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役に立たないものを手放す

役に立たないものを手放す、といっても断捨離のことではない。役に立たない感情、昔の小さな心の傷、誰かに言われた他愛ない言葉、過去のこうしたらよかったという後悔、悪いと思いながらついしてしまったこと、それらを全て手放すと言うことだ。

誤解を恐れずに言えば人間関係についても同じことだ。役に立たない人と言うとちょっと酷い言い方だけれど、噂話しや愚痴ばかり聞かせるような相手との関係は手放してしまいたい。

生きていくということは実はこれまで考えていたよりずっとシンプルだということに、年を重ねてようやく気づき出した。こうでなければならない、なんてことは、とても少ない。ほんとに少ない。

そんな風に思えるようになったのは、ヨガとワークアウトを通じて身体を使うことが日常的な浄化作用となってからだ。特にヨガは呼吸を大切にしながら、身体のさまざまな部分に意識を向けていく稽古の連続だ。

ちなみに英語ではヨガをすることをプラクティスという。プラクティスという言葉が示唆するのは、何度も何度も繰り返して修練すること。アメリカでは医師の行う医療行為もプラクティスと呼ばれ、医師はプラクティシャン(プラクティスする人)である。

ヨガは、何度も何度も繰り返して修練することで、身体の声が聞こえてくる。そして体が変わってくる。心も研ぎ澄まされてくる。なんだかそれは浄化作用ととても近しいものに思える。





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