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正体を隠したディスカッションサービス?

SENSE DEXIGN TOKYO(センス・デザイン・トウキョウ)です。今回の記事では、検討しているサービスについて書かせてもらいます。

自己紹介は前回の記事をご覧いただければ、幸いです!


サービスを通して実現したいこと

この数年で、我々の生活は大きく変化をしました。
世の中は変わり続けていますが、ただ漠然と「幸せになりたい」という思いは、いつの時代も大きく変わらないのかもしれません。

しかし、昔と今では「幸せ」の形が、少しだけ変わってきたようにも思います。

例えば少し前までは「いい大学に入って、安定した企業に就職し、退職金をもらって、余生を楽しむ」

これが日本で考えられる「幸せのお手本」だったかもしれません。
ですが、今ではあのトヨタでさえ、「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言しています。これは、今までの「幸せのお手本」が崩れかけていると言える出来事だと感じています。

時代の転換期と言われる現代では、社会が設定した「幸せのお手本」を目指し実現していくのではなく、様々な価値観に触れ自分なりの考えを持つことで自分を知り、その結果、「それぞれの幸せ」の生き方が共存できる世界へと変わっていくことが大切なのではないかと思っています。


サービスを通して提供したい価値

そこで、SENSE DEXIGN TOKYOでは、次の3つの価値を提供したいと考えています。

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1.それぞれが自分なりの考えを持てる

子ども時代、多くの人が素直に自分を表現していたと思います。

しかし、成長するにつれて周りに合わせることを覚え、自分を少しづつ隠していくことに慣れてしまった人が多いのでは、と感じています。(私もその一人です)

従来の日本の社会では、環境に自分を適応させていくことがうまく生きていく唯一の方法だったかもしれませんが、この方法に心から居心地の良さを感じている人はいるでしょうか。

社会に適応することを否定したいのではなく、自分自身を見つめ、自分なりの考えを持てることで、今より充足感をもてる人が、少なからずいるのではないかと思っています。


2.他者を知って寛容になる

大人になると、どうしても是か非か、賛成か反対かなど、2極性で物事を捉えがちになります。多数決もその一つかもしれません。

「それぞれの幸せ」の生き方が共存できる世界」では、「自分とは考えが違うけど、こんな考え方もあるんだな」と、他者・物事を受け止め、寛容になれる社会が、重要だと考えています。

世の中は正義と悪だけで語れるほど単純ではないし、無理に整理する必要もなく、ただ「受け止め合う」だけでもよいのではないでしょうか。


3.自分自身の変化に気づき、理解する

生きるということは、変わるということです。

自分自身の考えが変わることは悪いことではなく、それこそが生きていることの証であると我々は考えています。

何をやるの?

SENSE DEXIGN TOKYOとしてまず始めに、「他者の価値観を知り、自分なりの考えを持てる人を増やす」世界初の正体を隠したディスカッションサービスSeeeks(シークス)※を提供できればと考えています。

※サービス名称のSeeeks(シークス)は、Seek:探す、探究するという単語から名付けました。サービス名称検討については、改めてnoteで書きたいと思います!

オンラインディスカッションサービスSeeeksの特徴としては

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・(初めましての人と)「答えの無い問い」について考える
・参加者は自分をアバター化し、顔を出さない
・自分と他者の考え(価値観)の違いに気付き、自分なりの考えを持てるようになる

次の動画は、サービスのイメージ動画です。

人は自分の中に「3つの自分」を持っていると言われています。
「他者に褒められるための行動をする自分」「理想の自分」そして「本来の自分」です。

本来の自分こそが「自分らしい」ベストな状態ではあるのですが、様々な要因で「本来の自分」と向き合うことが出来ていないのが現状です。

Seeeksのディスカッションでは、参加者が自分に素直になれるような仕組みとして、参加者のアバター化を採用しています。メラビアンの法則で言われるように、外見によって相手を理解した気になったり、逆に自分を勝手に判断されたりするような経験をしたことがある人は多いと思います。

他にも、自分の顔を見られている状態では、社会に適応する対外的な自分を出してしまうなど、「本来の自分」と上手に向き合えなくなっている人がほとんどではないでしょうか。

オフラインの日常生活では、顔はオープンしながらも心には鎧をつけた状態になっている参加者たちが、このSeeeksの場では外見を隠し心の鎧を外すことで、もっとも自分に素直な状態で「答えのない問い」に対して意見を交わすことができます。

そんな環境で生まれる参加者それぞれの「自分なりの答え」は、交わる意見から対局の意見まで様々。参加者はさらけ出されたそれぞれの価値観に触れ、そこから新たな答えや疑問、興味をいだき、少しずつ本来の自分と対面して行きます。

参加者からは「すごくシンプルな問いなのに、全然違う回答があって面白かった」「知らない人と答えの無い問いを考える、という未知の体験をしたことにより、終わった後になんとなく人と話したくなった」などの感想が寄せられています。

これから実証実験を繰り返し、皆さまからのフィードバックをいただきながらサービスを充実させていければと思っています。


SENSE DEXIGN TOKYOは、参加者が自分自身を見つめ直し、様々な価値観に触れられる機会を作り上げていくことで、「それぞれの生き方があたりまえの社会」を実現していきたいと思っています。

長くなりましたが、これからSENSE DEXIGN TOKYOをよろしくお願いいたします!

次回は、オンラインディスカッションサービスSeeeks(シークス)のモニター募集について、書かせてもらいます!

知り合いを通じて実証実験を繰り返してきましたが、初めて公にテストモニターさんを募集します。

それでは!


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