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坂爪圭吾さんという人。

ぼくがアーティストになったこと

辛いことや嫌なことがあっても

逃げずに強くなっていけること

これには理由がある

今日の朝そのことが頭にばーっと浮かんで

いっぱい浮かんで誰かに伝えたくて

大きな声で叫びたくなって

紙にメモを残した

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ぼくが強くなれる理由

そのひとつに大好きな友達の存在がある

友達の中でも最高に大好きで尊敬してる人


坂爪圭吾さんという人。


ぼくがはじめて坂爪さんに会ったのは

2017年5月12日

ぼくは3年生になったばかりで8歳だった

この頃のぼくはまだふにゃふにゃというか

夢も目標もなんにもない

ほにゃらほにゃらな感じで

知らない人としゃべったり一緒にいるのが

すごくしんどくてすごく嫌いだった

坂爪さんがぼくの家に来てくれる何日か前に

かあちゃんが

「今度、坂爪さんていうとっても素敵な人が家に遊びに来てくれるよ!」

って言った

ぼくはどうして坂爪さんという人が

家に遊びに来るのか知りたかったから

かあちゃんに理由を聞いてみた

そしたら

クラウドなんちゃらっていうところで

坂爪さんが誰でも住める家を作るっていう

おもしろいプロジェクトに

かあちゃんがお金を出したお礼に

遊びに来てくれるって言うから

どんな人がいつ来てもいい、どんな人でもいていい場所を作る、坂爪さんってどんな人だろう?


ぼくはそう思った

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坂爪さんにはじめて会った時

ぼくは

どうしてかあちゃんがお金を出したのか

すぐにわかったんだ

どうして坂爪さんは

そんなお家を作りたかったのか

すぐにわかったんだ

坂爪さんに会ってみたらものすごい人だった

どうすごいのかはぼくの言葉で説明できない

誰よりも孤独で

誰よりも愛にみちていて

誰よりも輝いて

誰よりも吹き抜けてる

そして

誰よりも美しい人

会った人にしかわからないと思う

とにかくうれしかった

坂爪さんはぼくを気にしないでいてくれた

しゃべることも動くことも苦手なぼくは

いつも誰かに気にされてきた

大丈夫?

どうしたい?

何か手伝おうか?

そうやっていつも気にされてきた

気をつかわれるって気持ち悪いし

まるでぼくがダメって言われてるみたい

だから知らない人といるのは嫌いだったし

人と関わらないように逃げてきた

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だけど坂爪さんに会って

ぼくはすごく不思議な気持ちになった

まるで坂爪さんという人を通して

ぼくを見ているような気持ちだった

ぼくの弱いところや

ぼくの中にかくれているキラキラ光るものや

ぼくが本当はどうしたいのか

ぼくはどんなふうに生きたいのか

そんなことが

坂爪さんという人を通して

ぼくはなんとなくわかったんだ

まるでぼくを写す鏡を見てるみたいに

ぼくは自分に嘘をつけなくなった

その感じがすごくドキドキして

今まで知らなかった感じで

これからはじまるなにかが

これからはじまる未来が

楽しみでしかたなくなった

坂爪さんとはじめてあった日

“人生で一番楽しい”

こころからそう思った

この感じはこのドキドキは

お金じゃ買えないと思った

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それからのぼくは

自分から会いたい人に会いに行く

坂爪さんのごちゃまぜの家にも行った

名古屋の個展ライブにも行った

そしたらそこで

はるかちゃんや

ジャイさんや

りゅうちゃんにも会えた

やりたいことはやるし

やりたくないことはやらない

ぼくは今までなんとなくでしか

生きてなかったことがわかったから

もう自分に嘘をつきたくない

坂爪さんとはいつも会えるわけじゃないけど

いつもぼくの中にいてくれて

時々

「お前を生きてるか?」

「自分に嘘ついてないか?」

「一緒に楽しもうぜ!」

って言ってくれる

ぼくがアーティストになったのも

強くなれることも

支えてくれる坂爪さんや友達がいるから

ひとりじゃないって

坂爪さんが教えてくれたから

生きていいんだよ、生きろよって

坂爪さんの生きる姿が教えてくれるから

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あの日のすべてがキラキラ輝いていた

ぼくは

これからもずっと

あの日を越えて生き続ける


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