エロSS書きが官能小説で500万稼いだ堅実な7つの方法

pixivにエロ小説を投稿し始めて早３年、稼いだ額は500万円を超えました。
このnoteでは小説に関する私のすべての収入源、稼ぐ方法、実際にどうやっているかを公開しています。
「エロSSがお金にならないかな……」と少しでも思っている方以外は買わないでください。

返金申請も受け付けていますので、一読して有用でなければ全額返金を申請してくださればと思います。

１つ目の方法：小説を販売する

もっともシンプルな方法は、小説を書いて、売ることです。私の一番大きな収入源もこれです。

売る方法は電子書籍で、ダウンロードサイトを利用します。紙で製本して同人イベントで売るのはまず採算が合わないので最初はやめてください。

私が使っているのはDLsite、FANZA、BOOTHです。

　同人誌を売れるサイト
　・DLsite
　・FANZA
　・BOOTH

他にもダウンロード販売のサイトはありますが、小説を売る上ではこれら３つ、特にDLsiteが有用です。私の売上も一番多いのはDLsiteでの売上です。

いわゆる同人誌を作って販売する、という行為なので、小説を書いてtxtファイルにするだけでなく、本の形をしたデータにする必要があります。
簡単なのはpdfです。
あなたの性癖の詰まった小説を書き下ろし、本にしましょう。
内容は何でも構いませんが、売れそうなものではなく、あなたが得意とするものを書くべきです。
なぜなら、採算を気にせず好きでやっているクリエイターがたくさん居て、得意なこと以外でその人たちと競うのは無理があるからです。
売れそうだからと苦手なジャンルを無理して書いても、好きで得意な人が書いたものの熱量には敵いません。たまたま買ってもらえても、作品に熱がなければ固定ファンを獲得するのが難しく、次回作が売れなくなります。
熱く語れる得意なジャンルを書きましょう。

本にする方法は、無料のサイトとソフトで十分です。
私が使っているサイトは

「縦書き小説PDFメーカー」と「PDF24」と「pixivプレミアム」です。

　本文のpdf化　→　pixivプレミアム（無料ならLibreOffice）
　扉、目次、奥付　→　縦書きPDFメーカー
　PDF結合、イラスト挿入　→　PDF24

詳しいやり方は検索しながらでも十分わかるかと思いますが、調べるのが面倒な方は製本の仕方を詳しく解説した「趣味のえっちなSS・小説をDLsiteで費用ゼロで売って110円稼ぐ方法〜小説同人誌の売り方、つくり方〜」も読んでみてください。

表紙と挿絵は重要

同人誌をつくる場合、イラストレーターさんに頼んで表紙イラストと挿絵を描いてもらうのがおすすめです。
小説は読んでみないと面白さ・エロさがわからないため、パッと見で興味を持ってもらうにはイラストが一番だからです。
「このイラストレーターさんの絵が見たいから」という理由で買ってくれる方もいるでしょう。小説を読んでもらえるきっかけをつくるため、ぜひ依頼すべきです。
有料作品を販売しようとしているわけなので、もちろん有償で依頼しましょう。
好きなイラストレーターさんに依頼のメールやtwitter DMを送ります。
依頼メールの例文はこんな感じです。

○○様
はじめまして、ライターの小夜夏ロニ子と申します。
イラストの有償依頼をしたいのですが、現在依頼は受け付けていらっしゃるでしょうか？
twitterで〇〇様のイラストを拝見し、とても好みのイラストだったのでぜひ描いていただきたいと思いました。
以下が内容の詳細です。

【報酬】
33000円（消費税込み）

【希望納期】
3月末

【納品物】
カラーイラスト　１点

【使用用途】
・当サークルから販売予定の小説の表紙
・DLsite等販売サイトへの掲載
・宣伝を目的としたtwitterへのアップロード

【内容】
・女の子が男性の乳首を背後から抱きつき責めているイラスト
・アングルはお任せします
・女の子、男性のキャラデザはお任せします

金額、納期が適切か、まずは見積もりをお願いいたします。
ご不明な点あればお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

小夜夏ロニ子

料金相場はカラーなら1枚2〜3万円、モノクロなら1〜2万円くらいからです。それ以下にはならないようにしましょう。人によってはカラー１０万円の方もいます。

依頼を受けていただけるという返事が来たら、画像サイズについても触れます。
同人誌にするなら、「縦長」「A版」「dpi300以上」とお伝えすれば間違い無いと思います。 一応印刷まで想定した解像度がdpi300以上となります。 サイズは文庫本ならA6なので「1240×1748ピクセルのdpi300」とお伝えしてもいいと思いますが、描く時はもっと大きなサイズで描く人が多いと思うので、原寸画像さえA版ならあとはこちらでA６に調整しても大丈夫です。

他のサイズを指定したい場合はこちらのサイトが参考になります。

http://sizeall.sakura.ne.jp/abpixel.php

また、タイトルロゴはイラストレーターさんに一緒にやってもらえないか相談するか、別でデザイナーさんを探しましょう。
twitterで「デザイン　依頼」などで検索してみるのがいいと思います。依頼条件を書いて募集ツイートをするのもいいでしょう。ココナラなどのサイトを利用して探すのもありです（その場合R１８可かは一応確認します）。
ロゴの相場は１万円前後かと思います。

こうしてイラスト・本文を製本したpdfを作成したら、ダウンロードサイトに登録して販売します。

ただ登録しても売れない

ただ作品を登録しただけではほとんど売れませんので、宣伝をします。
パッと思いつくのはtwitterで呟くことかと思いますが、フォロワーがある程度いなくては効果はありません。
商売に共通する動線を考えて、適切な場所で宣伝する必要があります。

商売の3つの要素

商売の基本は「集客→販売→商品」です。
「集客」は興味のありそうな人を集めること。
「販売」は集めた人に実際に買ってもらう行動を起こさせること。
「商品」は商品をつくること。
この順番で行います。

　商売の3つの要素
　　集客　→　販売　→　商品

意外かもしれませんが、商品をつくるのは最後で大丈夫です。
なぜなら、集客には時間がかかるものなので、何はともあれ集客を早く始めることが大事だからです。
私がやっている、それぞれの具体的な方法を書いていきます。