3つもちびイスいる?ずっと処分できなかったちびイス魔法の言葉でなんと解決!
こんにちは、整理収納アドバイザー Sayoです。
整理は”不要なものを取り除くこと”ですが、みなさんはどんなイメージでしょうか。
私は整理・収納・インテリアとあったとしたら、”整理”は辛くとても地味な作業ではないかなと思います。
慣れると”辛い”という感覚は少なくなってきますが、楽しいか?というと収納の方が楽しいかもしれません。
大人がそういう感覚なら、子供ならもっと”辛い”作業だと思っています。
今日は、娘が持っているちびイスの整理の紹介です。
チビいす3つあるけど使うのは2つだけ
こちらは娘のチビいす。
一番左のピンクいす・木のいす・むらさきのいす 全てずいぶんまえから使っているいすで、本人も思い出があるようです。
ですが…左のピンクのいす。
私が初めて作った牛乳パックのいす。
頑張って作ったのはよくわかりますが、土台が斜めに傾いているわ、座り心地は悪いは…踏み台にしても沈むわ…で本当に使いずらいのです。
子供も1歳くらいのころはまだましな状態だったのでたくさん使ってくれましたが、斜めになってから使っているのをあまりみない。
整理としては、”使っていない””壊れている”の2つ理由があるので処分の対象です。
ピンクのいすありがとう(処分のこと)しない?と聞いてみた
何回か聞いてみました。
「ピンクのおいす もう傾いているし使ってないし、ありがとうしようよ。
その方が他のおいす大切にできると思うだけど…」
「だめ~!アンパンマン(柄)だいすきだし、頑張っておかあさん作ってくれたじゃん!!!」
作ってくれたことにこんなに感謝してくれている気持ちだけで十分。
たくさん使ってくれたし…。
子供の気持ちとしては、おもちゃが1つなくなるような感覚で失うことがさみしいということかもしれません。
ダメというので、しばらく処分はせずにいました。
モノがなくなっても新しいモノが必ず入ってくる感覚を体験させてみる
しばらくみていたのですが、やっぱり使わない。
では、方針を変えてみることにしました。
「アンパンマンのおいす使ってないからかわいそうじゃん。例えばおいすをありがとうしたらアンパンマンの何かを買ってもらえるだったらどう?」
使わないもの・壊れたものに囲まれた生活ではなく、お気に入りのもので囲まれる快適さ・何かを処分してもいつか、新しいお気に入りのものが入ってくるという感覚を体感してほしかったのでこのように問いかけしました。
すると、
「それならいいよ!でもアンパンマンじゃなくてプリンセスのガチャガチャがいい!」
ということですんなり手放すことができました。
あまりにもすんなりだったので、こちらはちょっと拍子抜けしてしまいましたが…よかったかなと思います。
処分するときは、子供と一緒に
「ありがとう」
ということがお決まりです。
別れはさみしい・時にはもったいないなと思うこともあるかもしれません。小さいころに使っていたものはなおさら切なくなります。
全てのモノに意味があって今の私たちがいるのはいろんなモノに囲まれているおかげ。
これからもっと成長するから、だから手放すよ。
そのために「ありがとう」はモノに対する礼儀だと思います。
整理すると気持ちがよくなることを根気よく伝えたい
お部屋の整理も頭の整理も同じだと思うんです。
これからたくさんのことを取捨選択していく必要がある世の中で羽ばたいていけるように培っていけたらなと思います。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
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