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理学部ってどんなとこ?(2)

こんにちは!東北大学サイエンス・エンジェル(SA)のさんべちゃんです。本記事では理学部紹介の続き、キャンパスと理学部を選んだきっかけについて紹介していきます!
前編はこちらからどうぞ!

4.キャンパスはどんな感じなの?

名称未設定ファイル3

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/access/

理学部の学生は、2年生の前期まではこちらの川内北キャンパスで、全学教育と呼ばれる基本的な授業を受けます。東北大学の全ての学生は、理系文系問わず最初はここで勉強をします。サークル活動や大学祭もここで行われますよ!

名称未設定ファイル2

https://youtu.be/hrF7BaOlXbo

学科に配属される2年生の後期からは、こちらの青葉山北キャンパスで、より専門的な授業や実験を受けることになります。その名の通り山の上にあるキャンパスで、原付や地下鉄で通う人が多いです。自然豊かで、四季の移り変わりを感じられるとても良いキャンパスです^^

5.みんなはどうして理学部に?

さて、理学部がどういうところかをざっくりと説明してきましたが、実際に理学部にいる人たちは、どうして理学部を選んだのでしょうか?
そこで、理学部を卒業して現在は大学院でバリバリと研究に勤しんでいる人たちに、理学部を選んだきっかけについて聞いてきました!

生物学科卒業 Mさん
理学部生物学科を選んだきっかけは、高校の授業で遺伝子発現や細胞分裂について習った際に「自分の体の中で本当にこんなことが起きているの!?」と衝撃を受けたことです。生物を構成する仕組みについてもっと詳しく知りたい、という純粋な興味から理学部への進学を決めました。
物理学科卒業 Mさん
物質から宇宙まで幅広い現象を説明する物理学の普遍性に惹かれ、物理学科に進学しました。物理に興味を持ったきっかけは、高校生の頃、運動方程式が実験室も宇宙も記述することに感激したことです。
化学科卒業 Yさん
もともと科学が好きで、宇宙とか原子とか、特に素粒子に厨二的なロマンを感じていました。そのせいもあり、大学では物理を勉強しようと決めていたので理学部を選びました。物理学科ではなく第二希望の化学科に進みましたが、希望通りのロマンある分野で楽しく研究できています。逆に化学科に進まなければミュオン触媒核融合(Yさんの研究テーマ)に出会わなかったと思うと感慨深いです。

どうやらみなさん、自分の興味や感動したことに従って理学部を選んだみたいですね!
かくいう私も、宇宙の創生やダークエネルギー、大統一理論などの何やらかっこいい名前の事柄について勉強したいと思って、理学部の物理系を選びました。
世の中のことわりを探求するという理学の性質上、自分が興味を持ったことをとことん突き詰めることができるのが、理学部の大きな魅力だと私は思っています!

6.おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました!
理学部についてのもっと詳しい情報を知りたくなったら、ぜひ理学部のオープンキャンパスページを訪ねてみてください。理学部がある青葉山北キャンパス各所の写真や、紹介動画が沢山載っています。

こちらは少し前に話題になった、理学部・理学研究科の紹介動画です。各学科の教授たちが自然科学の解明に挑戦する様子を描いています!
動画の関連サイトでは、質問に答えるとあなたが興味を持ちそうな学科を教えてくれる「あなたの好きなことから探る“理学部学科紹介”」や、冒頭に出てきたウロボロスの詳しい説明などが載っています。こちらもぜひチェックしてみてください!

今回の記事で、理学部に興味を持つ人が少しでも増えてくれたらうれしいです^^
次回記事では、SAの研究生活についての記事をお送りいたします。どうぞお楽しみに!

記事へのコメントや質問などはこちらのフォームからお願いいたします!

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編集後記

初めてnoteの記事を書きましたが、使いやすそうで良さげですね。個人的にも始めてみようかな……(さんべちゃん)

東北大学サイエンス・エンジェル
次世代の研究者を目指す中高校生に「こんな女性研究者もいるんだ!」「理系って楽しい!」という思いを伝えるため、2006年に結成。年度毎に学内で公募され、総長に任命された 東北大学の自然科学系10部局に所属する女子大学院生が、中学・高校での出張セミナーや科学イベントで科学の魅力と研究のおもしろさを伝えている。メンバーは宇宙・自然・ロボット・環境・ヒトや動物の身体のしくみなど、それぞれの専門分野で日々研究中。

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