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【読書録】『ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!』大野信長 / 有沢重雄 / 加唐亜紀

今日ご紹介するのは、城マニアの私が最近購入し、ハマっている一冊。『ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!』(西東社、2012年)。

タイトルのとおり、日本全都道府県1000の名城について、ビジュアルをふんだんに使って紹介してくれる、お城のカタログのような本だ。

以前、全国の200の名城(日本100名城と続日本100名城)についての書籍をご紹介した。私は、この本をボロボロになるまで読み込み、今でも愛読している。

今日ご紹介する本書で扱っているのは、上記の本に掲載されている200の名城を含む、その数、実に1000ものお城。

私は、お城検定の受験勉強を通して、200の名城については、かなり詳しくなった(お城検定については、以下の記事をどうぞ)。

しかし、勉強を進めるにつけ、魅力的なお城は、200城どころではなく、まだまだずっと数が多いことが分かった。200の名城について調べていくにつれ、そのお城の支城や、周囲に築かれた敵方の城など、芋づる式に、どんどん別のお城のことが気になっていくのである。

そういうときに、この本をひもとくと、200城に選出されなかったお城でも、大抵カバーされているのだ。マイナーなお城については解説の量はかなり絞られているとはいえ、この本に情報が一元化されているのは、とても便利だ。

そして、何より、見やすい。B5サイズで、オールカラー。沢山のお城の写真、地図(縄張り図)、合戦の布陣図などのビジュアルが豊富で、見ていて飽きない。

城マニアの私は、これを、リビングに置いており、テレワークの休憩時間に眺めている。気を付けないと、何時間でも眺め続けてしまうので、要注意だ。

特に重要なお城にはページを割き、縄張り図や年表、コラムなども用いて詳しく解説してくれる。
四国の名城紹介のページ。
大阪の陣(冬・夏)の布陣図と解説。

さらに、重宝するのが、都道府県別のお城一覧のページに組み込まれている地図だ。たくさんのお城の位置関係が、一目で把握できる。鉄道の駅や高速道路や国道の表示があるので、私のようにお城好きな人にとっては、城巡りの旅の計画を立てるのに、とても助かるのだ。

名城の宝庫である、滋賀県のページ。地図が見やすい。

お城好きのあなた、わくわくしませんか?

お城ファンみならず、これからお城を巡ってみようと思う方にも、是非オススメしたい一冊。

ご参考になれば幸いです!

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