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アート界のエコシステムの歴史 - Forbes - 世界が体験した「チームラボボーダレス現象」

デジタル技術にアンテナ張ってる大志です!
(大志を抱く中年│👉自己紹介

このまえ、東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」にいき、アートとデジタルとヒトの融合を体験。
自分が人の心を動かすには、もっと自分自身の心を動かして、もっともっと学ばなければいけないと思った。

今回は、前回チームラボプラネッツのことをもっと知りたいと思って買った本の話。


input! - Forbes teamLab Borderless

本の中で印象に残ったことのメモ。

  • Teamlab borderlessを実現したパートナーシップ、テクノロジー

    • teamLabと森ビルの共創でうまれたもの

    • オープン時500台以上のプロジェクター。プロジェクションパートナーとして、エプソンが参画。4K相当の高画質を誇るレーザー光源プロジェクター、狭小スペースでも壁面全体に投射できる超単焦点オフセットレンズといった高機能モデルを投入

    • オープン時520台のコンピュータ。極彩色の花びらが散り、滝が流れ落ちるかのようなグラフィック、センサーの反応によって形を変えるインタラクティブな作品の美を支えている

  • アート界のエコシステムの歴史

    • 19世紀のなかば、産業革命によって、金属製のチューブの絵の具が発明された。これにより、屋外で絵を描く用になった。このことが印象派の出現につながった

    • 印象派が登場する少し前に、サイエンスの分野で「視覚混合」が発見された。絵の具は色を混ぜていくと黒みを帯び彩度が低下してしまうが、鮮やかな色を並べた場合は、見る者の網膜上で混合されて、より明るく見える。これらにより、それまでになかった明るい色彩の絵が描かれるになった。

    • ここで、絵の買い手や発注者が問題になる。印象派の出現以前は、画家は貴族や教会の発注を受けて作品を手掛けていた。しかし、印象派の画家たちが屋外に出て描いていたのは王侯貴族の肖像画でもなければ、教会に掲げられる宗教画でもない。そこで買い手になったのが、産業革命が産んだ新興の富裕層たち。作品を売る画商やギャラリーが生まれ、コレクターの寄贈による美術館も誕生した。

  • チームラボが作り続けている体験型の空想作品

    • チームラボは体験型の空間作品を作り続けてきた。観る人たちに没入して体験してほしいと思っていたし、自分たちもデジタルアートの提供で新たな体験がしたかったから。作品はよりダイレクトに人々に届けられるし、テクノロジーを駆使したデジタルアートは物質にとらわれることなく、体験という価値を提供できる。これらは、情報社会が到来してより強化された。

今後やってくこと

余談だが、自分は、モネの絵が好きで、書斎のAmazon EchoShowはモネの作品のスライドショーにしている。

書斎のモニター下にあるEchoShow。数秒おきにモネの絵画が入れ替わる設定をしており、書斎での日常に彩りを足してくれている。

そんなモネを始めとした印象派の誕生が、金属製の絵の具チューブの誕生・「視覚混合」の発見・産業革命の新興富裕層が誕生し、いまの美術館につながっている、という一つのストーリーを初めて知った。

歴史の流れっておもしろい。新しいものを見つけたときに、その事象そのものを捉えるのではなくて、それがなぜ生まれたのか?を深掘って捉えることって、世の中に追加となった価値が生まれたメカニズムを把握し、今後に転用していくうえで、大事な思考方法だなと思った。

teamLabの新しい施設が、2023年に開業予定の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」で開業するらしい。「境界のない1つの世界で、さまよい、発見する」のコンセプトは継承しつつ、さらに先端テクノロジーを駆使し、文化・共創を意識したミュージアムとして進化するとのこと。

公式サイトを見ると、2024年1月オープン予定。
楽しみすぎる。長男坊の受験が終わった頃に行こうっと!

まだ行ったことない方は、東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」へどうぞ!

続く


(関連リンク)”大志を抱く中年”について
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