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人事トラブル相談所

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人事トラブルや相談事例を中心に世の中の経営者、人事の方が本当に知りたいネタを紹介していきます。
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2021年5月の記事一覧

人事トラブル相談所⑮「上司が違法薬物やってるんだけどクビにできないの?!~それでも彼はヤッている~」

必ず手にいれたいものは~~♪ 誰にも知られたくない~~♪ 百ある甘そうな話なら~~♪ 一度は触れてみたいさ~~♪ (Y〇H、Y〇H、Y〇H) と、口ずさみながら・・・ 電車内でお尻に触れちゃったり・・・ 人妻についつい触れちゃったり・・・ 違法薬物に軽く触れちゃったり・・・ まだ、そこまではやったことがないプラダを着た悪魔の人事です。 最近は、本当に至る所で不祥事が起こっていますよね・・・。 →公文書偽造(これは政治家か・・・) →議員特権不正使用(あ

人事トラブル相談所⑬「うちの女性社員がメンズエステをやっている?!~売れっ子嬢がSNSで炎嬢(上)しないために~」

どうも、プラダを着た悪魔の人事です。 いきなりですが・・・・ 「女性のうち、40万人」 と聞いて、ピンっときますか? これ、日本の風俗嬢の概算人数だそうです。。 多少のブレはあるにせよ「実際店舗数×在籍人数」のシミュレーションで算出するとこのくらいになるそうです。 ちなみに東京23区では品川区の人口がちょうど40万人くらいみたいです。 なお、上記人数はいわゆる「性風俗」にカテゴライズしているもので、接待などを伴う風営法カテゴリーのキャバクラ、ラウンジ、グレーなエ

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人事トラブル相談所⑫「退職代行サービス〇〇ですが、Aさんの退職について・・・?!~舐めた野郎は総出で潰すしかないでしょ~」

「私、退職代行サービス◎◎の▲▲と申します。御社にお勤めの〇〇様からご依頼をいただき、お電話させていただきました」 このご時世、人事やっているといきなり来るんですよね・・・ 「退職代行サービス」からの電話!(ぬるぬる社員が甘える場所) ここ2~3年くらいでしょうかね、増殖してきたのは・・・。 退職意思も伝えることができずに逃げ回っている子犬ちゃん。 (↓ なんの絡みもないですが、関連記事あったので適当に置いておきます) 退職代行サービスを使うことは、別に個人的にはど

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人事トラブル相談所⑪「会社でハラスメントを防止するにはどうしたら?!~ハラスメントを起こさせる人事が脆弱なだけでしょ~」

どうも、プラダを着た悪魔の人事です。 タイトル画・・・懐かしいですよね、豊田さん。 最近じゃ随分おしとやかになって、ワイドショーに出たりしているのですが・・・本当の顔はどっちなのかとついつい考えてしまいます。 「このハゲー!」って言われたら・・・ 「なんて日だ!」って返せれば・・・・ ハラスメントなんかそもそもないんですよ、どこの世界でも・・・。 最近思うのは、やっぱり社会も女性も寛容な方が良いんですよ(*‘∀‘) 男性諸君も色々なお店にいって、なんでもかんでも

人事トラブル相談所⑩「プラダを着た悪魔とセクハラ、怖いのはどっち?!~近年のハラスメント事情と過熱ぶり~」

こんにちは。 彼女と同棲している時、帰宅してリビングに「ゼクシィ」が置かれていたら、「ゼクハラだ」と言う気がしてやまないプラダを着た悪魔の人事です。(同棲はしていませんが・・・) 海外ブランドもここ数年で高くなりましたよね・・・汗汗 ところで・・・ 最近、TVドラマでドラゴン桜が再開されましたが・・・ 「バカとブスこそ東大に行け!」 これって・・・人事目線で見た時、ハラスメントになりませんかね?笑 バカ=過度な人格否定 ブス=容姿を全面的に侮辱 まぁ、ドラマな

人事トラブル相談所⑨「営業マンが運転中の発作であわや大事故に!事前に誓約書って取れないの?!~」

 人事をやっていると、色々な情報を入社前から退職後まで日々取扱うこととなり、いい情報も悪い情報もやはり取得までの鮮度が命になります。 日々アンテナを張り巡らせ、また関係各所との相対をしながら適度な距離感を取り持つということも1つの仕事ではないでしょうか。 世の中の経営者の方も大なり小なり、そのような事を感じていらっしゃると思いますし、時には松重豊さんのように・・・ 「それさっ、、早く言ってよーーー( ゚Д゚)」となるときありますよね?! 業務中の事故になりかねない持病

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人事トラブル相談所⑧「コロナで増産体制確保指令!連続勤務って何日間までいけるの?!~1ヶ月変形労働時間制の視点~」

人事トラブル相談所も今回で8話目となりましたね。 自己紹介でも触れていますが、ありきたりの労基法解説や判例引用のベタ貼り解説は趣味じゃないので、一切せず本当に実務で使える、使って欲しいネタをメインで書いています。 時には、こいつ何言ってんだ?とか・・・ そういう見られ方もあるかもしれませんが、それも1つの味。特色。として捉えていただけますと幸いです(*'▽') そもそもですが・・・ 本当に世の中で裁判になって、最高裁判決とかまでいって事例としてオープンになるのって・・

人事トラブル相談所⑦「アルバイトに対して夏季/冬季の休暇って与えないとダメなの?!~同一労働同一賃金の概念~」

 度重なる緊急事態宣言が続く中、これまで黙っていた百貨店などもあの手この手で策を練り、営業開始を仕掛けるなど民間としての力を見せ始めてますね。 東京都の小池百合子知事は会見で「高級衣料品は生活必需品に当たらない」と営業拡大の動きを牽制しつつも、色々な動きをされてイラッとされているのではないでしょうか・・・(*´Д`) だいたい「不要不急」っていうけど、これも人により概念って変わりますよね・・・ 年内に結婚相手を探したい人からすれば、ホテルのラウンジでお見合いのためにコー

人事トラブル相談所⑥「もっと労働日を増やして限界まで働いてもらう方法ないの?!~1年変形を均しちゃえばいいんじゃないか説~」

世の経営者はこう言いました。 「同じお金を払うんだから目一杯働いてもらいたいんだよ!」 世のサラリーマンはこう言い返しました。 「そんなのイヤだよ、できるだけ楽してお金稼げればいいんだよ!」 別にどちらに肩入れをするつもりもなく、ただリアルな声を拾うとこんな感じでしょうか。あくまでも立場の違いで人を雇用したことがある人は、どちらもわかっていただける気がします。 現在の労働日数と休日 「働き方改革」とか言われて、なんとなくボンヤリしてるんですが・・ 暦日365日のう

人事トラブル相談所⑤「有給休暇の取得順序って会社で勝手に決めていいんだよね?!~労働基準法の隙間~」

 「働き方改革」って何でしょうね? コロナでリモートワークが増え、密を避けるために余計な接待、夜遊び、浪費が減り、結果的に早く帰宅できる。これも立派な「働き方改革」なのではないかと思う最近です。 (早く帰宅すると妻にイヤな顔をされるという人にはキツイかもですが) 労働基準法の歴史と今「働き方改革」というワードが出る中、世の中ではリモートワーク、副業、フリーランスなどなど各人の勤務形態や時間の使い方も劇的に変化しているにもかかわらず、色々改訂の経緯はあるにせよ労働基準法だけは

人事トラブル相談所④「コロナで店舗休業。休日前倒して、労働日後ろにズラせないの? ~変形労働時間制のリアルな使い方㊙~」

 コロナが世間を賑わしてから、早1年が過ぎようとしていますが、まだまだワクチン接種も進んでおりませんね。 開催可否はともかく、東京オリンピックに「ワクチン接種」という競技種目があれば、世界最下位になれる気がしてやみません汗 さて、そんな話はさておき・・・ コロナ禍における休業対応  この緊急事態宣言が長く続く状況では、いわゆる現場系の仕事(アパレル、飲食、ホテル、百貨店など)では色々と想定しない事も多々起きており、その中でも国や自治体から休業要請など外的要因を受ける場合、

人事トラブル相談所③「身元保証書取ってるし、何かあったら保証人に全額賠償させられるよね?!」

 労務管理をするうえで重要となるものの1つに就業規則や雇用契約書があげられますが、入社時に取得する書類も同じように重要であることを実務に携わっていると感じることが多々あります。 どの企業でも、比較的取得するようにしている身元保証書について触れたいと思います。 民法改正(2020年4月) 企業に入社する際、求められることが多い書類のうちに「身元保証書」がありますが、およそ120年ぶりの民法改正に伴い、2020年4月から一部運用が変わっています。 保証期間(通常3年、定めが

人事トラブル相談所②「同一労働同一賃金って何?パートにも手当支給しないとダメなの?!」

 働き方改革という言葉が世の中に浸透し、ニュースなどでも正規雇用者と非正規雇用者の待遇格差是正などについて取りざたされている事が増えたように思います。 その中でも、最近訴訟絡みでよく耳にするのが「同一労働同一賃金」というものではないでしょうか。ひと昔前に比べて、非正規雇用の割合も一段と増えているので、どこの企業でも話題になっているようです。 個人的には法律ネタの解説は色気がないため気が進まないのですが、真面目なネタも書いておいたほうがいいのかな。と思いPCを叩くこととします。

人事トラブル相談所①「いきなり会社宛に従業員の給与差押通知書がきたんですけど・・・」

 「企業人事アルアル」の1つに、従業員の給与差押通知書がいきなり会社宛に届くことがあります。従業員数を多く抱える会社やイケイケベンチャー、その他営業マンが在籍していて給与体系にインセンティブを設けている会社などでよく見られます。 自身の経験からも色々なケースを見てきましたが、若くして多くのお金を得ている人やインセンティブなど瞬間風速で月額給与が跳ねた時などに、気を良くして夜の街や飲み代、高額な買い物(車、時計、ブランド品など)に消え、それらをキッカケに日常生活で支払っていた