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富とは、寝ている間も稼いでくれる資産


大学時代に広告事務所で広告コピーを書いていたので、留学のため渡米してからもニューヨーク電通の下請けの仕事をアルバイトでしていた。その時電通のアカウント・エグゼクティブが言ったことが人生に大きなインパクトを与えた。

フリーで広告コピーを書く仕事は自転車操業。本当は寝ている間も稼いでくれる仕事を見つけることだ、とその人は言った。

その後アメリカの会社に勤めながら、その言葉の重みをずっと感じていた。起業はその言葉に後押しされた結果かもしれない。

「寝ている間も稼ぐ」ために必要なのは『仕組み』だ。

エンジェル投資家としても積極的に活動しているナヴァル・ラヴィカント氏は、「富=収入+資産×投資収益率」を説いている。さらに「収入=説明責任+レバレッジ+特殊知識」という公式も打ち出している。

説明責任とは、自分のブランドを構築+自分の活躍できる場+リスクを取るかどうか。そしてレバレッジとは、お金+ヒト資産+知的所有権

ここでいう特殊知識を自分なりに解釈すると、小さなストックを積み重ねていくことだと思う。当面の仕事に関係なくても、興味があることを積み重ねていくこと。私の場合はテクニカル分析やヨガ、スカッシュなど、好きなことを突き詰めていった。

それがすぐにお金につながるかというと、そうでないかもしれないけれど、巡り巡ってエネルギーを高めたり、気分をリフトアップしてくれることにつながる。それは他のことに歯車的にアップワードの力に働く。

良くない選択肢は、変えようとして変えないこと、そのままにしようとしてそうしないこと、受け入れようとして受け入れないこと。これもナヴァル・ラヴィカント氏の言葉だ。


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