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死にぞこないの趣味の世界

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2020年5月の記事一覧

私を構成する昭和の漫画

それにしても、目に見えないコロナウィルスへの不安のなかで、肩の凝らないそして目で楽しむ漫画に思いをはせるのは、愉快なものですね。気が晴れます。

さて、「私が好きな漫画」ならば、富永一郎、小島功、鈴木義司、サトウサンペイ、山藤章二などなどですが、
「私を構成する漫画」となると、ちょっと違います。

① 長谷川町子『いじわるばあさん』
何故か知らないが、家にあった。
とにかく、本がぼろぼろになるまで

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スプラトゥーンを養老院に

スプラトゥーンを養老院に

・走る楽しみの発見、もしくは転向宣言

ずっと以前から、私はテレビゲームを軽蔑してきた。
私の親など、テレビジョンそのものを嫌悪していた。
テレビジョンは、優秀な日本人の頭脳をねたんだアメリカ人が、一億総白痴化を狙って、日本に送り込んだシロモノである、親はそう言っていた。

私自身、新しいものに、常に疑いの目を向ける。
本当にそれが必要なのか、それがなくて困ったことがあるのか。
アンチエイジングの

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アニメ『黒子のバスケ』を観て

アニメ『黒子のバスケ』を観て

・2次元の若者と、リアルな若者のギャップ

としをとるということは、からだが昔のようには動かなくなるということでもあります。
家の階段を上ると、足が痛む。
ジャケットを着ようと思うと、腕があがらない。
毎朝、老眼鏡をかけて、飲むべき薬を数えて、今日を生きることに、ため息をつきます。

そんな私ですが、

スポコンって、やっぱり、いいなあ、と思いました。
『黒子のバスケ』を観て、目頭が熱くなってしま

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