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田舎が舞台の怪談はその土地の方言で語っていただくのが最高だ!と思った『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第34回のこと

『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第34回の収録怪談の中では「雪国」が圧倒的によかった!怪談師は牛抱せん夏さんですね。

これは牛抱さんが子供の頃からずっと聞かされてきた怪談ということで、合間合間のセリフに、牛抱さんの故郷である長野県野沢温泉村の方言が入ってくるのですが、これが効果的!

「こんな時間にだれださ?」
「よくよくおそろしくてこんな家いらんねーど」

こんな信州のコトバが臨場感を盛り上げる。

これは、たとえば最近の「心霊スポットを訪れたカップルが写真を撮ったらうんぬん」みたいな、いかにもツクリモノな怪談ではありません。

牛抱さんの生まれたご実家で語られ、口伝で伝えられてきた、牛抱さんご実家の土地の生きた怪談なのでしょう。

きっと田舎町や昔の土地には、こういう、そこに住んでいる人たちのコトバで語り継がれてきた「生きた怪談」がたくさんまだあるのでしょう。そういうことを思わせてくれる、名怪談でした。牛抱さんはそれにしても実に巧い!

さて、今回の収録怪談は、

見ている
狂犬
荒波と手
雪国

の五本。

ゲスト怪談師は、徳光正行さんと、牛抱せん夏さんでした!



子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!