長女のオリジナルソングをじっくり聴いてみたら、歌詞が衝撃で秀逸だった話
我が家の4歳長女さんは、オリジナルソングをよく歌っています。以前は聴き流していたのですが、あるとき衝撃的な歌詞が私の耳に飛び込んできて以来、彼女の歌にこっそり聞き耳をたてるようになりました。こちらが「聴くモード全開」になっているのを察すると「パパのおしりはぶーりぶり」など、クレヨンしんちゃんワールドをかましてくるので、「こっそり」がポイントでして、記憶力が劣化しつつある私は、長女の作品を忘れまいと必死です( ゚Д゚)
本日は、そんなこんなでできあがった長女と私の協同作業の作品をお届けします(これまでにつぶやきで投稿した作品も含みます)。一部フレーズが前後したり(私の記憶力劣化のため・・・)していますが、原則的に、長女の言葉をそのまま書き留めています。「長女ちゃん、今の歌すごく素敵だったからもう一回!」と懇願したところで、同じものは絶対に出てこないので、一部割愛されたりもしています(私の記憶力~以下同文)。
「今から~のうたを歌ってあげるね」と言ってくれたり、私が「今の歌はなに?」ときいて答えてくれた場合はタイトルを記しています(それ以外は私が勝手につけました)。
♪お月さまになる(冒頭のうた)
湯舟で遊んでいる最中だったためか、「溺れている」という些か不穏なワードが含まれています(しかも最後はお月さま・・・( ゚Д゚))。オリジナルソングが披露される場面の多くが、お風呂場か脱衣所のため、常にスマホを脱衣所に置くようになり、長女の歌がおわると素っ裸で震えながらスマホに入力している母です( `ー´)ノ
♪「春と風のうた」
会話形式が登場しているのは、おそらく「シルバニアファミリー」で一人何役もこなして遊んでいる影響でしょう。「雪」は『アナ雪』をエンドレスループしていた時期だったことによると推察しています。冒頭の一文は、この時期ならではのストレートさが感じられます。大人が、友達でもない人と「突然手を繋いだ」ら、ハラスメントです。「ハート」と「ケーキ」という年相応のワードがでてきて、最後になんだか安堵した作品でした。
♪「鈴のうた」
当初、「え?長女ちゃん「鈴」にそんな思い入れあったっけ?」と出所が不可解でしたが、登園している幼稚園名に含まれていることを思い出し、「園歌」の影響だろうということが判明しました。「ひとりだけ」が繰り返されていて、長女が闇を抱えていないか心配です。
♪忘却の彼方
相田みつを氏のような哲学的な内容から一変し、人生の一大イベント「結婚の約束」を当事者二人が忘却したという状況に「おまえも忘れたんかーい!」と心の中で突っ込みました。「真実の愛」の出所は「真実の愛、守るため!」(アニメ『ラブパトリーナ』)だと思われます。「あなたが忘れても、わたしは覚えてるから」のくだりは、粘着性が若干危惧されます。
♪パラパラ
文字おこししていたら、その昔、平成のある時期に「パラパラ」というダンスが流行ったことを懐かしく思い出しました。「掃除機」の喩えが秀逸だと感じた作品です。
♪明日もハレルヤ
「坂道~」のフレーズは、映画「猫の恩返し」のエンディング曲『風になる』の影響を多分に受けいてると思われます。「きっと、明日も晴れるよ」で結ばれた一文は、使い古された馴染みのフレーズですが、4歳が発したことで新鮮な響きを感じさせます。
おわりに
私もやってみたのですが、即興でメロディーと歌詞を同時に生み出すのは、羞恥心を捨てても難しかったです。私の場合、「~をテーマに歌おう」と前提があれば比較的すんなりでてくるのですが、長女は確固たるテーマがなくても、なんとなく歌い出したものがそれなりに全体を通して形になっているところが、親バカフィールド全開なことは重々承知の上で、「うちの子、天才!!」と思いながら聴いています。
一方でこの感性は、幼児期特有の期間限定のものだと思っています。成長とともに、言葉の意味や文脈を気にするようになり、今のように思うがままに創りだすことはできなくなってくるからです。
別の場所で披露したときの反応を真に受けて、30作品ぐらいたまったら、期間限定の尊い作品たちを、なんらかの形にのこしたいと目論んでいます。
イラストや写真、noteで繋がることができたクリエイターさん達にもご協力いただいて共作ならぬ響作(心に響く作品)ができたらいいなぁなんて大それた野望も、この際、こっそりではなく全面に押し出してみようかと(^_-)-☆
人生初のクラウンドファンディングにも挑戦してみようかな。せっかくなので、自分の経験としても刺激になるようなことをやってみたい。
売れるとか売れないとかの前に、子供とそして自分達家族の記念として捉えれば気負いなくできるかしらと思っているところです。
🍀本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございます🍀
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