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例えば、そう、日記を書くにあたって

そうだ、日記を書こう。
そう思って、使いかけのノートに始まりの一文字を書こうと思った矢先、
気付いてしまった。

使いかけのノートはおかしくないかと。
もっと、日記帳なんかを用意するべきではないか、最低限、新しいノートを用意するべきではないか。

そう思って、後日、新しくノートを買ってきた。
よォし、書くぞーと思ってペンを持った手が止まった。
やはり、書けない。

そもそも、どうして日記を書こうと思ったのかについてだが。
このまま毎日を過ごしているといつの間にかよぼよぼの爺さんになってしまうのではないかという危機感からだ。

時間が経つのは早い。
歳を経れば経るほど、早くなっていく。
小学生の頃の1か月といえば永遠にも思える長さであったが、社会人になってからの1か月なんて指を咥えている間に終わってしまう始末だ。

……さすがにそれはないか。

とにかく、それだけ時間の流れが早くなっている現状、一日の記録を何かに残しておこうと思ったのが動機なのだ。

だが、いざ、書こうと思うと筆が進まない。
仕事の時には書くことなんていくらでも思いつくというのに。
書こうと思うとそれらの考えが何処かへと消え去ってしまっている。
まったく、どこに行ったんだ、戻ってこい。
怖くないから、アメちゃんあげるから、ほら、こっちにおいで……。
あ、いらない、そう。。。

冗談はさておいて、何かを始めようと思うのなら、早ければ早い方が良い。
それを始めるにあたって大きなリスクを伴わない限りは思いっきり飛び込んでみても良いんじゃなかろうか。

自分はこの通り、日記を書くという行為だけで躓いているわけだけれでも、それで困る人間は誰もいないわけで。
だったら、自由に好きな時に書いていこうかなと思っている所存だ。

あ、そうだ。
もう、noteを日記帳がわりにしたら良いのではないか。

なんという天才的な発想。


自惚れが過ぎるぞという声が至る所から聞こえるが、耳を塞いでこの場を凌ぐ。

ただ、二つ問題がある。
一つはへたなことを書いて炎上するリスク。
もう一つは、これが最初で最後の日記になるのではないかということだ。


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