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議論を避ける教育者って

ある教育機関で主張が行われた際、
そこの責任者である教育者は
「言う通りにしましょう。主張する人は議論好きなのですから」
と言った。

ワタシは正直、とても驚いたし愕然とした。
教育者が議論を避けるってどういうこと?

大前提として
議論は喧嘩ではない
だから、勝敗を決めることが目的ではない

「はい、論破」っていうのは
議論を一方的に打ち切ることで
正しい対応ではない

日本にはジャンケンがあるから議論が上手にならない
と聞いた。
幼いころから、議論する前にジャンケンしてしまうから
意見を言うことが苦手なのだという
なかば笑い話ではあるが、その通りかもしれない。

教育の一番の目的は他人と意見をすりあわせる基礎を作ることじゃないのですか?

議論こそが意見のすりあわせ作業であって
教育の本当の目的なのではないですか?

たとえそれが、非建設的なテーマだとしても「議論」は避けるべきじゃない。
もしテーマによって有益な議論はするけど、無益なのはしない、
と考えているなら、それは間違いだと断言できる。
議論の目的は相手を「論破」することではなく「情報の共有」だからだ

キーワード
議論=情報共有
教育=意見をすりあわせるための基礎を養う
「はい論破」=暴力