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【夢日記作家のひとりごと】ブエノスアイレスの夢を繰り返し見ること

皆さん、こんにちは、noteで夢日記を連載しているヤシロと申します。今夜は少し夢日記本編とは離れた雑談ですが、

三年ほど前に私、ノートに以下のような、「まだ行ったこともないのに憧れてる外国の街」ブエノスアイレスへの想いの記事を載せました。ひさびさにこの自分の過去記事を読みましたが、三年経って、こんな初々しい気持ち、それほど変わってません。

別の見方をすれば、三年経ってもなお、「行く機会のない夢の国」のままである、ということでもありますがw

そんな私の「妄想まみれ」のブエノスアイレスは、どんな街かというと、

・でかい図書館や美しい書店がある「本の街」

・何時間でも居つきたくなる名店が並ぶ「カフェの街」

・タンゴ、フォルクローレの他、ジャズやテクノの隠れた震源でもある「音楽の街」

というところでしょうか。まあ、「本の街」というのは完全に、私が学生の時に愛読していたアルゼンチン幻想文学の巨人たち、ボルヘスやビオイ=カサーレス、アンデルソン=インベルの影響であり、実態とはかけ離れていると思いますが、彼らが描くブエノスアイレス像の影響で、私にとってこの街は本棚の迷宮みたいなイメージになっちゃってます。ちなみにブエノスアイレスのカフェに憧れているのも、ボルヘスやカサーレスがしばしばカフェで仕事をしていた、という話から。

↑なお、アンデルソン=インベルの「魔法の書」には、「最初から最後まで一気読みしないで、途中で読むのをやめると、文字が変わってしまい、また最初から読まないといけなくなる本」という、現代人泣かせのとんでもない本が出てくるw

その他、私がアルゼンチン音楽からいかに強烈な影響を受けているかを鑑みると、意外な思い出ですが、

私はかつて福井県の永平寺を訪れた際、行きの車の中で、アストル・ピアソラの『タンゴゼロアワー』をかけていたら、「これから禅のお寺を訪問するぞ!」という気持ちと、ピアソラの孤高の超絶技巧バンドネオンの音色が異常にマッチして、なぜか、私の中ではそれ以降、

「坐禅=ピアソラ!」というイメージになった。禅の理解としても、ピアソラの理解としても、間違ってるかもしれないことは、多々承知、、、。

かようなまでに、アルゼンチンの文学や音楽に憧れている私ですが、

実際、いつかこの街に行けるかとなると、ますます現実味はなくなってます。

なにせ遠すぎるし、お金もかかりすぎるし、

まあ治安の悪さもこの年齢になると気がかりだし、

そもそも、夢日記でもさんざん書いているような、生涯に何度も精神的な危機に落ちてきたメンヘラベースの私にとって、海外旅行なんてのは年々、やろうとしても健康的リスクが高すぎるw。安全安心なリゾートならともかく南米となるとねえ、、、。

そんな私は、しかし、

これも「夢日記作家」を自称している役得か、

「行ったことがないけど、私の妄想の中では、こういう街である」という、完全な夢物語の舞台としてのブエノスアイレスなら、どんどん妄想が暴走して鮮やかになってるわけで、それはそれで面白いし、

またnoteにあがってくる、「ブエノスアイレスに住んでいる日本人の方」ないし「ブエノスアイレスを旅行してきた方」の記事を見つけて読むのが、何よりの楽しみなのでした。

そういうものを読んで、ますます、私の頭の中のブエノスアイレスは、妄想が暴走して現実とは似つかない夢の街になってしまっているだろうことも、これまた、多々、承知の上で。。。

しかし、どうでしょう、皆さんの中にも、「文学や音楽や映画などの影響で憧れているが、まだ行けていない、外国の夢の街」などがありませんか?

そしてそういうのは、おうおうにして歳をとってくると、「自分の中での妄想が鮮やかに発達してしまって、これはこれで、なんだか実際に行って幻滅するリスクを犯すよりは妄想を発展させ続けているほうが面白い」という気になっているのではないでしょうか!?

そういう方には、ぜひ、今夜の夢でまた、その「夢の街」が、鮮やかに楽しく、現れますように!私の場合は、ブエノスアイレスです。あなたの場合は?

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