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「いる?」「いらない?」の判断ができるようになるために、必要なこと。

先日、5歳と7歳の息子たちと一緒に
子どもたちの物を整理した。

子どもたちと一緒におもちゃを全部出して、
「いる?いらない?」と一つずつ手にとって確認する。

少し前までは、「いる?いらない?」と確認しても、
「全部いる!」としか答えなかった子どもたち。

それが、ここ最近で変化した。

子どもたちが自分で「いる」「いらない」の判断が
できるようになったのだ。

7歳の長男は、思い出がある物を大切にしたいタイプ。
5歳の次男は、今使っている物を大切にしたいタイプ。

私も子どもたちの判断基準がみえてきたので、
子どもたちとの物の見直しがスムーズに進むようになった。

ここまでくるのに、約4年かかったが大きな進歩だと感じている。

「いる」「いらない」の判断は大人でも難しい。

私は、片付けにおいて、自分で「いる」「いらない」の判断する力が一番大切だと考えている。

これは、大人の「片付け」においても同じだ。

もちろん、収納方法を工夫したり、使った物を元の場所に戻す習慣をつけることも大切だ。

でも、収納方法などは検索すればすぐに情報が手に入る。

使った物を元の場所に戻す習慣も、
「収納方法」を工夫したり
「習慣化」という視点から
改善することもできるだろう。

「いる」「いらない」の判断ができるのは、自分だけ。

もし、片付けが苦手だったとしても、
片付けのプロに依頼すれば、家の中は片付く。

でも、家の中の物を「いる」「いらない」と判断できるのは、片付けのプロではなく、自分自身だけなのだ。

片付けのプロが「いらない」と思っていても、
依頼主が「いる」といえば、それは「いる」のだ。

片付けのプロは、依頼主の「いる」物を収納していく。

「いる」「いらない」の判断力をつけるために、できること。

片付けの悩みを根本的に解消したいなら、
まず、自分で「いる」「いらない」の判断ができるようになる必要がある。

「いる」「いらない」の判断をするためには、
自分の大切な物や、どんな暮らしがしたいのかなど
自分を理解していく必要がある。

でも、いきなり「自分を知る」と言われてもピンとこない人も多いだろう。

そんな人は、実際に「いる」「いらない」の判断を繰り返しながら、自分を知っていくことをオススメする。

「いる」「いらない」の判断がどうしても難しい人は、自分の大切にしたい物や、捨てられない理由などを考えてみることから始めてほしい。

「いる」「いらない」の判断を繰り返しながら、自己理解を深めるもよし。

自己理解を深めてから、「いる」「いらない」の判断を進めていくもよし。

自分自身を理解できるようになれば、その判断力は「片付け」以外の場面でも、活かせるようになる。


本気で片付けの悩みを解消したいと考えているのに、「いる」「いらない」の判断が一人では難しいと感じる方は、ぜひ個別コンサルにいらしてください。

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