テスタロ

小説とか突拍子もないことを投稿したりしています。

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最近の記事

今日の備忘録

転職先が決まりそうで一安心しているが、決まったわけではないため、油断は禁物。 決まった場合は正社員転職活動に移行。 仮に決まらなかった場合は、引き続き転職活動を続けていき、10月からの働き口を見つける。 注意点 ・焦りは禁物 ・勢いも大事 ・自暴自棄にならない

    • Apexで、ジブラルタルのドームを設置する行為を炊くと表現するのはいつの間にか慣れていたけど、 たまに、ジップ炊くわと言っている人がいて、「炊く」という表現に無限の可能性を感じる今日このごろ。

      • ウォーターサーバーのお兄さん

        あれは4月。 自分が一人暮らしを始めてすぐぐらいのことだった。 その日は仕事が休みだったので服でも買いに行こうかと、近所のショッピングモールに行くと吹き抜けになったフロアの一角でウォーターサーバーの営業ブースが設けられていた。 自分はあまり興味がなかったため、そのまま通り過ぎようとしたが、販売員の一人である恰幅の良い兄ちゃんが「お兄さん、これあげる。」とポケットティッシュを快活な笑顔と共に10枚差し出してきた。 「あ、いいんすか。」といってそれを受け取ったが最後、「ウォータ

        • 至福の一杯

          その男は仕事を終え帰宅した。 玄関で靴を揃えて脱いだ後、真っ先にシャワーを浴びる。 適度に体が温まり、さっぱりとした状態で、冷蔵庫で冷やしてあった水をお気に入りのコップに注ぎ。 そして、一気に飲み干す。 火照った身体を水が通り抜ける感覚は気持ちが良いものだ。 その度に、男には一つ思うことがあった。 「これが幸せなのだろう」と。

        今日の備忘録

        • Apexで、ジブラルタルのドームを設置する行為を炊くと表現するのはいつの間にか慣れていたけど、 たまに、ジップ炊くわと言っている人がいて、「炊く」という表現に無限の可能性を感じる今日このごろ。

        • ウォーターサーバーのお兄さん

        • 至福の一杯

          かえる

          とある井戸の中にかえるが住んでいた。 いつからそこにいるのかは誰も分からない。 ただ、ずっと独りでそこにいた。 かえるには夢がある。 海というものをこの目で見てみたかった。 それは何故かは分からないけれども。 ある日、かえるはこの夢を叶えるべく、行動に移した。 遥か頭上にあるあの穴の先を越えてみようと試みてみたのだ。 だが、井戸の壁はあまりにも高く、かえるはいつの日かそこから出ることを諦めた。 それからというもの、かえるは何をするでもなく、ただただ天にある穴を眺め続け

          ChatGPTでミルクボーイのネタっぽいのを再現させようとした結果

          ChatGPTはプログラムやら創作やらあらゆる方面で話題になっているAIであるというのは周知の事実だと思う。 そこで、ふと、思った。 漫才もやってくれるのかなぁ……と。 というわけで、さっそく、やってもらうことにした。 ただの漫才やらせても何だから、ミルクボーイのネタをしてもらうことにした。 おそらく、ミルクボーイのネタを事前に学習させなかったのがこのような結果を生んでしまった原因と考えられる。 おまけこのままでは消化不良感が否めないので関西弁でやってもらうことにした。

          ChatGPTでミルクボーイのネタっぽいのを再現させようとした結果

          自販機の女

          深夜、残業を終わらせて帰宅する寒空の下、白い服の長髪の女が自動販売機の横でうずくまっているのを見かけた。 体調が悪いのかと近づいて声をかけるが、女は何も言わない。 不気味に感じつつも、その場を離れたときに不可解な事実に気付いた。 女は薄着だった。 白いワンピースを一枚はおっていただけ。 そして、今は、12月真っ只中。 明らかに普通じゃない。 その事に気付いて、振り向くがそこにはもう女はいなかった。 「嘘だろ……」 そう言った男はそのままの姿勢で硬直した。 あれはき

          自販機の女

          彼女が出来た……?

          大学からの帰り道、幼馴染の東雲椿とばったり出くわした。 何という運命の日か。 俺は数か月前から次に出会ったときに言おうと思っていたことを口に出した。 「なんと彼女が出来た」 大学2回生にして俺は念願の彼女が出来たことを腐れ縁の幼馴染に報告したのだ。 「ふーん、良かったじゃん」 幼馴染の東雲椿はなんとも投げやりな反応を示した。 椿の身長は小さくて、顔も可愛いのだが、性格に難がある。 可愛げ……というか愛想が欠けているのだ。 高校時代に一切、告白されなかった俺に対して、椿はそれ

          彼女が出来た……?

          『わたし、○○きらーい!』

          「好き嫌いしたらだめでしょ!」 「だって、きらいなんだもん。仕方なくない?」 どこにでもあるようなとある家庭で、母と娘の口論が勃発した。 その原因は食卓に並べられた料理にある。 母の料理がまずいというわけではない。 娘は"ある食材"が嫌いなのだ。 人に好き嫌いはあって然るべき。  しかし、幼い頃から偏食という習慣を身に付けてしまってはこの先、苦労することは目に見えて分かる。 特定の食物しか食せない生物よりもあらゆる食物を食せる生物の方が生き延びる確率が上がるのは当然の理

          『わたし、○○きらーい!』

          ドクペなるもの

          ドクターペッパーという飲み物を知っているだろうか。 アメリカでもっとも古い炭酸飲料とも言われており、なんと1885年に誕生している。製品名の由来は、生みの親であるモリソンの義父にあたる医師チャールズ・ペッパー博士に因んだものだと言われているそうだ。 話には聞いていた。 どうも、独特の味がするらしく万人受けするものではないらしい。 学生時代の自分は臆病な性格であったため、手出しはしなかった。 そういうこともあり、自分からわざわざ買って確かめることもなく、飲む機会にも恵まれな

          ドクペなるもの

          妙な夢を見た

          夢は得てして奇妙なものだが、稀にストーリ性のあるものを見ることがある。 今回の夢もそのパターンだった。 気が付くと自分はだだっ広くて無機質な室内にいた。 そこには人が大勢いる。 おそらく1000人ぐらいはいたと思う。 そこではあるゲームが繰り広げられていた。 そのゲームというのが、パネルが青の時に傍に備え付けられた赤いボタンを押すというシンプルなゲームであった。 主催者が試しにやってみせるが、なんと間違えてしまい、「あ、間違えた」と呟く主催者。 すると、あろうことか

          妙な夢を見た

          生まれ変わったら駅前のハトになりたい

          言ってしまえば、タイトルが全てである。 もっと欲を言えば、田舎の駅前のハトではなく、都会の駅前のハトだ。 両者は同じハトであることには間違いないのだが、これまでの経験上、田舎のハトより都会のハトの方がまるまると太っていることが多く、警戒心も小さい。 きっと、焼いたらうまいのだろう。 そもそも、野生であるにも関わらず、太れるというのはつまり、それだけ栄養状態が良いということの証左に他ならない。 本来、自然は厳しいものだが、人間社会に半従属している駅前の鳩社会は人間が食べ

          生まれ変わったら駅前のハトになりたい

          これは良いものだ。

          スイーツ。 この甘い響きから連想されるものは数多くあるが、わたしが今、真っ先に連想したものはそう。 ティラミス 何故、ティラミスなんだ、もっと色々あるだろ。適当な事抜かしているとぶっ飛ばすぞと読者の皆さんはそう思っているに違いない。ぶっ飛ばされろ その理由はというと、ついこの間、家計の救世主でお馴染みの業務スーパーなるお店に足を運んだ時の話だ。 予てより聞き及んでいた、このお店のティラミスが美味しいという風の噂からそういうことなら買いに行かなければと足を運んだのだ。

          これは良いものだ。

          例えば、そう、日記を書くにあたって

          そうだ、日記を書こう。 そう思って、使いかけのノートに始まりの一文字を書こうと思った矢先、 気付いてしまった。 使いかけのノートはおかしくないかと。 もっと、日記帳なんかを用意するべきではないか、最低限、新しいノートを用意するべきではないか。 そう思って、後日、新しくノートを買ってきた。 よォし、書くぞーと思ってペンを持った手が止まった。 やはり、書けない。 そもそも、どうして日記を書こうと思ったのかについてだが。 このまま毎日を過ごしているといつの間にかよぼよぼの爺さ

          例えば、そう、日記を書くにあたって

          202001220312

          このままではいけないのだと自分に言い聞かせても変われない、変わらない自分がそこにいて。 悪しき習慣から抜け出そうと奮起してもすぐに諦めてしまう自分がそこにいて。 隣の誰かの幸福を素直に喜べない自分がいて。 昔はこんなんじゃなかったのにと悲観する自分がいる。 この先、明日、明後日、明々後日、来週、来月、来年と月日だけが過ぎ去って、自分は何一つ成長できてなくて、情けなくて、恥ずかしくって、生きるってなんだっけって分からなくなって。 自分は一人なんだって認識してしまって、