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紙の本で読むべき名作選「電子書籍を越えてゆけ!」

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こちらの記事を発端に https://note.mu/scaristory_eng/n/n2e375e2477e2「電子書籍ではなく紙の本で読んでこそ味わいのある名作・好著」を紹…
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【紙の本で読むべき名作選#20】「経済学に最小限必要な数学」で電子書籍を越えてゆけ…

このたび縁があってPMBOKの合宿に参加してまいりました。「アメリカのビジネス理論であるらし…

【紙の本で読むべき名作選#19】三歳児の感受性が見た「先住民アイヌ民族」で電子書籍…

子供の発想というものには、時に震撼するレベルのすばらしさがあります。 我が家の三歳児の娘…

【紙の本で読むべき名作選#18】「本屋がアジアをつなぐ」で電子書籍を越えてゆけ!

この本の著者である石橋毅史さんは「本屋」をテーマに取材活動を続けている方。いつも貴重な情…

【紙の本で読むべき名作選#17】旧ユーゴスラビア発「死者の百科事典」で電子書籍を越…

本書は1980年代にユーゴスラビアの作家ダニロ・キシュによって書かれた短編小説集ですが、その…

【紙の本で読むべき名作選#16】「オスマン帝国皇帝のアートディレクター山田寅次郎」…

山田寅次郎という人物のことを、ご存知でしょうか? 日本とトルコの関係史を考える上で、絶対…

【紙の本で読むべき名作選#15】斎藤君子さんの「シベリア民話への旅」で電子書籍を越…

まず、こう叫ばせてください。シベリアの神話・民話の世界には、何か人類全体にとって大事なも…

【紙の本で読むべき名作選#14】My First Book About the Qur’an(はじめてのコーラン)で電子書籍を越えてゆけ!

海外から洋書を取り寄せる楽しみの一つが、子供向けの絵本。世界各国のデザインの優れた絵本を集めると書棚が華やかになりますし、なによりも、家に置いておくと子供たちが外国の文字に興味を持ってくれます。 今回はちょっと面白い方面のものを紹介しましょう。My First Book About the Qur’an.日本語では「はじめてのコーラン」となりましょうか。 英語圏で出版された、イスラム教徒の幼児のための教育絵本ですが、 ・我々非ムスリム圏の大人が読むと、「イスラム教の世界

【紙の本で読むべき名作選#13】「シリアの秘密図書館」で電子書籍を越えてゆけ!(※…

「読書が好き!」とのんきに公言している(私のような)平和日本の人間にとっては、読むのが物…

【紙の本で読むべき名作選#12】ボルヘスの「夢の本」で電子書籍を越えてゆけ!

「本が好き」な人間ならばきっと「ハマるはず」の小説家が、アルゼンチンのボルヘス。今回はそ…

【紙の本で読むべき名作選#11】「サダト最後の回想録」で電子書籍を越えてゆけ!

アンワル・ア=サダトという、エジプトの大統領をご存知でしょうか? ビジネス書の名著として…

【紙の本で読むべき名作選#10】懐かしのゲームブック「ソーサリー!」で電子書籍を越…

イギリスのゲームデザイナー、スティーブ・ジャクソンさんをご存知でしょうか?かつて流行した…

【紙の本で読むべき名作選#9】「五色沼黄緑館藍紫館多重殺人」で電子書籍を越えてゆけ…

電子書籍で読むよりも紙の本として書棚に入れておくべき作品を紹介していくこのマガジンですが…

【紙の本で読むべき名作選#8】「八つ墓村」で電子書籍を越えてゆけ!

たぶん1977年の松竹映画版が有名すぎるせいなのでしょうが、横溝正史の『八つ墓村』をホラーや…

【紙の本で読むべき名作選#7】「本を読むときに何が起きているのか」で電子書籍を越えてゆけ!

電子書籍で読むよりも紙の本として書棚に入れておくべき古今の「名著」を紹介していくこのマガジンですが、7回目で取り上げるこの本ほど、このテーマにふさわしい本が他にありましょうか? 著者のピーター・メンデルサンドさんは「カリスマ装丁家」と紹介されている方。紙の本の装丁をデザインするという道で一流になった人自身が書いた「本を読むことの現象学」ともいうべき書。 もっぱら文学作品を読んでいる時の人間の魂の動きについて累々と語る本なのですが、中身のページもいちいち、練りに練られたデザ