現役小説家が教える「小説家になる方法」と「同人でもさっさと小説家を名乗ってスタートラインに立て」ということ

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同人で専業を2年、兼業2年目の小説家、小夜夏ロニ子です。
このnoteでは商業、同人含めて「小説家になる方法」を実体験を交えて解説します。

小説家とは?・・・小説でお金を稼ぐ人のこと。


小説家には専業と兼業がいます。
作家志望は一説では20万人いると言われていますが、専業で食べていける作家はその中のたった数百人しかいないとも言われています。
小説だけで食べていける人(専業)は本当に一握りなので、兼業(他の仕事もしている小説家)を目指すのが一生続けるなら無難です。なぜなら、私たちは1冊出して終わりではなく、一生書き続ける生活をしたいからです。
そもそも、専業になろうと思ってなれるものではありません。専業になるには運と実力の両方が必要です。
趣味で小説を書くだけではなく、仕事として小説を書いて生きていきたいなら、小説でお金を稼がなくてはなりません。
このnoteでは小説家になる方法、つまり小説でお金を稼ぐ現実的な方法を紹介します。

小説家になる4つのルート

商業と同人があります。
商業とは、出版社を通して本を出版すること。
同人とは、すべてを自費でまかない出版すること。同人作家がつくる本を同人誌と呼びます。

「商業作家」と「同人作家」がいる。

小説を出すには、4つのルートがあります。

①商業、新人賞に応募する。


書いた小説を出版社の賞に応募し、運良く賞をとれたら出版が決まります。その後担当の編集者がつき、次回作をどんどん書いていく生活が始まります。
本が出版されたら、印税が入ります。印税とは、本1冊あたりの作者に入るお金のことです。
1000円の本が売れたら作者に丸ごと1000円入るわけではなく、広報や編集を担当した出版社の取り分があり、作者に入るのは10%以下といわれます。
新人作家の場合は3.4%が相場らしいです。つまり1000円の本が1冊売れたら、34円が作者に入る仕組みです。
つまり1000部売れてやっと34000円なのですが、自分の小説が1000人にお金を出して読まれるというのがいかに難しいことなのかは小説を出してみればわかります。小説投稿サイトの無料で読めるPV1000人とはわけが違います。つまり小説家というのは、ベストセラーになる一握りの作家を除いて、基本的に儲かりません。
ただし、印税というのは重版がかかるたびに入ってきます。しかも1冊売れたら1冊分入ってくるのではなく、一度に何万冊と刷った分がまとめて振り込まれます。なので新作が話題になれば過去作の重版が掛かったりもするので、本をたくさん出すほど収入源が増えていくことになります。
ちなみに「出版社に原稿を直接持ち込む」のは現在ほとんど行われていないそうなので、相手にされないと考えた方がいいでしょう。


②小説投稿サイトでランキング上位になる


商業で出版するふたつめのルートは、「小説家になろう」「カクヨム」などの小説投稿サイトでランキング上位に入って出版社から声がかかるのを待つ、というルートです。これも「ウケる」小説の内容や流行を読み取る能力が必要なので簡単ではありません。
しかも自分から出版社に売り込むわけはなく、基本的には「待ち」のやり方です。ランキング上位に入ったからと言って確実に書籍化するわけでもありません。投稿サイトのランキングは気になるでしょうし、入ればうれしいものですが、書籍化のルートをこれだけに絞るのは賢明ではありません。


③小説投稿サイトのコンテスト(賞)に応募する


小説投稿サイトのコンテスト(賞)に応募して書籍化を目指す、というルートもあります。投稿サイトにすでに投稿した作品を登録するだけで応募できる場合が多いので、応募するだけしておくのがいいと思います。私も応募はしています。

ただし1~3のどのルートでも、賞をとったりして出版されるまで一切のお金は発生しないことは覚えておかなくてはいけません。
小説家として食べていくためには、小説が出版されるまで食べていく別のお金が必要なのです。


④同人誌を出す


同人(自費出版)で小説を販売します。 同人で小説を出すには、自分で小説のpdfなどを作成して販売サイトに登録します。これは紙でなくてもよく、データ販売(DL販売)も可能です。紙だと印刷代が数十万円単位でかかるうえに売れなかったら在庫を抱えて赤字になるのですが、電子書籍(ダウンロード版)なら印刷代が浮きます。ただし表紙イラストや挿絵、編集など、やってくれる人を自分で見つけるか、自分ですべてやらないといけません。本文を書けば勝手に本になるというわけではないのです。もちろんイラストレーターへの発注費用は数万円単位で自腹です。
その代わり、電子版の印税率は商業より高いです。有名サイトは35~50%ほどで、中には96%のところもあります。商業と違って広告を出版社がやってくれないので本数は売れないのですが、1本あたりは多くお金が入る分、少ない本数でも生計が成り立つというメリットが同人にはあります。

商業と同人のメリット、デメリット

商業のメリット

・実際に自分の本が本屋に並ぶので、小説家になった実感を味わえる。
・担当の編集者が無料でつく。
・表紙、挿絵、タイトルロゴデザインが自費でない。出版社がやってくれる。
・講演会や雑誌のコラム、webメディアのコラムなど、小説以外の仕事の依頼が来る可能性がある。
・新聞広告などを出版社がやってくれる。
・コミカライズ、アニメ化の可能性がある。その場合はさらにお金が入る。

商業のデメリット

・印税が安い。年に何冊も出しても専業で食べていけない、という人はざらにいる。
・編集者に「こういうのを書いてください」と言われ、好きなものが書けない場合がある。
・売れそうなものを書く羽目になり、好きなものを書けなくなる場合がある。

同人のメリット

・すべて自分でやるので、好きな内容、好きなイラストレーター、好きな分量、と自由につくれる。
・印税が商業より高い。

同人のデメリット

・費用がすべて自費。1冊つくるのに数万円かかる。
・メディアミックスの可能性はまずない。自分でやるしかない。
・小説を書くこと以外の仕事が多い。イラストレーターへのディレクション(指示)、支払い、組版データの作成、すべて自分。
・担当編集者がいない。フリーの編集者も一応居るが、編集をつけても売れて元が取れるとは限らない。
・販売数が少ない。ある有名サイトでは登録されている小説8000作品のうち、販売数の中央値は23本。つまり普通23本程度しか売れないということ。1000本売れたら上位5%に入るレベルで、小説はそもそも市場規模が小さい。

商業、同人、専業、兼業、どれがいいのか

私は同人作家として、電子書籍のみで専業を2年、兼業を1年やりました。
最終的に「小説家以外の職業と兼業で、同人をやる」を選びました。絶対に兼業がいいです。というより、専業はなろうと思ってなれるものではありません。商業でも同人でも、最低限稼ぎたい年収に売り上げが届く保証がどこにもないからです。「商業・専業」を目指すのがいちばん難しく、そもそも新人賞の受賞からの商業デビューというのは、人生計画に入れるべきではありません。実力がある上で、実力を認めてくれる審査員がそのときいるかの運も必要だからです。
専業は食べていけるのが一握りなのと、食べていけるようになるまでの金をどうするか、新作がなかなか書けない時期はどうするか、という問題があるため、今は半日の仕事と兼業でやっています。
同人を選んだのは、とにかくお金を稼ぐ必要があったからです。いろいろあって、働けない時期が数年ありました。その時期に唯一お金にできそうだったものが小説で、しかも新人賞をとるまで応募し続けている暇はありませんでした。単純にお金がなかったのです。なので試しに同人で売ってみたところ、売れました。これが小説家になった瞬間でした。
おそらく「兼業で同人から初めて、商業の賞にも応募する」がいちばんいいと思います。実際に私はそうしています。商業の賞には最終選考一歩手前までしか残ったことがありませんが、それでも何冊も本を自費出版して売れている事実が、自分を小説家だと思わせてくれます。
同人をやっていると、どこかで「商業で本を出していないなら小説家とはいえない」と思ってしまう人が多いのですが、、それは自分を苦しめるだけなので考え方を変えた方がいいです。同人でも小説を書いて売れているのだから、立派な小説家です。
とはいえどうしてもそう思えない人もいると思うので、そういう人は商業の賞に応募も並行でして、自分にとって小説家を堂々と名乗れる状態を目指しましょう。

実際に売ってみて

売り上げは3年間で500万円ほどですが、これは小説だけに限らず、ボイスドラマ等メディアミックスも含めます。
大卒1年目会社員の手取り(給料から税金が引かれたあとの金額)は月14万ほどなので、手取り年収168万円。3年で500万なら年収166万円。ただしここから税金を払わなくてはならないので、新卒より年収は低いことになります。ちなみにこれでも同人作家としては稼ぎの多い方なんじゃないかと思います。自慢ではなく、「新卒会社員の年収に届かないレベルでも儲かっている方」という現実を小説家を目指す方には覚えておいて欲しいのです。

実際の月収

作家の仕事だけで、月収3万~40万くらいです。ここしばらくはだいたい5~7万くらいで安定しています。新作を発売した直後は売上が多く、徐々に下がっていく感じです。ちなみに私は現在2か月に1本新作を出していますが、それでもこんなものです。

どのくらいの分量書けばいいのか

年に何冊出したいですか?
文庫本1冊の文字数は約10万文字です。同人なら1冊の文字数はこれより少なくて構いません。私の小説は3~7万文字です。多い人は20万文字の作品を出したりします。これを年間に何冊も出します。
1作がよっぽどヒットしない限り、年に複数冊出さないと収入が少なすぎるからです。
自分の書ける文字数を把握していない人は、作家になりたかったら今すぐ文字数の記録をつける習慣をつけてください。成長の見えにくい作家にとって、唯一自分の調子を計る指標が「その日に書けた文字数」です。ただし、他人と比べてはいけません。「過去の自分と比べて成長したか」だけを考えてください。スランプでも実は3年前より量は書けていた、なんてこともわかります。
その上で、とりあえず年間10万文字は書けるようになってください。これは全年齢では非常に少ない指標となります。つまり10万文字書ければもう書かなくていいのではなく、最低でもこのくらいは書けるのが当たり前になっておかないと苦しいということです。ですが不安に思う必要はありません。書き続けていれば、10万文字くらいはすぐに書けるようになります。

売れるもの、好きなもの、の折り合いのつけ方

趣味で書いているなら、好きなもの、書きたいものを今は書いていると思います。もちろんそれで売れるのが一番幸運なのですが、自分の好きなものが「ウケる」かは別です。これは時代もあるし、流行もあります。ウケるために流行のものを書くべきか、売れないのを覚悟で好きなものを書くべきか。多くの人はそれに悩みますが、落としどころとしては「好きなものを、流行の要素を取り入れて」が一番良いと思います。
作家としての実力のある人なら、自分の好きなジャンル以外でも書くことはできる。しかし本当に好きで書いている人には熱量で敵わないので、そもそも自分の好きなもの、書きたいものでしか勝負できないと考えた方がいいです。その上で、自分の書きたいものに流行のエッセンスを取り入れるのは十分やる価値があります。ライト層にも興味を持ってもらいやすくなり、新規読者を獲得できる可能性が高まるからです。また、流行の要素を入れつつ独自性を出す、というのも腕の見せ所です。売れるために自分を殺して書くのは苦しいですし、続きませんし、しかもそこまでしても売れる保証はありません。だからある程度好きなもので工夫して勝負するのがいいのです。
作品と商品は違います。作品とは芸術としての小説、つまり何か表現したいことを文字にしたものです。商品とは、誰かを楽しませるために書いたものです。小説でお金を稼ぎたいならどちらの要素も持つ必要があり、これが難しいところです。その無難な落としどころのひとつが、「好きなものを、流行の要素を取り入れて」なのです。

同人小説を売るための基本的な戦略

いきなり本を発売しても、知名度もなく、よほど魅力的な表紙とあらすじがないと売れません。商業の小説は、出版社がネットや新聞に公告を出してくれるから売れるのです。
同人小説を売るには、基本的な戦略があります。実際に私がやっている方法を解説した以下の記事で詳しく書いています。

さっさと小説家を名乗ってスタートラインに立て

いざ同人で小説を出版しても、「商業で本を出していないなら自分は小説家とは言えない」と謙遜する方は多いでしょう。
しかしその認識は大きな勘違いです。
なぜなら、読者にとってはプロの商業小説家が書いた小説も、同人小説も、同じ「娯楽の時間」の選択肢だからです。
つまり読者は「同人小説だから」と手加減なんてしてくれないのです。あなたの謙遜は勝手な手加減を期待していることと同じです。
1冊出した時点で、商業だろうと同人だろうと、あなたはもう小説家なのです。周りのプロ作家も手加減なんかしてくれません。プロもアマチュアも全員が、全力で面白いものを作っているのです。小説を出すというのはそこに飛び込むことです。「小説」というくくりの中ですべての小説は比べられます。その戦場に、1冊出した時点ですでにあなたは立っているのです。これを早く自覚してください。
「書店に並んでないから」「新人賞を獲っていないから」「小説だけで食べていけないから」本当の小説家とはいえない、なんて意識はさっさと捨ててください。それは「自分は本当の小説家じゃないから」と作品のクオリティや売り上げに対して言い訳していることと同じです。
1冊出した時点で、あなたはもう小説家なのです。そこからプロアマ全ジャンル入り乱れた無差別級の戦場を勝ち抜かなくてはいけないのです。
早く1冊出してください。そして思ったより売れない絶望を早く味わって、早く乗り越えてください。私もそうでした。そこからが小説家としてのスタートラインです。それでも書き続ける、面白いものを書くんだという気概を持てたとき、商業だろうと同人だろうと、堂々と小説家を名乗れると思います。
そして小説家を名乗ることで、自分の中にプロ意識が生まれます。「私だって小説家だ。中途半端なものはつくれない」というプロ意識を持って、良い作品を作り上げてください。

小説家になるために、今からできること

まずは1冊同人誌をつくって販売することを目指しましょう。二次創作でも、R18でも、なんでもいいです。
そのうえで、「小説を書き続ける人生」を送りたいなら、以下のことがあなたを高めます。

たくさん本を読むこと。

小説以外も読むことです。文章は今まで読んだ文章からつくられます。とにかくいろんな種類の文章にたくさん触れることです。純粋に語彙と表現の蓄積が自分の中にたくさんあった方がいろいろ書けますし、アイデアは組み合わせから生まれます。

日常生活のすべてをインプットだと思うこと。

よく他の作品に触れることをインプットと呼びますが、他の作品に触れるだけではなく、日常生活のすべてがインプットだと思うことです。朝自転車で職場に行くときにいつも信号待ちで隣になる犬の散歩をしている人は帰ったらどんな生活をするのだろう、木々が風に揺れる音がひときわ大きく聞こえるのは5月の連休で自分に少し時間があるからだろうか、ふと目に入った木の葉が変な形をしているなと思ったら裏に虫がいて「そうか、君も創作しているんだな」と思いを巡らせるなど、細かいところに注目して想像を巡らせることから芸術は生まれます。「芸術は細部に注目するところから生まれる」というのは覚えておいた方がいいです。細かなところに注目し、想像を巡らせることで、日常生活のすべてはインプットになります。

漫画、アニメ、ドラマ、映画、音楽、どんな芸術にも触れてみること。

この作品で言いたいことはなんだろう、自分だったらどう表現するだろう、と考えてみることです。1週目は純粋に観客として楽しみ、2週目は作り手目線で見る、というのがおすすめです。

とにかくメモを取ること。

どんなにいいアイデアでも忘れてしまう可能性があるからです。なんでもメモする癖があった方が個人的にはいいと思います。デジタルでもアナログでもいいです。するとある日メモしてきたいろんなことがつながって新しいものが生まれる瞬間が来ます。アイデアをメモするコツは、ひとつの媒体にすべてメモすることです。ひとつの手帳、ひとつのテキストファイルにすべてのアイデアを書いておきます。そうすると、全体を眺めてアイデア同士のつながりを思いつきやすくなります。

なんでも面白がること。

仕事がつまらないなら、仕事を面白いと思っている人にどんなところを面白く感じているのか聞いてみたり、ビジネス書を読んでみたりします。なんでも面白がるためにはいろんな「視点」が必要で、それを得るための行為が話を聞いたり読書したりすることです。

仕事を疎かにしないこと。

小説を書き続けるために、生きるために、お金を稼ぐための仕事は当然することになります。その方が結果的に長く小説を書くことができるし、お金があればいろんな経験をして小説の材料にできます。ついでに社会人の描写にリアリティを出すこともできる。

とにかく小説を書くこと。

インプットとアウトプットのどちらが大切か、と尋ねる人は、たいていはどちらもめんどくさがってやりたくないから聞いているのです。どちらが大切かなんて考えてはいけません。両方大事で、両方やるしかないのです。たくさん読み、たくさん書く。これを毎日のようにやり続ける。これが自分にとって当たり前にならなくてはいけません。

1日に書いた小説の文字数の記録をつけること。

小説の成長は目に見えづらいです。唯一見えるのは1日に書ける文字数の変化です。自分が成長しているかわからなくて不安なときに、この記録が助けになります。スランプを抜け出すときも、記録は頼りになります。

小説家になるより、小説家を続ける方が難しい

1冊やっと本を出しても、読者は新人だからと手加減してくれません。同人だろうと、プロの作家と比べられます。なぜなら読者の時間は有限だからです。宮部みゆきや村上春樹といきなり争わなければならないのです。そんな過酷な世界で、少しでも読んでくれる人のために、作品を出し続ける。1冊目を出して、想像以上に売れないことをまず実感してください。そこからが小説家のスタートで、その状態から、めげずに作品を出し続けていかないといけません。やめてしまう人もたくさんいます。それでも書きたいなら、小説家であり続けたいなら、書くことです。
ですが、しばらく書かない時期があっても大丈夫です。死ぬまでにもう1作も書かないと言えるでしょうか? この自分が? そんなことはないはずです。自信と挫折と、もう少しだけやってみるかを繰り返して、それでも書くことがやめられず書き続ける、その生き方を小説家と呼びます。

小説家になることは幸せなのか

小説を書きたいという衝動があなたの人生にあるならば、それで暮らせることは幸福です。
たとえ生活に必要な額を稼げないとしても、1円でも自分の小説で稼いだお金があると意識が変わります。自分は小説家なんだと思えます。言われたことこなしてもらった会社の給料とは重みの違う、自分の手で何かを作り出して得たうれしさの違う1円をぜひ味わってみてください。
そして小説家としての本当の幸福は、売れたかどうかではなく、小説を書いている時間そのものにあります。書いてさえいれば私は幸せなのだ、そう思えたら、小説家という職業は無敵です。

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