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悲しみがうむ美しさ

数日前から続く、頭の中を言葉にできないという症状。本日も何度かnoteに向き合いましたが、どの言葉もまるで他人事のように心に響きません。


加えて、なんだか今日は体調も優れず、心も参っているようです。そんなときは自分を否定したくもなるけれど、だめだなって感じるような日も、きっといつか何かの役に立つと言い聞かせています。



せっかくなので、今日はそう思うようになったきっかけのお話でもしましょうか。

昔、なにかの本で読んだのですが、失恋したときって、とても悲しくて、それと同時に、愛しい人のふとした仕草とか、名前を呼ぶ声の響きとか、久しぶりに会えたときの薫りとか、抱きしめられたときの温度とか、たった一瞬の些細なことを覚えていたりしませんか?


わたしたちが悲しいと感じるとき、人間の記憶は物事の細かいところまで捉えて、記憶に残すらしいんですね。


だからそれと同じで、落ち込んでいるときはとてもしんどいけれど、今この感じている気持ちとか見えている景色は、楽しくてさいこー!って思っているときには見えない、とても貴重なものなんだと受け止めて、全部大切に心に刻んでおこう、と考えるようになったのです。



どんな物事にもすべて意味があって、今自分に起こっているはず。だから、どんなにだめだと感じる日も、うまく行かない日も、ボロボロに泣いてしまった日も、みんな素敵で素晴らしいのです。




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