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BEASTARS

Kindleで半額ポイント還元セールで全巻まとめ買い。引き込まれる展開に一気読みしてしまいました。

あらすじ
草食動物と肉食動物が、共存している世界。そこでは、食殺や異種間での隔たりなど様々なタブーが存在している。
ハイイロオオカミであるレゴシは、ある日ウサギのハルに恋してしまう。肉食動物と草食動物の隔たりがある世界で、レゴシは何を考え成長していくのか。

肉食動物と草食動物。生まれてきたときから、草食動物は肉食動物に食べられることを恐れ生きている。社会のルールとしては、やはり身体的に不利な草食動物を擁護するものが多い。
しかし、身体的に有利な肉食動物が苦悩していないわけではない。食殺事件が起こると、周りの草食動物からは避けられ、何か事件が起きないように草食動物に気を使い続けなくてはいけない。また、肉を食べたいというどうしようもない本能と戦い続けなくてはならない。

草食動物、肉食動物ともに苦労する世界だ。

レゴシは、基本的に鈍感で寡黙な性格だ。しかし、肉食動物としても優秀な体つきをしている。
ハルに襲いかかろうとしたことをきっかけに、ハルにひかれだし、それが獲物としてか異性としてかの恋心かどうか悩むレゴシにも考えさせられるところがあった。

動物には、姿形など目に見えてはっきりするところに違いがあるから分かりやすいが、根本的なところでみると、人の社会と一緒なのかもしれないと感じた。

おすすめです。是非読んでみてください。

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