正義感がありなんらかね夢目標がありサツになったが今は


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