昨日、出口治明先生のオンラインセミナーを
聴講することができた。
http://www.apu.ac.jp/home/about/content2/
出口先生が
歴史から学ぶことは大切だとお話しされていて
「どの歴史から学ぶのか?」という質問に対して
14世紀の「ペスト」の大流行と話されていた。
ちょうど、私は、カミュのペストを
読んだばかりだったので
やはり、そこの時代から私たちは学ぶのか・・・と
改めて、パンデミックについて
歴史から「知る」こと
学ぶことが、大事なのだと思った。
失われたものもあれば、生れるものもある。
そんな風に思った。
当たり前のことなのに
出口先生の穏やかな語り口のおかげで
心にスーッと入ってくる感じがした。
ネガティブの中にポジティブを見つけること
過去の人も、そうやって時間を
過ごしたんだと知ると
なんだか、ざわざわした心が
穏やかになる、穏やかになってもいい気がした。
これは、ポジティブな歴史ではないけれど
スペイン風邪というものを通して
当時の人々にとって「戦争について考える」
きっかけになったのだとしたら
私たちは、
今、何に気づかなくてはいけないんだろう?
今、何を気づく必要があるのか?
コロナを通して何に気づくのか?
本当に問いたいと思う。
その中でも、大学での授業の在り方に対して
ピアラーニング(peer learning)の必要性を
ポイントとして話されていて
私自身、強く共感した部分だった。
私もセミナーを開催するうえで
ピアラーニングの効果は学習効果に
大きなプラスの影響を与えてくれると思っている。
本で学んだり、知識をつけたりすることは
一人でも、家でも、ネットでもできる。
でもお互いに時間と場所を共有し
ディスカッションをすることで
体験するから記憶に残ると思っている。
10月に入り、少しずつ
来年度の教育について講師依頼が入り始め
来年からの教育計画を立てなくてはならない
会社様との間で”リアルセミナー”を
組むことに対して、迷い
躊躇している自分がいた。
でも、出口先生のお話を聴いて
ウィズコロナからポストコロナの重要性を
改めて感じ
教育に関しては「学びを止めない」の気持ちで
できる方法の中から
最善、最高の効果が出るセミナー
ニューノーマルを意識してのセミナー構成を
ご依頼くださる皆さまのために創り上げる
「共育で進みたい」と思いました。