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好きなことを仕事にするのは、恋愛と似ている

こんにちは!
キャリアコンサルタントのHIROです。

最近鈴木祐さんが書いた「科学的な適職」という本の中にこんなことが書かれていました。

好きを仕事にしても幸福度は上がらない

「好きを仕事に!」というキャッチフレーズをよく耳にする中、面食らう見出しです。
データに基づく話なので、ご興味があれば本を読んでみてください。

このフレーズを見た時に、私の中では「恋愛と似ている」と感じました。
これはデータではなく思い切り主観です(笑)

なぜそんなことを思ったか。

恋愛の話をしていると、「あの人と付き合うのは良いけど、結婚相手じゃないんだよね~」という話を聞く、あるいはしたことありませんか?
私も例外なく話をしていました。

好きだから付き合う。
好きだけど結婚相手ではない。
でも結婚とは好きな人とするものでは?
いやいや好きだけで結婚はできない。
じゃあ、何を結婚に求める自分がいるのか?

このような思考ループにはまり、自分の中で「つきあう」と「結婚」の自分なりの定義の様な違いを位置づけているように思います。
例えばそれが、経済力であったり、生活力、対等な関係性など、結婚にはその先長い年月一緒に生活をする相手として自分が求めるものは何かを考え(または直感的に捉えて)、それらは当然人によって違ったりします。

そして長く一緒に生活をすれば当然お互いの良いところだけではなく、嫌な部分や受け入れ難い習慣なども知ることになります。
それでも一緒に居続けたいと思うか?ということなのだと思います。

これが「好きを仕事にする」ことに置き換えると、

好きだから仕事にする
好きだけど仕事にはしたくない
でも好きなことを仕事にできたら幸せでは?
いやいや好きだけで仕事はできない。
じゃあ、何を仕事に求める自分がいるのか?

好きな仕事でも、恐らく必ずと言っていいほど自分が不得意とする業務を避けて通ることはできないと思います。
事務的な作業が苦手でも資料作成や、データ入力などをやる必要もあるでしょうし、
数字が苦手でも数字と対峙しなければいけない場面もあるでしょう。
時にはクレームを受ける時もあるかもしれません。

好きで始めた仕事でもこうした「好きではない仕事」を含めてやりたいかどうか。
やり始めて大半は「好きじゃない業務の方が多かった」としてもやりたいかどうか。
それでも仕事としてやり続けたいと思うか。

結婚も仕事も始める前にすべてを知ることは難しいからこそ、「「病める時も健やかなるときも」一緒にいたい/ やり続けたいと思えるか」を考えることが、どちらも大事だという点がとても似ているように感じました。
最も「健やかなるとき」は「やめたい」と思うことはないでしょうが・・・

お見合いのように入口は「好き」という感情が少なくても、一緒にいるうちに「好き」になる。
この感覚も同じように仕事に通じるものがあると思っています。

「恋は盲目」になり過ぎないことが大事かもしれませんね。


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