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『真夏の自由研究対策③』小学生がわかるように、自由研究の進め方を説明してみた

こんにちは。

仮面ライダーリバイスが楽しみすぎる、けんちんです。


今日は「真夏の自由研究対策」の第三回、自由研究の進め方について説明します。

前回の第二回でテーマを決めた後にどうやって実験を進めていくのかという話になります。


どちらかというと、実際に実験とかを行う人向けの内容になるかと思います。


①実験の計画を立てる


まず実験の計画を立てます。

何をするのか。

何が必要なのか。

時間はどのくらいかかりそうか。

場所はどこでやるのか。

危ない可能性はあるか。


こういった計画などを考えておきましょう。


計画を立てた上で、実際に実験をしていくとうまくいかないことはあると思います。

でもできる限り、最初に考えておいて準備をすることが大切です。


②結果を予想する

実験の前に結果がどうなるのかを予想して、ノートなどに書いておきましょう。


この実験はどのようなことがわかりそうなのか。

どのようなことが起こりそうなのかを考えて、まとめておきます。


またどうしてそのように考えたのかも書いておくといいでしょう。

何かしら理由があると思います。それを思うままに書いておきます。


ちなみに予想した結果が、実験をした結果とちがっていても気にすることはありません。

自分で一生けんめい考えることが大切なのです。


③実験する

計画した内容に合わせて実験を行います。


結果などはできる限り、写真や動画に撮っておきましょう。

実験の様子なども撮っておくといいです。

今はスマホもありますからね。


あと実験がうまくいかない時は「どうしてうまくいかないのか」を考えて、「どうしたらうまくいくのか」まで考えます。

そして考えた方法で何度でもチャレンジしましょう。


④結果をまとめる

実験をした結果をまとめます。


「こんな実験をしたら、こういう結果になりました。」という形になると思います。


写真などをはれるとすごくわかりやすく、さらに信頼性が上がります。

動画の場合は、USBなどに入れて学校に持っていくといいと思います。(持っていく前に先生に相談しておくといいです)


実験をして上手くいかなった人は、上手くいかなかった記録も書いてもいいです。

先生から見たら、そういう失敗が大切だと考える人もいます。


⑤どうしてこうなったのか考える

行った実験と結果から、どうしてこういう結果になったのかを考えてまとめましょう。


実験の様子から気づいたことを書いてもいいです。


行った実験に関係のあることをインターネットなどで調べて、そのことも含めてまとめるといいと思います。

「〇〇について調べたところ、▲▲という性質がある。それと関係があると思います。」という感じです。


【おまけ①】実験がうまくいかない時

「実験の結果が予想とちがった!」とか「実験がなかなかうまくいかない!」ということは、難しい実験をしていれば直面すると思います。


でもそんなの気にすることはありません。

うまくいかなかったらどうしくいかなかったのかを考えて、次に生かすのです。


失敗は、「こういう方法で行うと失敗する」という結果を出しています。

だから同じことをしないようにすればいいのです。

それ以外の方法なら成功するかもしれません。


それに飛行機の実験をしていたライト兄弟を知っていますか?


ライト兄弟は実験を成功させるために何度も同じような実験を行ったいたそうです。

おそらく失敗のたびに、次はどうしたらうまくいくのかを考えて実験の方法を変えていたと言われています。

何度も失敗を重ねて飛行機の発明につなげているのです。


ライト兄弟だけではありません。

偉大なほとんどの発明家は何回もの失敗を超えて、偉大な発明をしています。


だから一度や二度の失敗は気にしないでください。

失敗という大きな経験をあなたは得ているのです。


【おまけ②】さらにいい実験にするコツ

ここからは少し難しい話になりますが、実験では、実験ではっきりさせたいこと以外の条件を同じにすることが一番です。

例えば小学校の理科の授業で、種子から芽が出る条件について実験するかと思います。

この実験では芽が出るために水が必要かを調べるときに二種類のものを用意したと思います。

1 ぬらしただっしめんにインゲン豆の種を三つ入れて、ひなたに置く

2 かわいただっしめんにインゲン豆の種を三つ入れて、ひなたに置く

この実験では、「水」という条件以外は同じになります。使う種も同じだし、置く場所も同じ。

でもこの実験をするときの方法を間違えてしまうと、芽が出た理由が本当に水なのかがわからなくなります。

例えば次の二種類で実験をしたときも実験の結果は同じになります。

1 ぬらしただっしめんにインゲン豆の種を三つ入れて、ひなたに置く 

2 かわいただっしめんにインゲン豆の種を三つ入れて、暗い箱の中に置く

ですがこの条件で実験を行ったとき、芽が出なかった理由を考えるときに水が理由であるか、日に当たらなかったのが理由であるのかわからなくなります。


知りたいこと以外の条件を変えずに実験をすることが一番です。


ちなみにこれはすごくむずかしいので頭のかたすみに置いて、実験の計画を立ててください。


ということで今日は自由研究の進め方を説明しました。


少し難しい話も多かったかもしれません。

少しでもみなさんの宿題の手助けになるとうれしいです。


次はいよいよ最後の自由研究のテーマ集です。

お楽しみに!


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他の小学生に説明してみたシリーズはこちらに。


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