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【保存版】メンタル受診【2020年9月】

おはようございます。

#意識低い系社長  です。

常日頃うつ状態にあり、今後否応無しに襲いかかる不景気の波や、子育て環境の激変、自身の収入と、不安だらけで正直毎日、薬のおかげでなんとか正気を保っているような毎日です。

今日は月一度のメンタル受診日です。

今朝はビッグニュースのおかげで、気分は幾分晴れやかではありますが、
やはり会社のことを思うと、いくらわたしの個人資産が膨れても会社が潤うわけではないので、なんとも言えず…悩ましいところです。

今日はメンタルの変化の気付き、そしてメンタル受診のメリット・デメリットについて少しお話したいと思います。


1.気分障害を自覚するまでが大変


まず、自分自身がメンタルの不調を自覚する
ここまでの道のりが長く最も辛い、と言っても過言ではありません。

その理由ですが、気分障害の始まりは大抵なんてことはないのです。
今まで好きだったものが、あんまり乗り気じゃなくなる。とか、
朝起きるのがなんかしんどい。とか、食欲が沸かない、とか。

そんなの皆一緒じゃないか、精神疾患なんて大げさだと思われるでしょう。

ですが、気分障害になると、落ち込んだ気分が全く回復しなくなるのです。
毎日が暗い。曜日感覚が分からない。何をしても楽しくない。
人と会うのが、話すのが嫌になる、怖くなる。
何のために生きているのか分からない。
特に理由がないのに、頭痛や肩こり、動悸や目眩のような症状が出る。

このような症状が一向に改善しないのであれば、気分障害の可能性が高いです。メンタルに行こうか迷っているぐらいなら、行きましょう。
自分で思い悩むより、医者に相談し、医者から診断を受けた方が明らかに気が楽になります。


2.メンタル受診のメリット


メンタルを受診するメリットは大きく分けて3つあります。


まず、「自覚症状をはっきりと伝えて診断を下されること」

自身の不調を伝え、医者の診断を受けるとホッとします。
これはわたし自身の経験でもありますが、
なんだかわからない恐怖心が診断を受けることで、自責から解放されます。
言い方は悪いかもしれませんが、「病気のせい」にできるのです。

○○できていたのが、できなくなった。のは自分のせいじゃなく、
「病気のせい」だから病気さえ治ればまた元に戻れる。
という希望を与えてくれます。


次に、「処方された薬を信じてみる」

どうせ効かない、とか飲んでも意味がない、と思いがちの方は多いですが、
医者のすすめに素直に従って服用し続けてください。

全然症状が改善しないのであれば、
次回医者にそのことを伝え、別の薬を試していく。
最初から自分に合った薬を処方されることは非常に稀です。

なぜなら、向精神薬や抗うつ剤は物凄い種類があり、人によって合う合わないはまるで違うからです。
最初から強い薬を出す医者はあまりいません。効き目は弱いが効果が長く続く、身体に負担(副作用)の少ない薬を処方するのが普通です。

ですから、風邪みたいにもらった薬を飲んだら「はい、回復。」とはなりません。自分の判断で途中でやめてしまっては意味がないのです。


最後に、「バックに誰かいることの安心感」です。

メンタルクリニックのお医者さんやカウンセラーさんは、人のこころのケアの専門家の方々です。

もちろん自分に合う、合わない、はありますし、メンタルクリニック側もそれをよく分かっている場合が多いので、合わないと思ったら素直に受付で、お医者さんやカウンセラーを変えて欲しい旨を申し出ましょう。

そして、自分の病気の一番の理解者はお医者さんです。
家族でも友人でもなく、心からあなたを治したいと思ってくれているのは担当しているお医者さんに他ならないからです。

ですので、何か新たな悩みや症状が出たら、わたしはすぐお医者さんに言うようにしてますし、お医者さんも適時わたしの状態を見つつ、処方薬の追加や減薬などを毎回検討してくれます。


3.メンタル受診のデメリット


ここまで良いことしか書いてませんが、もちろんメンタル受診のデメリットは多くあります。

まず、「金銭的問題」です。

メンタルクリニックは保険診察の対象ですので、保険が効きます。
ですが、処方薬を含めると結構バカにならない金額が負担となってきます。
国や自治体による「自立支援医療制度」を活用しましょう。

詳しくはこちら 👇
https://is.gd/QZN9JH


次に、「他者の不理解、偏見」です。

うつを始めとした精神疾患は未だに偏見と差別の対象となっています。

これは紛れもない事実です。

わたしが「うつである」とカミングアウトをしているのは、この偏見や差別を身を以て体験し、それを皆さんにご覧頂きたいからです。

「うつ病」に「完治」はないのです。「寛解」といい、精神バランスが安定することはあっても、一度「うつ病」になってしまうと、精神バランスはふとしたことで再び不安定になってしまいます。

こうしたことを少しでも誰かの救いになればいい、そう思ってわたしはSNSでの発信を続けています。


最後に、「治らない病気であることをどうしても悲観してしまうこと」です。

これはわたしが今も尚、苛まれている事象です。

自分ではよくなってきているのかもしれないと思っていても、周りからは、言ってることがおかしい、とか考え方がおかしい、と指摘されると、
「やっぱり、自分はまだ変なのかもしれない。」
「これは病気で変になっているのか、それとも話す相手が悪いのか。」

といった、自責と他責の間で揺れ動きます。

文学的思考や哲学的思考に近いのですが、
自分という存在の存在定義や意義を深く考え、
メビウスの輪のように思考がこんがらがってきます。

恐らく今、多くの人が、「自分は何のために仕事をして何のために生きているのだろう。」と考えていると思います。
逆説的に考えると、多くの人が「うつ病」に近い状態になっているとも考えられます。

毎日が楽しく、幸福な生活の人はそんなこと考えないし、考える必要もないのです。だって、毎日が幸せならそれでいいのですから。

話がそれてしまいましたが、「うつ病」とは、かくも難解な病気であるということです。


4.最後に


わたしは、大学生の頃、就職適正診断というものを受けました。

結果は「アーティスト」でした。

他の心理テストなどでも「アーティスト向き」とされました。

友人たちは「金融」とか「商社」とかいろいろ就職に適した結果が出ているにも関わらず、わたしだけ「アーティスト」でした。

要はわたしは元々、変人で、異端児なんです。

普通の職業には就けない、持病もそうですが、わたしにとってサラリーマンが一番難しいんです。
今きちんと会社勤めをされて、社会の歯車を回しているサラリーマンはわたしにとっては憧れです。

わたしは、そんな社会のレールに乗ることのできなかった落ちこぼれですが、自分で別の線路を引き、自分で電車を作ろうとしてるバカ野郎です。

存分に笑ってください。

ですが、もし、わたしの電車に乗ってみたいという奇特な方がいるのであれば、一緒に線路から作ってみましょう。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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