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誤解がすごい!ミニマリストの生活って貧しくもないし我慢もしていない。

こんにちは!モノを減らしてシンプルライフを送っているノリです。

ミニマリストとして発信していると

「ミニマリストの生活って貧しそう」とか
「我慢ばかりで毎日辛そう」といった言葉をもらうことも。

その度に「あーこの人はミニマリストやシンプルライフを誤解しているな…」と悲しい気持ちに。

メリットが多いミニマリストを一方的なイメージが先行して知らないままでいるなんて、正直もったいないです!

この記事では「ミニマリストの生活って全然辛くないよ!」という話をします。


◎ミニマリスト=モノを持たない人ではない

そもそも、多くの人がミニマリストに持っているイメージって「モノの数が極端に少ない人」ってイメージが強すぎます。

「部屋の中に家具がほとんどなくてほぼ内見の時と同じ状態の人でしょ?」
「炊飯器もテレビも持ってないんでしょ。文明の力を使えばいいのに」
「3着の下着を洗って使いまわしてるんでしょ。お金がないの?」
とか。

実際にそういう人がいるのは事実ですが、それはあくまで一部の話。

海外に住む人が京都の舞妓さんの映像を見て「日本は全員着物を着ている」と思っているのと同じ感じなんです。

TVなどではインパクトが重要になるので、「家も持たずに車で自由に暮らしている人」とか「家の中になにもない人」とかが取り上げられている現状。

だから、「ミニマリスト=なにも持たない人。生活が辛そう」というイメージが先行してしまっているんです。

現実のミニマリストはそんなストイックな人ばかりではありません。

ミニマルな生活を心がけている我が家ですが、テレビもあるし炊飯器もある。なんならコーヒーメーカーも買いました。

服はお気に入りのものに厳選していますが、1週間着まわせる分はある。

なんでも捨てればいいというわけではないんです。


◎ミニマリストはやりたいことに集中する人

では、なにも持たない人=ミニマリストではないのであれば、ミニマリストってなんなんでしょうか?

結論からいうと、ミニマリストは”モノの数で豊かさを決めず自分のやりたいことをやる人”です

ちょっとわかりにくいですかね?

もっと簡単にいうと、「たいして使わないモノにお金や時間をかけるよりも、不要なモノは手放してやりたいことに集中した方がいいよ!」という考えの人たちです。


例えばあなたが、「みんなが持ってる!」「有名なブランドだから!」とすごい欲しいわけでもないバッグや服を買っているとします。

当然タダではないので買うために働いたり他のところで我慢をする必要が出てくるかもしれません。

で、結局買ったもののそこまで欲しいと思ってなかったのでタンスの肥やしになってしまう・・・だったら最初から持たないようにしておけば、余計に働くこともありませんでしたし、自分の趣味にお金を使うことができますよね?


他にも例を出すと、「もう使ってないけどまた使うかも…」と持っているゲーム機があるとします。

すでに買ってしまったのであれば手放す必要はないと思うかもしれませんが、そうではありません。

ゲーム機があることによってついゲームをしてしまって、やりたいことをやるための時間が搾取されてしまうかもしれませんよね。置き場所だって必要なのでスペースだってくいます。

すごいやりたかったわけでもないのに、家にあったことによってついやってしまう。結果、本来やりたいと思っていたことにかける時間がなくなってしまうことに。

これってけっこうもったいないことだと思いませんか?やりたいと思うことがあるなら、暇つぶしでゲームをせずに打ち込んだらいい。

ゲームを手放したら、暇つぶしにゲームをやることもないので本来やりたいことに時間が使えるようになるかもしれませんよね。


こうした例を経験して、最初にミニマルな生活を考えた人は思ったわけです。

「何気ない無駄を減らして、自分がやりたいことや好きなモノに時間やお金を使っていった方が、生活が充実するよね!」と。

これが、ミニマリストの考えの根底なんです。


◎ミニマリストでもモノを買う

なので、ミニマリストにとってモノを手放しているのはそのための手段に過ぎません。

最初の方で例で挙げた「家を手放して車で生活をしている人」でいうと、「いろんなところで生活をしてみたい」と自分の中でやりたいことがあるから家を手放した。

「炊飯器を手放した人」でいうと、土鍋で炊いたご飯が美味しいから炊飯器が必要なくなった。

というわけです。

逆にいうと、車はいらないけど家は持ち家が欲しいと思っている人もいるでしょう。

スイッチひとつでご飯が炊ける手軽さを魅力に感じている人は炊飯器を持っているでしょうし、一人暮らしで鍋をやる機会が全くない人は土鍋を持たないかもしれません。

結局、自分の生活にとって必要なモノを手元に残しそうでないモノを手放すだけ。

「貧しそう」って思ってしまうのはあなたの価値基準だとその人の生活が貧しく見えているだけで、当の本人は貧しくもないし我慢もしていないんです。


◎ミニマリストの誤解

繰り返しになりますが、ミニマリストは我慢をしているわけではありません。

むしろ自分がやりたいことに忠実に従っているので我慢とは無縁な存在と言えます。

実際、僕は持っていたゲーム機を手放しましたが、それは筋トレや副業をしたいと思ったから。

ダイニングテーブルを捨てたのは、冬場にこたつでご飯が食べられたら幸せだと思ったから。

「人によってはゲームを一つも持ってないなんて…」と思うかもしれませんが、僕自身としてはやりたいことができているのでハッピーです。


ミニマリストはモノを持たない人ではない。モノの数で豊かさを決めず自分のやりたいことをやる人。

このことを覚えていただければ、ミニマリストに対する見え方が変わってくるのではないでしょうか?

やりたいことに時間とお金を使う生活は本当に楽しいので、誤ったイメージで嫌いになるのではなく、試してみていただけると嬉しいです!

それでは!

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