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スマホを賢く使えたらイイネ「スマホ脳」を読んで

「闘争か逃走か」

猛獣を発見したら、迷わず走って逃げます。私のカラダは筋肉ムキムキではなく、闘っても勝ち目はありません。人間の歴史から見ると、祖先は長らく狩猟採集生活で、その当時と同じ脳を現代人も持っているらしく、そんな私達がスマホを手にしたら?

「スマホ脳」新潮新書(著者 アンデシュ・ハンセン )を読んでみました。様々な研究結果により、スマホが、大人はもちろんのこと、子供や若者には特に悪影響を及ぼすと書かれています。

できるだけ長い時間その人の注目を引いておくにはどうすればいい?人間の心理の弱いところを突けばいいんだ。ちょっとばかりドーパミンを注射してあげるんだよ。

ショーン・パーカー(フェイスブック社元CEO)
出典:「スマホ脳」新潮新書

誰でも夢中になるはずです。

中学2年生の息子のスマホ時間は、
30分×2回です。

これは平日です。部活や塾がある日は、自宅で過ごす時間が限られています。ほとんどの時間がスマホ時間です。それでも息子から、使用ルールの緩和を求められます。

我が家のルールは、

1、リビングで使用
2、塾には持っていかない
3、夜10時~朝6時まで使用不可(あんしんフィルター for docomo)

ルール2は、我が家だけおかしいと、息子と口論になります。少し可愛そうかなと思ったりして、心が揺れていました。

しかし「スマホ脳」を読んで、このルールは外せないと思いました。実験結果によると、集中力が変わってくるそうです。(詳しくは本で…)

実は、昨年の秋、私はスマホ脳になりかけていたかもしれません。昨年11月から資格の勉強をする事になり、強制的に夜は電源オフにしていました。電源オフにしないと見たい欲求が湧いてきてしまうのでした。現在もあまり見ていません。平日10分×2回くらいです。新聞や本、「紙」で読むのを好んでいる事も、スマホ時間が短い理由かもしれません。デジタル(スマホ)の方がエコですよね…。

スマホは悪いことばかりではないので、上手に付き合っていけたらと思います。

そんな付き合い方「デジタル時代のアドバイス」が、「スマホ脳」の巻末にあります。

ぜひ、今週末はスマホを脇に置いて「スマホ脳」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(冒頭「闘争か逃走か」スマホ脳より抜粋)

★スマホ脳
著者 アンデシュ・ハンセン
訳者 久山 葉子
発行所 株式会社 新潮社


★見出し画像に写っている青い鳥は「ペーパーナイフ」です。しっぽで封を切ります。使わない時は、幸せの青い鳥です。お手頃価格なので、一家に一羽いかがでしょうか。(ブルー以外のカラーもあります)

税込550円(2021年5月7日現在)


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