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【音楽と本で、ブラジル先住民について考える】 Gabriel Bruce "Protetores feat. Ailton Krenak" + 「世界の終わりを先延ばしするためのアイディア 人新世という大惨事の中で」アイウトン・クレナッキ著 国安真奈訳
ブラジルのミナス・ジェライス州出身で、2020年のデビューフルアルバム『Afluir アフルイール』が注目された新世代ドラマー、ガブリエル・ブルースの新録音EP "Low / Live"を2022年4月27日にデジタル・プラットフォームにて配信リリースします。 配信リンクはこちらから↓ EPタイトルにLiveとありますがライブ盤という意味ではなく、『Afluir』からの3曲と、2021年に配信リリースしたシングル『O Que Vi no Seu Olhar』すべて歌モノを
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ハクエイ・キム&グザヴィエ・デサンドル・ナヴァル「カンヴァセーションズ・イン・パリ」(UCCJ-2165/Universal) +ノートルダム大聖堂パリ写真数点
「カンヴァセーションズ・イン・パリ」ジャズピアニスト ハクエイ・キムの最新作「カンヴァセーションズ・イン・パリ」(4月3日発売)は、パリのジャズクラブSUNSET SUNSIDEでのライヴを記録した作品です。韓国で知り合ったフランス人パーカッション奏者グザヴィエ・デサンドル・ナヴァルにブッキングをしてもらって実現したというこのライヴは、ぶっつけ本番すべて即興とのこと。 ハクエイ君にとってパリを訪れるのは今回が初めて。リリース予定でレコーディングしていたわけではなく、内容がよ
アメリカン・ピアニスト・アワード受賞!エメット・コーエン 最新作「ダーティ・イン・デトロイト」が繋ぐトラディショナル・ジャズの未来
エメット・コーエン・トリオ新譜「ダーティ・イン・デトロイト」の日本発売を3日後に控えた2019年4月7日、エメットがアメリカン・ピアニスト・アワードを受賞という嬉しいニュースが舞い込んできました。 Emmet Cohen has won the 2019 American Pianists Awards, one of the world's major jazz piano competitions. And that means a serious, up-and-co
ルーツ・ミュージックを求めて − チャーリー・ハンター&ルーシー・ウッドワード「ミュージック! ミュージック! ミュージック!」(MOCLD-1005) 2019年4月24日発売!
ルーシー・ウッドワードをシンガーに迎えた、チャーリー・ハンター作品史上初の全編ヴォーカルアルバム「インストゥルメンタル・ミュージックを演奏するというのは、犬を3匹連れてニューヨークでアパートを探すようなものだ。十中八九ただちにダメだしをされる」チャーリー・ハンターは冗談めかして言う「今、シンガーを得た途端に、待っていましたとばかりに迎えられることになった」。インストゥルメンタルにはその良さがあると思うが、このオフィシャル映像を観れば、誰もがエキサイティングするに決まっているだ