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西願広望
2021年5月31日 06:53
主人公は歴史の先生エッチな話で一杯だが卑猥ではない、ドゥニ・アルカン監督のカナダ映画。主人公は大学の歴史の先生である。老いて、重篤患者となって、入院中。映画は、この主人公がどのように死と対峙するのかを、彼と証券マンの息子との関係を中心に語っていく。脚本の巧みさがきわだつ映画である。うまいなあと幾度も感心した。実際、主人公を歴史家として設定したところなんて、ホントうまいと思う。すご
2021年5月20日 07:59
獅子神皓『いぬやしき』の獅子神皓ちゃんは、子供らしい正義感と、子供らしい残酷さをあわせもつ、いまどきの高校生だ。ふとしたことで、彼は超能力を手に入れるが、その力をどのように使えばよいのか、まったくわからない。そして善いことも悪いこともいろいろやる。殺人まで犯す。自分で自分を律することもできず、自己中心的で、視野が狭く、世界との関係性を築けていない。いまどきの若者をうまく戯画化している