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老害の定義、自分がそうならないための自戒


#KENMAYA です。

本日は『老害』について書いてみたいと思います。あくまでも参考文献などはなく、個人的見解であることをご承知おきください。


1.『老害』とは


まず、わたしの『老害』の認識は、現在、定年(60~70歳)間近か、それを超えた年齢層で、自身の過去の成功体験にしがみつき、凝り固まった固定観念を変えることができず、自身の言動や振る舞いが絶対的正義であると信じて疑わず、傍若無人な振る舞いをする様の方々です。

いわゆる団塊の世代~団塊の世代Jrと呼ばれる層がこれに当たります。彼らは昭和末期のバブル期を経験しているため、『日本の礎は我々が作ってきた』という幻想に近い万能感にも似た成功体験が忘れられずにいます。

皮肉にもバブル崩壊後産まれた現30~40代のいわゆる『ロスジェネ』世代は、バブル期の絶頂を味わうこともなく、就職時期にはリーマンショックでの就職氷河期の憂き目に遭っているいるため、『団塊の世代』や『老害』に対して物凄い嫌悪感を覚えている人たちが多くいます。(※残念ながらわたしもここに含まれます。)


2.なぜ嫌われるのか


なぜそこまで『老害』は嫌われるのでしょうか。

大きな理由の一つが、不公平感とそれに対する嫉妬心です。

先述した通り、わたしたち就職氷河期世代から見れば、団塊の世代や団塊の世代Jrは蓄財や資産形成に成功している人も多く、さらに年金制度も満額受け取れることが約束されているような状態であり、膨れ上がり続ける社会保障制度を若年層に押し付け、自分たちは先に死ぬから。と逃げ切りの態勢を取っているように見えてしまいます。

もう一つの理由が、権威主義的で不遜な態度に見える点です。

高齢者になっても社会的地位や権威を保持している人たちも多く、政財界に幅を利かせて頑なにその地位を譲らない方々も見受けられます。その地位を守るために、下々の者を馬車馬の如く使い捨てするような姿勢に対する反発心もあります。

椅子にふんぞり返り、傍若無人な振る舞いは例え親しい友人であっても不快に感じるものですが、それが会社員の身で、上司や役員クラスの人間であれば、嫌でも従わざるを得ません。

そういった日々のふつふつとした恨みつらみが溜まり、徐々に年配者全体へのヘイトとして『老害』と呼称されるに至ったものだと考えています。


3.『老害』と呼ばれないために


わたしたち就職氷河期世代も歳を重ね、数十年後には『老害』世代に足を踏み入れるわけですが、そのときに『老害』などと呼称されないようにするためには何が必要なのでしょうか。

先述した通りのことをしなければいいだけのことなのですが、ただそう思っていても実際の行動が伴わなければ意味がありません。そこで、わたしは『老人(老神)』となるべく、今から準備をしようとしています。

まず、若者に常に感謝と希望を。

少子高齢化にもはや歯止めは効きません。国の政策でどうにかなる領域を既に逸脱してしまっているので、恐らく外国人受け入れの方向に国は舵を取ることになるでしょう。多民族国家になったとしても、若者に常に感謝と敬意を払い、国の基礎となる若者に希望を見せられる社会にしていかねばなりません。

次に、潔く退く決意を。

既得権益や椅子取りゲームはとっとと若者に譲りましょう。若い人にこそお金を使ってもらわなければなりません。年寄りの大金持ち程虚しいものはありません。冥土の土産に札束は持っていけないのですから。

最後に、敬老、及び敬老精神の破棄です。

歳を重ねただけの人に敬意を払う必要などありません。超早めの終活を行い、誰にも迷惑をかけることなく、死後の灰は野に散らす覚悟を持って生きていきたいと思います。生への執着は年齢と共に蓄積されるとも言われますが、そもそも端から執着心などない人間からすれば、『心が死にたがってるんだ。』状態ですので、既に現世に未練などありません。

よってわたし自身、敬老精神は持ち合わせていませんし、パワフルで現役で働くシニア世代はカッコいいとは思いますが、自分はそうはなりたくはありません。


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