PC机から

思えば、好きなことをしてきた人生だと思う。
その分、くそったれなことも山ほどあった。

思い出すと、幼稚園の時好きだった「ちっち」ちゃんとは結ばれなかったし、総合的に見てよく殴られた人生だし、三回も精神病院に入院しているし…。と、本当に、思えばいろいろなことがあった。

最近、よく過去の呪縛のようなものに頭を絡めとられる。
そのたびに反芻し、何度も苦い味を飲み下し、吐いて、今ここにいる。

このあいだの入院では面白いことが結構あって、人生というのはどん底にもユーモアがある程度には残酷なのだと理解した。

「音楽」は音を楽しむ、だが「文学」は文を学ぶ、だ。

僕は学ぶのだ。これから。
今日は40pも小説が読めた。

三度の発症でマジックマッシュルーム三千個分はぶっ飛んだ僕の頭は、
普通の人のIQや認知機能(物事を捉える力)が低下している状態だ。

それでも、この深い溝を超えてでも、文章を綴っていきたいと、
今、おもっている。

こないだの精神病棟での喜劇についてはいずれネタ的に書きたい。

よく友人に、「君はそんなどん底でもなんてポジティヴなんだ!!」
と言われることがあるが、なんてことはない、それがここで生きるすべなのだ。

僕はこれから、死ぬまで毎日、大量の薬を飲まなければならない。
飲み忘れれば、行先は地獄。されど、ここも、地獄。

昔読んだ本で、「すべての人間は、その人間なりの地獄で生きている」
というようなことを読んだ。

僕は今、まさにそうだな、と思わされている所だ。

今日は、久々にPCで文章を書いている。

そうだなあ。詩でも書いてみようかな。

「ゆらめいた 夜の空へと 上る風」
「足で踏むペットボトルの音、夢の国、帰ってきて 愕然」
「見えない光 目の裏を 焼き尽くす赤」
「このレーンの 先には 言葉だけ」

うーーーん。冴えませんね。

とにかく、一から出直し、という気分で、文才あるように振舞ってた自分にも喝を入れ、最初から、やり直します。

音楽は17年やれたのだから、文学はもっとやろう、
そんな気持ちです。

最近、バーストのピスケン氏がまた記事更新をし始めていて、
相変わらず非常に面白いので拝見しています。

彼の文章、悲壮さとユーモアのバランスというか、
まさにキワッキワでの作詞業というか…
圧巻です。

この歳になって、「村上龍派」から「春樹も好き派」になり、
日々、文章にも影響を受けており、小ざっぱりとした文体をちょっと目指し始めているかな?と自覚しています。

ああ、今日はPC机に座れた。
良かった。

最近の自分はこんな感じです。


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