セドナの旅で感じる今を生きること
こんにちは、さやかです。
先週は1週間学校が秋休みでした。
昨年まではなかったのですが、
日々の下校時間を10分ずつ遅らせて
その分1週間のお休みを作った、という。
なんともアメリカらしい発想。
4度目のセドナ
この秋休みを利用して、
RVでセドナの旅へ。
久しぶり、4度目のセドナ。
以前行った時は3-4年前で、
子ども達が5歳3歳とかだったので。
今回は成長した子ども達と
冒険を楽しむことができました。
セドナはその雰囲気がなんだか
落ち着いていてとてもいい。
セドナ自体、
観光地ではありますが、
訪れている人が観光!観光!と
ガツガツしていない人が多かったり。
場所によっては人が少なくて
「地球」を感じられる場所もあったり。
鳥肌が立ったり涙が出たり
とまでの経験はなかったものの、
壮大な空気感に深く癒されました。
今回巡ったのは、
Bell Rock
Raven Cave
Boynton Canyon
Airport Mesa
Robbers Roost
この辺り。
帰りに、
Grand CanyonとFlag staff、
Arbaquaqueのバルーンフェスタに寄りつつ、
15時間の道のりを戻ってきました。
ちっぽけな自分
今回の旅で特に素敵だったのは、
Raven CaveとRobbers Roost。
特にRobbers Roostは
片道一時間以上歩く道のりで、
子連れにはハードでしたが、
「地球に生きている」
を親子で感じました。
本当に人はどれだけ
ちっぽけな存在なんだろうか、と。
こんなにも広くて、
こんなにも壮大で、
人間の力でできることなんて
ほとんどなーんにもないのに。
なぜか
自分の頭で考えていることが全てで、
「私」がいつも正しくて、
何でもできて、なんでもやっている、
そんな風に思ってしまう。
「私」で抱え込むんじゃなくて、
解放して受け入れてゆだねて生きること、
その大切さを改めて感じました。
死を意識すること
そして、
もちろんトレイルでは安全には
充分注意を払っていたけれども。
ちょっとでも油断したら
どうなるか分からない岩場。
そんな危機感を隣にすると、
やはり「死」を意識します。
生きていることが
当たり前ではなくて、
どんな時も常に
死は隣り合わせにあるということ。
そう意識すると日々、
過去や未来を行き来する余計な思考に
振り回されている場合ではなくて、
それらから一歩解き放たれて
今ここに真剣になることが大切だ
と気づけます。
ちなみに、
日常に戻るとすぐ
「死」を意識しなくなるのは、
「明日は当たり前に来る」
という強い思い込みがあるから。
そうした意味でも、
刻々と移りゆく大自然と対峙して、
「すべてのものは変わりゆく」ことを
肌で感じることは良い戒めになる。
雲も流れ続け、
太陽も動き続け、
風が吹けば大地は動き、
草木は枯れては新しい芽を出し、
目の前に広がる「今」は今しかない。
セドナの大自然の中に身を置く中で、
全てが変わりゆくことを理解し、
本当の意味で死を受け入れることで、
「私」から解放されて
今ココを生きることができるんだと、
全てがつながっていきました。
おわりに
こんな風に、
自然はマインドフルにあるために
大切なことをたくさん教えてくれる存在。
大自然の中にいるだけでも、
太陽の光や風が肌に触れる感覚、
聞こえてくる音や鼻で受け取る香り、
足の裏の感覚などなど、
さまざまに五感が敏感になって、
今ココを感じる力が育まれますしね。
でもこれって本当は、
敢えて壮大な自然の中に行かなくても、
日常でも受け取れること。
今置かれている環境や
経験していることを、
正面から感じていくことで、
いつも日常は豊かさに溢れている、
と気づける。
今ここを生きることで
人生がより豊かになりますように。
では、また!
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