嘘をつける人は頭の良い人

西野亮廣さん原作の『グッドコマーシャル』

先入観なしで演劇を見に行きたかったので、
演劇を見てから原作を読んだ。

結果、
「先に原作見とけばよかった」の
気持ちが溢れた…

原作見てたらあの熱量ですらも
興奮に置き換えれたかもしれないな、
と今更ながらに思う。

また公演があれば必ず見よう。


さて、
その『グッドコマーシャル』の原作の中、
こんな一文があった。

【嘘をつくときは、
 すべての可能性を考えておかなければならない】


すべての可能性を考えるということが
実際にできるかどうかは別として、
言ってることは、確かに。と思う。

嘘自体、良くないとされることが多いから
なんと言ったらいいか難しいが、

嘘をつく、ということは、
事実と違うことを相手に信じさせる、
という事だと思う。

例えば浮気をしようとしたとする。

こう言われたらこう返す、
この場合はこう。みたいに、
予想問題集を作っておく必要があるんだろう。

また、想定外の質問に対しても、
瞬時に前後の文脈にほころびが無いように
取り繕わなければならないだろう。

知らんけど。


なんにせよ、
ものすごく、高度な術。
頭が良く無いと、
嘘を突き通すことはできないだろう。


僕は、嘘つくのが非常に下手。

良い人だとかそういうことでは無く、

全部正直に話してしまった方が簡単だからということもあるが、

思考力が無い、取り繕うことが出来ない。
相手の立場に立って考えることが出来ない、
いう事だ。

会社勤めでは、これ以上出世はしないだろう。


自分の思考力を高めるため、
相手の立場に立った思考の練習に、
浮気をしてみるというのは、
ひとつの方法なのかもしれない。

やらんけど。

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