【新社長インタビュー】SCデジタルメディアの強みは?今後目指す姿は?新社長としての想いにとことん迫る!
SCデジタルメディアの強みは?今後SCデジタルメディアをどうしていきたい?新社長としての想い
ー 2021年のSCデジタルメディアへの着任後、印象に残っている・感動したエピソードを教えてください。
ちょうど一年前、データマーケティングビジネスユニット※のメンバーが、小売業のクライアント企業向けプロジェクトについて報告する会議に同席していたのですが、その時、聞いた内容に大変感動しました。主にGCP(Google Cloud Platform)をベースとしたCDP(Customer Data Platform)の導入プロジェクトの報告会だったのですが、プロジェクト詳細を聞くにつれ「そこまで徹底した伴走支援をしていたの!?」と。
CDPは顧客IDをキーにして、購買データ、行動履歴などを収集、格納するデータベースですが、そのデータを活用して、店長などが実際にデータを分析したり、様々な判断や施策実行が出来るよう、「ダッシュボード」というデータを分かりやすく整理して可視化する画面を作る要件があったんです。そのダッシュボード作成にあたって、店長や現場の方々と密にコミュニケーションを取って、ご要望を聞きながら作り上げていったという話です。
この手法はITの世界ではDevOpsといって、システム開発者と運用担当者が密に連携して、柔軟に高品質かつスピーディーにシステム開発を行う最先端の手法なんです。
この開発手法を当社メンバーが率先して取り入れて、真摯かつ丁寧にクライアントに向き合い、クライアントが求めるものを提供したということを知って「本当にすごいな」と。顧客視点を持っていないと到底できないことだし、本当に素晴らしいと感じました。
結果、お客様からも高い評価をいただくことができました。お客様に喜んでいただけるというのが非常に重要。こういった一つ一つの取り組みが会社の信用、企業のブランドにつながっていくのだと思います。
また、4月に開催した全社会議では、当社のソリューションの一つである「ALPHABOAT XR STUDIO」での撮影を初めて経験しました。
実際にALPHABOAT XR STUDIOのオペレーションをプレゼンテーターとして体験し、改めて大変きめ細やかで入念な準備が必要であること、また、本番では臨機応変で的確な対応力が求められる業務であることが分かりました。一方、プレゼンテーターもXRの迫力あるクリエイティブに圧倒されないよう、しっかり準備しないといけないので大変だなぁと思いました(笑)。
勿論、当社の商材としても大変有望だと思いました。どのように商材として発展、成長させていけるか、社内のメンバーと一緒に考えて行きたいと思います。
ー 今後SCデジタルメディアをどのような会社にしていきたいですか?
流行りの言葉になってしまうけれど、人的資本経営を実践して社員の個人としての成長を促すと共に、SCデジタルメディアの企業、組織としての成長も実現する。更には、個の成長と組織としての成長を掛け算させて、指数関数的な成長を実現していきたいです。
また、社員が毎日ワクワクしながら生き生きと働ける会社を目指したいですね。
ー SCデジタルメディアの課題や、それらをどのように乗り越えていくかについて教えてください。
全社視点においては、組織・オペレーション面における「仕組み化」や「システム化」がまだ不十分であったり、組織文化や機能がサイロ化しているのが課題だと感じています。今後、これまで部門単位で培われてきた強みや良いところを全社に展開し高度化しながら、組織や機能の融合を推進しようと考えています。
組織も人も「なまもの」だから、いきなり「みんなで一緒にやろう」と簡単に行くものではなく、丁寧に時間をかける必要がありますが、必ず実現できると思っています。
SCデジタルメディアが勝負をする市場は「広告代理店」「コンサルティング会社」「SI・ITベンダー」の3つの業界がどんどん近づきつつ、急速に成長しているマーケットですが、それら各業界は、それぞれ商慣習や企業文化も違うので、自ずと人も全く違うんですよね。コンサルとITはまだ親和性があるけれど、広告代理店はまた違う。
SCデジタルメディアがDXとCXを融合し、唯一無二の価値を提供できるようになると、必ず次のステージに行けるし、他社との差別化がしっかり図れると思います。正に当社が実践しなければならない「Diversity and Inclusion」が鍵です。「イノベーションは多様性の中からしか生まれない」ということだと思います。メンバーが、 互いを「Respect」し「Include」できるカルチャーを作っていきたいですね。
ー SCデジタルメディアの強みや、誇れる風土や文化は何だと思われますか?
先ほどの「感動した話」にも繋がるところだけど、誠実で成長意欲が高く、アウトプットのクォリティに非常にこだわりのあるプロフェッショナル人材に支えられているというところだと思います。
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