六月のナミ

大学3年生。農業経済学、経営専攻。読んだ本(小説、ビジネス書)についてのアウトプット。…

六月のナミ

大学3年生。農業経済学、経営専攻。読んだ本(小説、ビジネス書)についてのアウトプット。 ベストセラー、話題作中心。トマトが好き。

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    名著ファスト&スローのアウトプットです。

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自己紹介

はじめまして。 六月のナミです。 ここでは、小説、ビジネス書、映画等から感じたことをアウトプットしていきます。 一方通行の情報提供だけでは面白くないので、共感を求めたり、双方向のつながりを重視していきます。 簡単な経歴 現在 大学生 農業経済学専攻 出身 香川県 趣味 読書、映画鑑賞、農業(アルバイト) 好きな小説家 伊坂幸太郎さん、辻村深月さん 好きな漫画 ONE PIECE、NARUTO、七つの大罪、鋼の錬金術師etc よろしくおねがいします!

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      今日は、お休みします

      • 環境経済学と割引率

        昨日、今日と環境経済学の授業を受けていた。内容は、コモンズの悲劇や漁獲権の話など、資源が限りあるなかでいかに最適な状態で利用できるかについて経済学的考え方をするものだ。 授業の内容は、一回は聞いたことがあるものであまり苦となるものは少なかったが、割引率の考え方でおもしろいものがあった。割引率とは、いわゆる利子の割合みたいなもので高校数学の福利計算とかで見かけるものだ。資源が再生するときに、どのくらい資源を利用すれば、効率的かという話(例えば漁業資源や森林資源)で、現在の資源

        • 死すべき定め#3

          『死すべき定め』 アトゥール・ガワンデ 3.依存 4.援助 まとめ 介護施設は、入れられる人にとっては、刑務所と同じように感じているかもしれない。それは、自らの安全と引き換えに、自由な生活を取り上げられるからである。 起床時間、就寝時間は決められてしまい、自分の好きなものを食べることができない。また、同じように生活している人が、もう自力で歩けなかったりしているのを見ると、自分のプライドが許せず、反抗してしまう。 自分は求めているのは自立であるが、大切な人に求めているのは

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          14本

        記事

          鬼滅の刃

          今日は、朝から農業バイトの予定でしたが、雨で中止となり、1日空きができてしまいました。そこで、以前から読みたかった鬼滅の刃をKindleで全巻買ってよんでました。 最近アニメで見て気になっていた作品。作画もすごいし、なにせバトル漫画として技がカッコいい。最近、純粋なバトル漫画やジャンプ作品を見ていなかったので、すごく楽しめました。 まず、漫画を読んでよかった点が、最初は主人公に特別な才能があるわけではないということですね。嗅覚だけ人一倍いいのですが。炭次郎は、炭を売る仕事

          死すべき定め#2

          『死すべき定め』 アトゥール・ガワンデ 序章 第1部 自立した自己 第2部 形あるものは崩れ落ちる 衛生環境の改善や医療技術の向上により、寿命が延びてきた。それにより、高齢化社会へと変貌している。社会の仕組みは、高齢化社会に適応できていない。 医者は、重い病気にかかったときに目の前の要因を取り除くことを重視し、その後どのように生活していくかについての考えがおざなりとなっている。果たして、それが本当に大切なことなのだろうか? 平均寿命が伸びたとしても、老化は着実に訪れる。自

          死すべき定め#2

          死すべき定め#1

          『死すべき定め』 アトゥール・ガワンデ この本を読む目的 僕は、痛みとか苦しみに人より過剰に不快感を感じます。頭痛が少しでもしたら、薬飲んで睡眠をとるし、ちょっとしたことでも病院に行くんですよ。あと、体調壊すのが嫌で、予定をガチガチに詰めるのも無理なんですよね。 別に過去に大きな病気とかにかかったこともないのに、何で痛みとか苦しみに反応しやすいのか考えてみると、痛みって漠然とした不安感とかネガティブなことを考えるきっかけになっているんだと気づきました。 性分が楽観的で

          死すべき定め#1

          アナタはなぜチェックリストを使わないのか?#2

          『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』 アトゥール・ガワンデ まとめ ・チェックリストは権限の分散をさせ、責任感を末端まで行き渡らせる。 ・チェックリストには、一度立ち止まって確認する時(ポーズ・ポイント)が必要。 ・チェックリストは、明確で効果的かつ簡単に使えるものでなくてはならない。全てを説明するのではなく、重要な点だけを忘れないようにするもの。また、実践に近い現場で試してみる。また、改善していきベストの状態に近づけていく。 ・行動のち確認か読むのち確認す

          アナタはなぜチェックリストを使わないのか?#2

          アナタはなぜチェックリストを使わないのか?#1

          『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』 アトゥール・ガワンデ 序章 外科医の失敗談 第1章 複雑すぎる 第2章 チェックリストと爆撃機 第3章 高層ビルの建て方 読む理由、目的 前回読んでいた『ファスト&スロー』にて、行動、判断をするときあらゆるバイアスを持っているがゆえに、間違えてしまうということを学んだ。そして、間違えることを防ぐために振り返ることの重要性を理解した。 振り返りも感情的に行ってしまっては意味がない。いかに、合理的かつ正しくに行うかが肝だ。そ

          アナタはなぜチェックリストを使わないのか?#1

          ファスト&スロー#14

          『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン 第5部 二つの自己 第38章 人生について考える 結論 まとめ ・若い頃に設定した自分の目標が、大人になったときに影響を与える。 ・問題において、視野を絞りすぎること(一つのことにこだわりすぎる)で過ちを犯す。 ファスト&スローを今日で読破した。1日3章ずつ大体50ページずつ読んできた。今日は、全体としてのまとめを中心にまとめていく。 自分の行動には2つのシステム、人格、視野があることを学習した。そして、私たちは、それらを通

          ファスト&スロー#14

          ファスト&スロー#13

          『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン 第5部 二つの自己 第35章 二つの自己 第36章 人生は物語 第37章 経験する自己の幸福感 まとめ ・経験する自己と記憶する自己の2種類の自己がある ・記憶に基づく評価は、ピーク時と終了時の苦痛の平均値決まる。持続時間はほとんど影響しない。 ・幸福感を高めるには、自分が嫌なことを改善し好きなことをする。所得は関係ない。 幸福感について、少し詳しく記述する。人によって、自分が幸福だと感じる基準は違うし、環境や国によっても違う

          ファスト&スロー#13

          BEASTARS

          Kindleで半額ポイント還元セールで全巻まとめ買い。引き込まれる展開に一気読みしてしまいました。 あらすじ 草食動物と肉食動物が、共存している世界。そこでは、食殺や異種間での隔たりなど様々なタブーが存在している。 ハイイロオオカミであるレゴシは、ある日ウサギのハルに恋してしまう。肉食動物と草食動物の隔たりがある世界で、レゴシは何を考え成長していくのか。 肉食動物と草食動物。生まれてきたときから、草食動物は肉食動物に食べられることを恐れ生きている。社会のルールとしては、や

          ファスト&スロー#12

          『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン 第32章 メンタル・アカウンティング 第33章 選好の逆転 第34章 フレームと客観的事実 まとめ ・短期的にみて、+になることを目標にし、長期的な+を省みないことがある。 ・デフォルトの選択肢から離れて行動し、失敗したときに強い後悔をする。 ・単独評価と並列評価で選択が変わることがある。 ・問題の提示の仕方が、考えや選考に影響を与える。 問いの聞き方が解答に影響を与えることに驚いた。同じことでも、利得か損失か、カテゴリー

          ファスト&スロー#12

          ファスト&スロー#11

          『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン 第4部 選択 第30章 めったにない出来事 第31章 リスクポリシー まとめ ・めったにない出来事の確率に過大な重みをつけやすい(テロ、飛行機事故等) ・成功より失敗のイメージの方が、明確でない。 ・広いフレーミングをすること。つまり、長期的に見て、得があるのか。 ・リスクに対して、一定の行動をあらかじめ決めておく。(リスクポリシー) リスクポリシーについて、もう少し詳しく記述する。リスクポリシーの例として、保険に入るときは

          ファスト&スロー#11

          ファスト&スロー#10

          『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン 第4部 第27章 保有効果 第28章 悪い出来事 第29章 四分割パターン まとめ ・所有しているもの、とりわけ正規の取引が行われてないものを手放すのには、損失回避が働く。 ・人間関係を長期的にうまくやるには、よいことを追い求めるよりも悪いことを避けること。 ・外部条件が変わっても、現条件が下方に変化することを不誠実だと感じる。 ・可能性より確実性に重きをおく。 ・高い確率で損失を被る時、リスク追求性になる。ex)ギ

          ファスト&スロー#10

          ファスト&スロー#9

          『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン 第3部自信過剰 第24章 資本主義の原動力 第4部 選択 第25章 ベルヌーイの誤り 第26章プロスペクト理論 まとめ ・楽観主義者ほど計画の錯誤を起こしやすい。つまり、リスクを過小に評価しがちである。 ・死亡前死因分析をすること。計画を実行する前に、計画を知る人物を集め、失敗したと仮定しての原因を分析する。 ・幸福の感じ方やリスクをとるかどうかは、参照点、つまり現在の富の状況に左右される。 ・利得よりも損失の方を重視する。

          ファスト&スロー#9