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今日はふと頭に思い浮かんだ、ジェダイの騎士という生き方について少しお話を書きます。※わたしは特にスターウォーズマニアではありません。

「ジェダイの騎士」とは、映画スターウォーズに登場する架空の存在で、一般的に念力や念動力に似た、銀河を司るエネルギーである「フォース」を自在に操り、「ライトセイバー」という光の剣で戦う、秩序と正義の味方、とされています。

反対に、憎悪や憤怒の感情を持つと、たちまち「ダークサイド」に堕ち、急に「シス」という悪の勢力となります。ご存知の通り、かの有名な「ダース・ベイダー」も元は優秀なジェダイの騎士だったのです。

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さて、今回はそのジェダイの騎士としての生き方についてですが、まず、騎士と名がつくからには、基本的に騎士道精神、つまり、規範となる存在(神や主君)に対し、忠節を尽くし、礼節をわきまえ、勇敢で名誉を重んじる、という割りとスタンダードな掟があるのかと思ってました。

が、ちょっと調べてみると、恋愛の禁止や精神面での修行?や正々堂々とした戦いを掟とするなど、ちょっと本来の騎士道とは違うことが分かってきました。

むしろ、精神鍛錬の様子なんかは、武士道に通じるものがあることが見て取れます。ジョージ・ルーカス監督は昔、インタビューで黒澤監督映画について話をしたそうですが、やはり少なからず武士道や禅の精神に影響を受けたのかもしれません。

さらに、憎しみや怒りの感情で悪堕ちする、ってのが少し違和感を感じますよね。無心を是とするなら、喜怒哀楽のないロボットでもいいわけです。人間らしさを排除したジェダイの掟がジェダイ自体の崩壊へと突き進んでしまうとは、何とも皮肉なものだと思います。

これからの時代、ロボットやAIと共存する世界になってくるのは必然でしょうし、私達はいかに「人間らしさ」を定義していけばいいのでしょう。日々が自分のことで精一杯な人たちが多い、今。

今日は笑いましたか?怒りましたか?




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