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生き物との関わり

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よいものも悪いものも含めて
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記事一覧

2022/09/03 オンライン取引スペース

ヤフオクに関するスペースで触れた記事や使った資料を置いておきます。参考にされてください。

■これまでを振り返って最初に書いた記事はこちら。

その翌年もちょっとだけ目線を変えて同じようなことを書きました。

イモリの取引についても書きました。

規制のあり方(タイミング)についての記事はこちら。

規制や保護の際には波及先のことも考えようという話も。この場合はアメザリ規制がニホンザリガニの取引増

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2019年3月6日 生き物癖の悪い人

昨夜の今頃は、生き物を愛する研究者、NGO、財団、行政の方と語らっていたました。話題も飛び、意見もいろいろでしたが、「生き物が好きな人だからと言って、生物多様性を守ろうと思ってくれるとは限らない。むしろ足を引っ張ることもある」という認識は一致しました。 続

事例集
①ネコを愛するあまり、捕食には目をつぶり、捕獲に反対しまくる方々
②鳥が飛び立ついいシーンを取ろうと石を投げつける「写真家」
③好き

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2019年5月11日 DMZと南北平和

https://twitter.com/SciKotz/status/1127013449391689728

「トラの足跡が確認されているほか、複数の米兵がトラに似た物体を目撃したとの報告もあるという。」朝鮮半島DMZの生態系の豊かさはこれまでも取り上げられてきましたが、共同調査とかで南北交流テーマの一つになる可能性はないでしょうか? #生態系 #朝鮮半島問題
南北軍事境界は「絶滅危惧種」の楽園

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2019年6月21日 工場サンクチュアリ

「市島工場は敷地の約7割が緑地で、絶滅危惧種に指定されている日本固有の淡水魚「ホトケドジョウ」を育成するなど、さまざまな環境保全活動を行っている」工場の敷地がサンクチュアリ的に使われている例は増えてますね。応援したいです。 #生物多様性 #絶滅危惧種

国蝶「オオムラサキ」の羽化始まる 環境保全活動を行う住友ゴム工業の兵庫・市島工場で
https://news.nicovideo.jp/watch

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2019年7月8日 メディアと採集

過去ツイRT関係で、オイカワマルさんへのリプでも(言い方はちょっとキツイ感じでしたが)ちょっと考えていたこと。つぶやきます。

研究者やメディアがある生物のすばらしさや採集の楽しさを発信することが、必ずしもいい結果を招く訳ではないという指摘は、とても重要で、悩ましいところです。 続

①学生の頃、熱帯林でアリと植物の共生を調査していた研究者のゼミ発表に出た際「私の調査地点周辺の植物は私がむしりまく

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2020年2月16日 湧水生態系研究会

先週の木金と行われたこの催しを取材して来ました。詳細はまた(少し時間かかりそうですが)お届けしたいと思います。多くの人に知ってもらうだけの価値がある内容でした。少しだけ感想。 #生態系

①視察では湧水のポイントも見せてもらいました。進化や地元の意識に関する興味深い(と書くと安っぽいですが)発表も相次ぎ、生物多様性や生態系とは科学のテーマだけでなく、暮らしや文化でもあると改めて感じました。 #生態

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2020年3月31日 放流を考える

「放流には準備がいります。遺伝的特徴の解析などでは専門家の支援を受け、放流場所を選ぶ際は関係者の協力が必要です。放流後も地域できちんとモニタリングして見守ることが大切です。息の長い取り組みなのです」先日紹介した放流のまとめ記事、再掲します。続 #保全
https://www.asahi.com/articles/ASN3R3JCZN2NULBJ005.html

①まず「有料記事」とありますが、無

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2020年6月18日 熊森とクマ

南魚沼市でのクマ放獣問題に関しての、しまきうさんの連ツイを読んで、私も何か資料をシェアしようと思い、急ぎ集めました。現時点では、この件あまりにも疑問が多く、想定される(た)リスクが多すぎます。先日シカについてつぶやいたのに、クマに触れないのも不公平かと思い、参考までに。 #鳥獣害

①まず、新潟県のツキノワグマ管理計画からです。クマとのトラブル起きています。計画策定時のデータなので少し古いですが(

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2020年10月26日 エトピリカ

「環境省によるとロシアが実効支配する北方領土を除くと、北海道根室市の無人島のユルリとモユルリで数組のつがいが確認されるだけ」私のTLにも流れてきた悲しいニュース。実は少し思い入れのあるニュースなので、関連情報を。 続 #絶滅危惧種 #Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/3220ee5f6efb44b9e669c30bec529afbc406a6

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2020年11月17日 復興と生物多様性

「震災復興の大義のために、多少の犠牲は致し方ない。たかが、水生生物。多くの人はそう考えるかもしれない」「だが、復興が急がれる中で、情報の共有や認識の不足によって、不必要な犠牲が生まれていたとのだとしたら、それは避けられるべきだった」同意。丁寧な報告。 #保全
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201116/k10012714401000.html

いくつか拙著

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2020年12月29日 ドングリ撒きの問題

共同通信と言えば、生物多様性を始め、環境分野の大先輩のI田さんや、象牙問題である意味「同志」だったS木さんなど、尊敬する記者がいつもいただけに、こんな記事を載せるのが信じられない。

クマ対策、各地で模索続く ドングリ集め給餌、植栽も:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77057/

①この際、資料をまとめておきます。
とりあえずこ

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2021年3月8日 ミドリシジミ騒動

ミドリシジミの件、非常に残念だし、こういう報告がないと、いたことすら記録・記憶されないので、重要な資料だと思います。一方で、これまでにどんな保全活動や、普及啓発がなされてきたのか、そういったものがあったなら、それに対して行政がどう対応したのかなども冷静に見る必要があると思います。

市民にも親しまれていたチョウなのに、行政がそれを知りながら開発したなら問題は大きいと感じますし、ひそかに愛でられてい

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