世界滅亡危機のとき唯一のワクチンは古代ギリシャ研究家に使いたい
↑もちろん極論ですが、先日、会社の研修でディベートをやらされた時に、即興ながらも手早くロジックを固めて主張して、極論なりに弁論に持ち込めた論点。
世界が滅亡寸前にあるとして、わずかなワクチンを、限られた人々にだけ打つことができる、というシナリオで、どのような職業の人を人類再建のために選ぶか、というテーマの思考実験。
医者とか、物理学者、とかは、わりにすぐみんな思い付いたところですが、
私は「理系だけでなく、人文系の専門家を一人は生き残らせよう!その場合は古代ギリシャ研究家がぜったいによい」と主張。
古代ギリシャ思想のみが、ギリシャだけでなく、ローマ帝国に入り、イスラム世界においても基盤となり、近代科学の源泉となり、ロシア近代文学の隠れ源泉となり、現代哲学のベースとなり、今ではいわゆる「自由主義・民主主義」という政治思想の母体となっている。とーぜん、現代日本社会も、ひそかにギリシャ精神を輸入していることになる。
人文古典系の知恵を必ず人類には残すべきだ!だが、その場合は、できるだけ長い期間・長い地域において受け入れられた実績のある、真にグローバルな「古典」でなければならない。ならば古代ギリシャ、一択ではないか!
もちろん、ディベートを盛り上げるための、なかば冗談での「極論」ですw。だが、古代ギリシャ思想について、それほどまでに私が「真の古典」として「買って」いることは、本気。
もちろん私が少年時代にギリシャで過ごしたという個人的なヒイキが背後にあることも承知。でも、気持ちとしては、「人類のほとんどが死滅する時に古典ギリシャの成果だけは消えないように守れ!」は、けっこう本気であります。
子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!