朝焼け

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朝焼け

しがない会社員がのんびりと旅行記書きます @asayake_jp Twitter&Instagramアカウント 旅の記録が日々の雑記に埋もれてしまっていますが、マガジンから是非!

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    雑記

  • ヨルダン2019

    12月に旅したヨルダン6日間の備忘録。入れる場所がなくてイスラエルの備忘録も一緒に入っています。

  • キルギス2019

    6月に旅したキルギス、6日間の記録です

  • バルセロナ2019

    6月に旅したバルセロナ、5日間の記録です

  • イスタンブール2019

    6月に旅したイスタンブール、5日間の備忘録です

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私が6年間続けた航海士という仕事を辞めた話

まずはじめに、この記事が私が勤めていた会社、荷主様、並びに全現役船員の皆様の不利益を被る記事ではないことをお約束させてください。 また現役船員の皆様におかれましては、陸に上がった人間が、たったの6年ぽっちの経験でなにを語るつもりだ、と思われるかもしれませんがどうかそっと目をお瞑りください。 結論から言うと、しんどくて耐えられなくなって、航海士という仕事を辞めました。体調も良くないです。船乗りという仕事は、ずっとずっとやりたかったことだったので投げ出すのはしんどかった。投げ

    • 旅は遠いところから行きなさい

      これは祖母の格言、家訓、ともかく祖母からもらった大切な言葉です。 そして私が旅をするようになってからずっと忠実に守ってきた言葉です。 旅好きな祖母は、祖父が存命中は二人で、祖父が亡くなってからは友人とさまざまな国や地方に旅行をしていました。コロナが流行し始めキャンセルしていましたが一番直近ではカラカルパクスタンに行こうとしていたように記憶しています。 そんな祖母がいつだったか私に行った言葉、「旅は遠いところから行きなさい」これがいつまでも私の中で軸となっています。私がま

      • 2021.3.8 高校世界史の授業でご一緒した皆さんへ〜旅の話

        まず初めに、本日は皆さんの貴重な時間を頂いて誠にありがとうございました。それにも関わらず十分に写真を見ていただけなかったりと、準備不足でごめんなさい。結局お伝えしたいことの本質も伝えられないままにチャイムが鳴ってしまったので、大急ぎでこのnoteを書いています。(見てくれてる方、いるかな?) (本日、中高時代の恩師にお招き頂き、高校の世界史の授業で旅の話をさせて頂きました、そのお詫びと補足の文章です。ですがぜひ生徒さん以外の方も読んでいってください。) さて、この度は"旅

        • ヘアードネーションをした記録

          7月16日、私は4年間伸ばした髪を40センチ、ばっさりと切りました。人生ではじめてのヘアードネーションでした。 今日はその時のわたしの気持ちを忘れないうちに、備忘録がてら書き残しておこうと思います。 ヘアードネーションという言葉。子供の頃からずっとその存在は知っていて。せっかく伸ばしているなら、誰かの役に立てばとは思っていたのですが、実行には至らなくて。 ちなみに私は幼少の頃の渡航歴の関係で(多分)永久に献血に行けません。だから、こんな私でも誰かのためにできる何か、と思

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        • ウズベキスタン 旅のメモ
          5本

        記事

          25の手習い/筋トレにハマった話

          ハロー、マッスル! 自粛期間中の4月、なぜか朝焼けの仕事は隔日出勤になってしまいました。なぜ「なぜか」なのかというと、そもそも職場で寝泊りしているのでずっと職場にいるからなのですが、とにかく仕事には出てくれるなというのです。仕事に行かなくても外に出られるわけでもないから当然手持ち無沙汰。 YouTubeも1日で飽き、買っていた本は読み終わり、友達とオンライン飲みを楽しみ、ご縁があり子供たちにオンライン授業をさせてもらったりもしました。しかしそんな楽しみも長い1日を潰せるほ

          25の手習い/筋トレにハマった話

          ご紹介が遅れました。私のプロフィール画像が変わったことにお気づきですか?素敵なコントラバス奏者でありながらイラストも紡ぐ リモート画廊 Shingu(Instagramアカウント@denkiteppan)さんにお願いして描いて頂きました!本当に嬉しい!ありがとうございました!

          ご紹介が遅れました。私のプロフィール画像が変わったことにお気づきですか?素敵なコントラバス奏者でありながらイラストも紡ぐ リモート画廊 Shingu(Instagramアカウント@denkiteppan)さんにお願いして描いて頂きました!本当に嬉しい!ありがとうございました!

          不穏を探す建築旅/三本立て

          旅に出るのも憚られたので、車と自分の足で行ける、不穏で美しい建築を探す夏を過ごしました。 「不穏」というのはわたしが尊敬してやまない旅人、砂漠さんの代名詞であり、あまりの恐れ多さに一度は使用を躊躇ったのですが…混沌?退廃美?やはりしっくりくる言葉がなく拝借させて頂くことにしました。 三本立てでどうぞ。 坂出人工土地もともと私が建物に、それも人の住む建物、家やマンション、アパートに興味を持ったのはウズベキスタンを旅したのがきっかけでした。 目を見張るような質実剛健、しか

          不穏を探す建築旅/三本立て

          夏への未練

          どうやら私はまだ夏に未練があったようで。 夏を必死で追いかけて後ろからそっと抱きしめたい。 それはもうできそうにもないので、ベッドに横になって写真を眺めていました。わたしのひと夏の記録、よかったら見ていってください。 淡さと儚さ わたしを甘やかすための甘さ 幸せを返してあげすぎたのかもしれない お地蔵さまを見つけたあなたはラッキー お気に入りを纏って なんでもない「美しい」を探して 寝坊してスコーンも焦がす遅い朝 ごはん落としてごめんね みつけてしまった

          夏への未練

          夏だけど冬とお酒の話を

          くるぶしまで積もる道路の雪は除雪も追いつかないのか、職場の前では膝まであった。防寒長靴を履いてこなかったことを後悔しながら雪を踏み分ける。ズボンと靴の間に雪が入ってくるのを感じないように、出来るだけ静かに踏みしめる。 やっと除雪が追いついた公道に停まっているタクシーに飛び乗り、目的地を告げるが口が回らない。なんとか震えながら目的地を告げ放心する。 降りたのはいつもの少し元気のないネオン街。元気のあるネオン街はどうにも気後れして、こっちの街の方が私には合ってると思ってしまう

          夏だけど冬とお酒の話を

          【漫画 テンジュの国】18世紀のチベットに想いを寄せて

          わたしは聖地巡礼というものが大好きです。 二次元と三次元の境目が溶ける、まるでその漫画やアニメの世界に入り込んだような魅力的な体験。 高校生の頃読んだ篠原千絵先生の「天は赤い河のほとり」に憧れ、古代ヒッタイト帝国を感じるためトルコに2度渡航しました。ドイツではペルガモン博物館でイシュタルの門を見て感動に震えました。 進撃の巨人が大好きでドイツのネルトリンゲンにも行きましたし(一番好きなのはハンジさんです)(色々あってこの辺の写真は全てないのが残念です) YURI on

          【漫画 テンジュの国】18世紀のチベットに想いを寄せて

          バーチャルさんぽ

          朝焼けの散歩を追体験してください。 さくらんぼ?え?違うの? 昼間だけど咲いてたぷりちーな朝顔 トトロが出るかと思った 尊さがある なんとも言えない緑のコントラストが美しすぎて ここだけ中央アジアかと思った(伝われ) 月がきれいでした 静かに寝かされて時を待つメロン 目の錯覚のような透明な虹、そうか今月はプライド月間だったね。 イルカとカモメと漁師がナブラに向かって三つ巴を繰り広げていました。朝焼けは高みの見物。 いいお天気だったのでジンジャーエールを連

          バーチャルさんぽ

          さっきお散歩してきた、とれたてほやほやの写真です。すっかり夏ですね。 さて、フォロワーさんが1000人になってました。本当にありがとうございます。いつか旅ができる世界が戻ってくることを祈って、このアカウントも大切にしていきます。どうかそれまでお付き合いください。

          さっきお散歩してきた、とれたてほやほやの写真です。すっかり夏ですね。 さて、フォロワーさんが1000人になってました。本当にありがとうございます。いつか旅ができる世界が戻ってくることを祈って、このアカウントも大切にしていきます。どうかそれまでお付き合いください。

          旅の短歌 35首

          飛び込みたいくらいの青のタラゴナで ビーチじゃなくてバルでビールを 冷え渡る 春先駆けるソンクルの 撫でた馬の背の 汗ばむ嬉しさ ストーブの前で手渡す一杯の ウォッカの燃えるゲルの月夜に 足元に気づかず踏んだエーデルワイス もっと華やか かと思ってて ナンパ師とそうでない人の見分けの ついてきた頃に帰る寂しさ 朝食のバイキングで野菜を取った気になっている旅の偏食 真昼からビール飲み一人ほくそ笑み あわてて真顔に戻る楽しさ チャイハナで横になったらもう最後 日が暮

          旅の短歌 35首

          時速12ノットの茶室

          みなさま、茶房・朝焼けへようこそ 数ヶ月陸に上がらず、家に帰れば季節は変わっていて。そんな生活を続けてもう6年目になりますが、移りゆく四季を味わえないなんて、私ったら人生の3/4くらい損しているんじゃない?せっかくこの四季の美しい日本に住んでいて、それはあまりにももったいない。 海の上にももちろん四季はありますが、そういうのではなく私はもっと、金木犀を嗅いだり、雨の匂いを嗅いだり、寒くなって隣の家から漂うおでんの香りを嗅いだり、そんな生活がしたい。でも限りなく無理。何か生

          時速12ノットの茶室

          ラム酒と船乗り

          "私は太平洋の海水がラムであればよいのにと思うぐらいラムを愛しております。" この文章に出会ったのは、人生の酸いも甘いも知らない中学生の頃。 "もちろんラム酒をそのまま一壜、朝の牛乳を飲むように腰に手をあてて飲み干してもよいのですが、そういうささやかな夢は心の宝石箱へしまっておくのが慎みというもの。美しく調和のある人生とは、そうした何気ない慎ましさを抜かしては成り立たぬものであろうと思われます。" - 引用元 森見登美彦 著 /夜は短し歩けよ乙女

          ラム酒と船乗り

          夏が始まったかもしれなくて、川へ。

          夏が始まったかもしれなくて、川へ。